GPOで共有プリンターをユーザー毎に割り当てる方法(ドライバのインストール祭りから卒業)

プリントサーバーに構築した共有プリンターをグループポリシー(GPO)でユーザー毎に割り当てる方法を解説します。この設定をマスターすれば、ドライバーのインストール祭りから解放されます。

目次

グループポリシー(GPO)の作成と適用手順

「グループポリシーて何?」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう!!で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。

プリントサーバーの構築

この記事をご覧の方は、プリントサーバーの構築が済んでいると思われますが、まだの方は以下記事をご参照の上プリントサーバーを構築してください。簡単です。

【Windows Server】プリントサーバーの構築方法と利用方法|プリ鯖の解説やメリットも

グループポリシーの設定

プリントサーバーで印刷の管理を開いて、下の図を参考にしプリントサーバ配下にあるプリンターを選択してください。

割り当てたいプリンターを右クリックして、「グループポリシーの展開」をクリックしてください。

展開先のGPOを選択してください。

ユーザー単位で設定したい場合は、「このGPOが適用されるユーザー」にチェックを入れてください。
コンピューター単位で設定したい場合は、「このGPOが適用されるコンピューター」にチェックを入れてください。
※両方チェック可能です。

終わったら、追加をクリックします。

下の枠内に内容が転記されていれば成功です。

GPOの確認をしましょう。以下の図のようになっていればOKです。

クライアントPCでの検証

割り当てができたかクライアントPCで確認をしてみます。以下の図のように表示されているかと思います。

別の方法(デフォルトプリンターを指定したい場合)

上記で説明した以外の方法があり、デフォルトプリンターを指定したい場合はこの方法を利用します。別記事をご参照ください。

GPOでデフォルトプリンター(通常使うプリンターに設定)を指定する方法

まとめ

これでプリンターが入替になっても、端末が入替になってもGPOを操作するだけでプリンタ設定が完了します。システム管理者にとっては、物凄い楽になりますよ。おススメです。

また、分かりにくり共有プリンターにおけるプリンタードライバーついて、以下の記事に纏めましたのでご参照ください。理解が深まると思います。

共有プリンターを利用する場合、ドライバーのインストールって必要?(検証してみた)

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