WSUSの構築と初期セットアップ手順を図解で徹底解説|インストールから初期設定まで詳しく

WSUSの構築と初期のセットアップまでの流れを解説していきます。

目次

WSUSのインストール

既にADサーバーとなっているサーバーにWSUSをインストールしていきます。

サーバーマネージャーの「役割と機能の追加」を選択します。

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「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択

「サーバープールからサーバーの選択」を選択

Windows Server Update Serviceを選択してください(WSUSはWindows Server Update Serviceの省略形です)

チェックをすると下記の画面が出ますので、「機能の追加」を選択してください

チェックがつきました。

追加の機能はあれば選択してください

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デフォルトのチェックのまま「次へ」

WSUSのデータを保存するパスを指定して「次へ」

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「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」にチェックを入れて「インストール」

5分くらいかかりました。

下図が表示されれば完了です。「閉じる」

これでWSUSのインストールが完了となります。

WSUSの初期セットアップ

それでは、WSUSを利用可能な状態にするための作業を説明します。

「コントロールパネル」の「管理ツール」を選択してください

「Windows Server Update Service」を開いてください、WSUSの運用ではこのアプリケーションを利用することになりますので、デスクトップに置いておくと便利です。

デフォルトのままで「実行」ボタンを押下

「閉じる」を押下

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「はい、Microsoft Update品質向上プログラムに参加します」はメンドクサソウなのでチェックを外しました。

2択が出てきます。インターネット上から直接更新プログラムを取得する場合は、「Microsoft Updateから同期する」を選択。別のWSUSから更新プログラムを取得する場合は、「別のWindows Server Update Serviceサーバーから同期します」を選択して「次へ」

プロキシ経由でインターネット接続をする、もしくは他のWSUSに接続するのであればプロキシの情報を入れて「次へ」

「接続の開始」をクリック
※20分程度かかったので注意

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更新プログラムの対象言語を選択しまうす。WSUSのデータが多くなってしまうのでなるべく最小限にしてください。後からでも変更可能です。

更新対象のWindows製品を選択してください。これもWSUSのデータ量を抑えるために最小元にしてください。後からでも変更可能です。

分類の指定です。これも同様に最小限にしてください。後からでも変更可能です。

同期を手動か自動で選択します。特別な理由が無い限り「自動で同期する」を選択してください。

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完了です。お疲れ様でした。

動作確認

改めてWindows Server Update Serviceを立ち上げてみます。下図のような画面でWSUSの運用をしていくことになります。

データの保存場所を確認してみます。指定したWSUSの保存場所を見てみるとファイルができていました。この場所に更新プログラムが保存されていくことになります。

これでインストールと初期セットアップ全てが完了です。

クライアント端末側の「WSUS」の設定

サーバーの設定をしても、クライアント端末側の設定をしないと機能しません。クライアント端末側のWSUSの設定については、【簡単】クライアント端末側の「WSUS」の設定を解説の別記事で解説をしていますので、ご参考にしてください。

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