以下のセキュリティ対策費用として国から約236億円の補助金が投入されます。
1 自治体情報システムの強靭性の向上
既存イントラ環境からインターネット接続を完全に分離させる。他にも個人番号利用事務系へ2要素認証を導入したり、外部接続媒体を遮断したりといった対策を行う。
2 自治体情報セキュリティクラウドの構築
インターネットの出口を各都道府県で一本化して、その出口において様々なセキュリティ対策を行う。
補助金内では対応しきれないので各自治体は持ち出しを行い、予想では1000億円程度の金額が今年度中に動きます。
さて誰が儲かるか?
この1000億円の金額がどのベンダーにいくか整理してみました。
単純な発想ではその会社の業績は伸びて株は上がるはずです。
アズジェント(東証JASDAQ:4288)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4288.t&ct=b
ほぼ無害化ツールとして一択となっているVotiroを販売している代理店です。
ピモモールにもVotiroの導入を決めたといった情報が複数入ってきており、相当今年度儲かるんじゃないかと見ています。
まだ株式に折り込まれていないのでチャンスかと思います。
ただ、総務省がVotiroなんて無害化と認めないと言う可能性もあり、少しリスクがあります。まあ5万あれば買えますので。
株式会社ラック(東証JASDAQ:3857)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3857.T
県の上位に位置するセキュリティクラウドは専門の機関によってセキュリティ監視が行われます。
この監視のほとんどをラックが行うのでは?といった雰囲気があります。
来年度以降も継続契約となることでしょうし長期投資でも面白いでしょう。
専門機関として一流ですし、活動暦も長いですし安心感があります。
ピモミールも県の担当者ならラックにお願いするかな。
ネットワンシステムズ(株)(東証一部:7518)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7518.T&ct=z&t=5y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
ネットワーク分離をVDIやSBC方式で提案している会社です。
VMware の仮想化をメインで取り扱っており、クラウドタイプが得意であるといった印象です。
取り扱い製品が豊富でノウハウもあり、ネットワーク機器やセキュリティ機器を一括で頼める事からか「ネットワン」で決めたといった情報が複数入ってきています。
素人視点ですが、チャートからも今買えば損はしないといった水準ではないでしょうか。しっかりした企業です。
最後に
3社しか挙げていない理由としては、株式上場していない会社が多かった為です。
一般的にはニッチな市場であるんだなと思いました。
また、海外の製品を複数の代理店が販売するといったパターンもあり、分散していて絞りきれませんでした。ただ上記で挙げた3社は硬いと思っています。
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