「Office365を導入したいからフォロー頼む」とクライアントから連絡が入った(ガックリ)
検討を進めました。規模としては300アカウント以下の組織で、希望としてはグループウェアとして利用したいという事でした。
Office365はOffice、メール、グループウェア、ネットワークストレージを希望に応じてある程度選択できるようになっています。例えば、Officeは既存で購入したものを継続利用するケースでは、Office無しのプランを選択するといったような具合です。
グループウェアとして利用する場合はsharepointというソフトを利用します。価格はメール利用(Exchange Online)とオンラインストレージ(OneBox)もついて月額540円とかなりリーズナブルです。人気グループウェアのサイボウズが月額700円であることを考えると365良いじゃん!と最初は思いました。
目次
落とし穴
大きな落とし穴がありました。sharepointを利用した場合、自分でコンテンツを作成する必要があります。テンプレートで結構なところまで作れますが、結局最終的にはテンプレを選んだり検証したりと工数が発生します。また、組織内での意見収集や承認等の煩わしさがあります。
一方、サイボウズ等のグループウェア専用サービスであれば最初から決められたらメニューがありますから、購入した時点で安定した機能が利用できます。365をグループウェアとして選定する場合は、カスタマイズのグループウェアを利用したケースでメリットが出る組織であること、そしてカスタマイズする人員がいることが必要となります。
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