エクスプローラでファイルを操作する際、一瞬のフリーズが発生する問題に直面している方も多いでしょう。この記事では、その原因と具体的な解決策について詳しく解説します。
目次
問題の特定
この問題に遭遇すると、操作が一時的に停止します。特に、「wsappx」というサービスのCPU使用率が少しだけ上がる傾向があります。以下に主な症状を列挙します。
- ファイルをクリックすると砂時計マークになり、一瞬フリーズします。
- フォルダでは問題が発生しない。
- ファイルの拡張子に依存せず、エクセル、テキスト、PDF、ワードなどで発生します。
- ファイルはPCのローカル(デスクトップ)に保存されています。
関連するサービス: wsappx
タスクマネージャで「wsappx」というサービスのCPU使用率が上がっている場合があります。このサービスは、Windowsストアアプリに関連するものであり、これが影響している可能性があります。
解決策
以下の手順は、一般的なトラブルシューティング手法として有効な場合があります。
Windows Updateの確認
最新のWindows Updateを適用することで、問題が解消されるケースもあります。
ドライバの更新
特に、マウスやキーボード、そしてHDDやSSDのドライバを最新にしてみてください。
ディスクのクリーンアップ
ディスククリーンアップツールを使用して、不要なファイルやキャッシュを削除します。
「wsappx」サービスの無効化
このサービスを無効にすることで、問題が解消される可能性がありますが、Windowsストアアプリに影響を与える可能性もあります。慎重に操作してください。
Windowsキー + R
を押し、services.msc
と入力。- サービス一覧から「Windows Store Service (Wsappx)」を探して、無効に設定。
システムの高度な設定変更
- エクスプローラを開き、
ビュー
>オプション
>フォルダーと検索のオプションの変更
に進む。 表示
タブで「常にアイコンを表示する、サムネイルではない」というオプションを有効にする。
まとめ
エクスプローラで発生する一瞬のフリーズ問題は、多くの場合、システムまたはアプリケーションの不具合、設定に起因しています。上記の手順を試してみて、問題が解消されることを期待します。ただし、「wsappx」サービスの無効化は注意が必要ですので、他の手段で解決できない場合に限り試してください。
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