Pythonでの条件式とブール演算の詳細解説

Pythonでは、`if`、`elif`、`else`を使って条件分岐を書くことができます。また、ブール演算(`and`、`or`、`not`)も活用されます。この記事では、条件式の基本から応用、そしてブール演算について具体的なコード例とともに解説します。

目次

条件式の基本

条件式はプログラムの流れを制御するための仕組みです。Pythonでは`if`、`elif`、`else`キーワードを使って条件式を書きます。

`if`の基本形

`if`文の後に条件を指定し、その条件が`True`であれば、`:`以降のインデントされたブロックのコードが実行されます。

age = 20
if age >= 18:
    print("成人です")  # 条件がTrueならこの行が実行される

`elif`と`else`

`elif`は、前の`if`または`elif`の条件が`False`のときに次に評価される条件です。`else`は、すべての条件が`False`の場合に実行されます。

score = 75
if score >= 90:
    print("優秀")
elif score >= 70:
    print("良い")
else:
    print("がんばりましょう")

ブール演算

`and`、`or`、`not`の基本

`and`は両方の条件が`True`である場合に`True`を返します。`or`はどちらかの条件が`True`であれば`True`を返します。`not`は条件が`False`であれば`True`を返します。

a = True
b = False

# and演算
result = a and b  # False

# or演算
result = a or b  # True

# not演算
result = not a  # False

応用例

複数の条件を組み合わせる

`and`や`or`を使って複数の条件を組み合わせることができます。

age = 25
is_student = False

if age >= 20 and not is_student:
    print("成人で学生ではありません")

三項演算子(Ternary Operator)

Pythonでは三項演算子を使って、短い`if-else`文を一行で書くことができます。

age = 20
result = "成人" if age >= 18 else "未成年"
print(result)

リスト内包表記での条件分岐

リスト内包表記でも条件分岐を使うことができます。

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
squared_even = [x ** 2 for x in numbers if x % 2 == 0]
print(squared_even)  # Output: [4, 16]

まとめ

この記事では、Pythonでの条件式とブール演算について詳しく解説しました。`if`、`elif`、`else`を使った基本的な条件分岐、`and`、`or`、`not`を用いたブール演算、さらには応用例についても触れました。これを機に、Pythonの条件式とブール演算を使いこなして、より高度なプログラミングを行ってみてください。

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