この記事では、SQLで使用されるINNER JOINを使って複数の条件でデータを絞り込む方法を詳しく解説します。具体的なSQLクエリ例とその解説を用いて、より高度なデータ抽出ができるようになる手法を紹介します。
目次
はじめに
INNER JOINは、複数のテーブルからデータを結合する際に頻繁に使用されるSQLの構文の一つです。一つのテーブルだけでは情報が不足する場合、INNER JOINを用いて補完することができます。この記事では、特に「複数の条件」を用いたデータの絞り込みに焦点を当てます。
基本的なINNER JOINの使い方
構文
基本的なINNER JOINの構文は以下の通りです。
SELECT columns
FROM table1
INNER JOIN table2
ON table1.column = table2.column;
サンプルデータ
以下の2つのテーブルを例にします。
ID | Name | Age |
---|---|---|
1 | John | 28 |
2 | Sarah | 25 |
3 | Mike | 32 |
UserID | OrderID | Amount |
---|---|---|
1 | 101 | 300 |
2 | 102 | 150 |
3 | 103 | 210 |
複数の条件で絞り込む方法
ANDを使った絞り込み
複数の条件で絞り込む最も基本的な方法は、AND演算子を用いることです。
SELECT Users.Name, Orders.OrderID
FROM Users
INNER JOIN Orders
ON Users.ID = Orders.UserID AND Orders.Amount > 200;
ORを使った絞り込み
また、OR演算子を使っても複数の条件でデータを絞り込むことができます。
SELECT Users.Name, Orders.OrderID
FROM Users
INNER JOIN Orders
ON Users.ID = Orders.UserID OR Users.Age >= 30;
まとめ
INNER JOINは非常に強力な機能であり、特に複数の条件での絞り込みを行う際にその真価が発揮されます。この記事で紹介したテクニックを用いて、より高度なデータ分析を行ってみてください。
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