この記事では、SQLを用いてINT型のカラム値を増減させる方法を詳しく解説します。特に、UPDATEクエリの使い方に焦点を当て、実際の例と共に説明します。
目次
INT型カラムとは
INT型カラムは、整数値を格納するためのデータ型です。範囲はデータベースの種類や設定により異なる場合がありますが、多くの場合は-2147483648から2147483647までの整数値を格納することが可能です。
UPDATEクエリの基本形
UPDATEクエリは、テーブルの既存のレコードを修正するためのSQLの文です。基本的な形式は以下のようになります。
UPDATE テーブル名
SET カラム名 = 値
WHERE 条件;
INT型カラムの値を増減する方法
値を増加させる
INT型のカラムの値を増加させる場合、以下のようなUPDATEクエリを使用します。
UPDATE テーブル名
SET カラム名 = カラム名 + 増加量
WHERE 条件;
値を減少させる
INT型のカラムの値を減少させる場合、以下のようなUPDATEクエリを使用します。
UPDATE テーブル名
SET カラム名 = カラム名 - 減少量
WHERE 条件;
具体的な例
サンプルテーブル
以下は、この例で使用する仮の「employees」テーブルです。
ID | 名前 | 年齢 | 給与 |
---|---|---|---|
1 | 田中 | 30 | 300000 |
2 | 鈴木 | 25 | 250000 |
3 | 佐藤 | 40 | 450000 |
給与を10%増加させる例
以下のUPDATEクエリを用いて、全員の給与を10%増加させます。
UPDATE employees
SET 給与 = 給与 * 1.1;
年齢が40以上の人の給与を50000減少させる例
以下のUPDATEクエリを用いて、年齢が40以上の人の給与を50000減少させます。
UPDATE employees
SET 給与 = 給与 - 50000
WHERE 年齢 >= 40;
まとめ
この記事では、SQLを用いてINT型カラムの値を増減させるUPDATEクエリについて詳しく解説しました。具体的な例とともに、値を増加や減少させる方法を学びました。この知識を使い、効率的なデータベース操作を行いましょう。
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