SQLでINT型のカラム値を使ってフィルタリングと検索する方法

この記事では、SQLでINT型のカラム値を使ったフィルタリングと検索について解説します。具体的なSQLクエリの例とそれぞれの操作が何をするのかを詳しく見ていきましょう。

目次

INT型とは

INT型は、整数を保存するためのデータ型です。主にIDやスコア、在庫数など、整数値を扱う場面で使用されます。

INT型の特徴

INT型の特徴を簡単にまとめると以下の通りです。

  • 整数のみを保存可能
  • 範囲には制限がある
  • 計算が高速

基本的なフィルタリング方法

WHERE句を使ったフィルタリング

最も基本的なフィルタリングは、`WHERE`句を使って行います。以下のSQLクエリは、`score`カラムが50以上のレコードを抽出する例です。

SELECT * FROM students WHERE score >= 50;

複数条件でのフィルタリング

複数の条件を指定する場合、`AND`や`OR`を使います。以下は、`score`が50以上で、かつ`class`が1のレコードを抽出する例です。

SELECT * FROM students WHERE score >= 50 AND class = 1;

検索におけるINT型の活用方法

INT型のカラム値を使って検索する際のテクニックを紹介します。

範囲指定での検索

範囲指定で検索する場合、`BETWEEN`キーワードを使用します。この場合、範囲内の値が対象となります。

SELECT * FROM students WHERE score BETWEEN 50 AND 100;

テーブルの例

ID名前スコア
1田中70
2佐藤80
3鈴木60
範囲指定での検索結果

IN句を使った検索

`scores`テーブルから特定の`score`を持つレコードを抽出する場合、`IN`句を使います。

SELECT * FROM students WHERE score IN (50, 60, 70);

テーブルの例

ID名前スコア
1田中70
3鈴木60
IN句を使った検索結果

まとめ

SQLでINT型のカラム値を使ったフィルタリングと検索にはいくつかの方法があります。`WHERE`句を基本とし、`AND`や`OR`で複数条件を組み合わせたり、`BETWEEN`や`IN`で範囲や特定の値を指定して検索できます。テーブルのデータに応じて最適な方法を選びましょう。

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