この記事では、SQLを用いて特定の日付フォーマットでデータを表示する方法について詳しく解説します。SQLのDATE_FORMAT関数や、CAST関数を使った具体的な手法、そしてそれらの使い方のメリットとデメリットについても触れます。
目次
はじめに
データベースから日付データを取得する際、特定のフォーマットで表示させたいケースは多々あります。SQLには、このようなニーズに応えるためのいくつかの関数が存在します。
DATE_FORMAT関数の基本
基本構文
DATE_FORMAT関数を使用する基本的な構文は以下の通りです。
SELECT DATE_FORMAT(カラム名, 'フォーマット')
FROM テーブル名;
フォーマット指定子
DATE_FORMAT関数で使用できる主要なフォーマット指定子を以下のテーブルで紹介します。
指定子 | 説明 |
---|---|
%Y | 4桁の年 |
%y | 2桁の年 |
%M | 月名(日本語) |
%m | 2桁の月 |
%D | 日付(サフィックス付き) |
%d | 2桁の日 |
使用例
以下のSQLクエリは、日付を’YYYY年MM月DD日’の形式で取得します。
SELECT DATE_FORMAT(登録日, '%Y年%m月%d日')
FROM ユーザー情報;
CAST関数を使用した日付フォーマットの変更
基本構文
CAST関数を使用する場合の基本的な構文は以下です。
SELECT CAST(カラム名 AS データ型)
FROM テーブル名;
データ型オプション
CAST関数で使用できるデータ型オプションは以下のテーブルで紹介します。
データ型 | 説明 |
---|---|
DATE | 日付 |
TIME | 時間 |
DATETIME | 日付と時間 |
CHAR | 文字列 |
使用例
以下のSQLクエリは、日付と時間のデータを日付だけに変換します。
SELECT CAST(更新日時 AS DATE)
FROM ユーザー情報;
まとめ
特定の日付フォーマットでデータを表示するためには、SQLのDATE_FORMAT関数やCAST関数が非常に有用です。どちらの関数にもそれぞれメリットとデメリットがありますので、状況に応じて適切な関数を選ぶことが重要です。
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