この記事ではSQLにおける`DATE`と`DATETIME`のデータ型の相互変換方法について解説します。SQLで日付や時刻を扱う場合、データ型には`DATE`と`DATETIME`がよく用いられます。それぞれの違いと相互変換の手順を具体的なSQLクエリとともに紹介します。
目次
DATEとDATETIMEの基本的な違い
`DATE`と`DATETIME`は、SQLで日付や時間を保存するためのデータ型ですが、それぞれには以下のような特性があります。
データ型 | 日付 | 時刻 |
---|---|---|
DATE | ○ | × |
DATETIME | ○ | ○ |
DATEからDATETIMEへの変換
DATEからDATETIMEに変換する場合は、SQLの内蔵関数を使用できます。
CAST関数を用いた方法
CAST関数を使用して、DATE型からDATETIME型に変換することができます。
SELECT CAST('2023-10-20' AS DATETIME);
このクエリは、`2023-10-20`というDATE型のデータを`2023-10-20 00:00:00`というDATETIME型に変換します。
DATETIMEからDATEへの変換
逆に、DATETIMEからDATEに変換する場合もいくつかの方法があります。
CAST関数を用いた方法
こちらもCAST関数を用いて、DATETIME型からDATE型に変換することができます。
SELECT CAST('2023-10-20 12:34:56' AS DATE);
このクエリは、`2023-10-20 12:34:56`というDATETIME型のデータを`2023-10-20`というDATE型に変換します。
DATE関数を用いた方法
DATE関数を使用する方法もあります。
SELECT DATE('2023-10-20 12:34:56');
この方法も同様に、`2023-10-20 12:34:56`を`2023-10-20`に変換します。
まとめ
SQLにおいて`DATE`と`DATETIME`の相互変換は比較的簡単に行うことができます。主な方法としては、CAST関数を使用する方法がありますが、DATETIMEからDATEへの変換には専用のDATE関数も利用可能です。
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