ストアドプロシージャでストリング操作を行う方法

この記事では、SQLにおけるストアドプロシージャでのストリング操作方法について詳しく解説します。文字列の結合、置換、部分文字列の取得など、日常的に必要な処理を効率よく行うためのテクニックを探求します。

目次

ストアドプロシージャとは

ストアドプロシージャは、一連のSQL文を一つのプログラムとして保存し、呼び出して実行することができる機能です。これにより、複雑なロジックを効率的に処理することが可能となります。

ストリング操作の基本

CONCAT関数を用いた文字列結合

SQLでは`CONCAT`関数を使用して文字列を結合できます。以下はその例です。

DECLARE @firstName NVARCHAR(50) = '太郎'
DECLARE @lastName NVARCHAR(50) = '山田'
DECLARE @fullName NVARCHAR(100)
SET @fullName = CONCAT(@lastName, ' ', @firstName)
PRINT @fullName
変数
@firstName太郎
@lastName山田
@fullName山田 太郎
テーブル名称1: 変数とその値

REPLACE関数による文字列の置換

`REPLACE`関数を使用して、文字列内の特定の文字や単語を置換することができます。

DECLARE @message NVARCHAR(100) = 'こんにちは、世界'
SET @message = REPLACE(@message, '世界', '日本')
PRINT @message
変数置換前置換後
@messageこんにちは、世界こんにちは、日本
テーブル名称2: 文字列の置換

ストアドプロシージャでのストリング操作

ストアドプロシージャ内での文字列結合

ストアドプロシージャ内でも同様に文字列を操作できます。以下はその一例です。

CREATE PROCEDURE ConcatNames
@firstName NVARCHAR(50),
@lastName NVARCHAR(50)
AS
BEGIN
  DECLARE @fullName NVARCHAR(100)
  SET @fullName = CONCAT(@lastName, ' ', @firstName)
  PRINT @fullName
END

まとめ

ストアドプロシージャにおいても基本的な文字列操作は問題なく行えます。特に`CONCAT`や`REPLACE`といった関数は非常に便利で、複雑なロジックをシンプルに書く力を持っています。

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