目次
ビュー(View)とは
ビューとは、SQLで一度定義して保存しておくことができる仮想的なテーブルです。ビューはデータベース内の実際のテーブルからデータを参照し、繰り返し使うSQLクエリを効率よく処理できるようにします。集計関数とは
集計関数は、テーブルの複数の行を集計して一つの値を返す関数です。よく使用される集計関数には、SUM(), COUNT(), AVG(), MIN(), MAX()などがあります。ビューでの集計関数の使用例
ビューで集計関数を使う主なケースとしては、以下のようなものが考えられます。基本的な使用例
以下は、社員テーブルから各部署の平均給与を計算するビューの例です。CREATE VIEW avg_salary_by_department AS
SELECT department, AVG(salary) as avg_salary
FROM employees
GROUP BY department;
ビューを使って繰り返し集計を行う
一度ビューを作成すれば、そのビューを使って何度でも集計を簡単に行えます。SELECT * FROM avg_salary_by_department;
ビュー内で複数の集計関数を使用する
ビュー内で複数の集計関数を使用して、より詳細な分析を行うことも可能です。CREATE VIEW detailed_stats_by_department AS
SELECT department,
AVG(salary) as avg_salary,
MAX(salary) as max_salary,
MIN(salary) as min_salary,
COUNT(*) as num_employees
FROM employees
GROUP BY department;
ビュー名 | 説明 |
---|---|
avg_salary_by_department | 各部署の平均給与 |
detailed_stats_by_department | 各部署の統計詳細 |
まとめ
ビューで集計関数を使用することで、繰り返し行う集計処理を効率化できます。また、ビューを用いることで複雑なSQLクエリを簡素化し、再利用も容易になります。今回紹介した例を参考に、ビューと集計関数を上手に組み合わせて、データ分析作業を効率よく行いましょう。created by Rinker
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