XServerドライブとGoogle Driveを徹底比較!法人向けクラウドストレージを選ぶならどっち?

企業で扱うデータ量がどんどん増加する時代、クラウドストレージの選択はますます重要になってきています。特に近年ではリモートワークや在宅勤務が広がり、社外からでも安全にデータへアクセスできる仕組みが求められるようになりました。そこで多くの企業が導入を検討するのがクラウドストレージサービスですが、代表的な例として「Google Drive」が挙げられます。そしてもう一つ、ビジネスシーンに特化した国産の法人向けクラウドストレージとして評判が高まっているのが「XServerドライブ」です。
本記事では、XServerドライブとGoogle Driveを比較しながら、それぞれの特長をくわしく解説していきます。実際の使用感や導入事例、そして私自身が感じたポイントも含めて紹介しますので、どのクラウドストレージを選べば良いのか迷っている方の参考になれば幸いです。

私の所属する会社でも、以前は無料プランのクラウドストレージを細々と活用していましたが、業務拡大に伴い容量不足が深刻化。そこでビジネス向けの有料プランへ切り替えた経験があります。結論としては「もっと早く切り替えれば良かった!」ですね。データ共有がスムーズになることで業務効率がぐっと上がりました。

目次

XServerドライブの魅力とは?

XServerドライブは、国内シェアNo.1のクラウドインフラサービスを提供するエックスサーバー株式会社が開発・運営する、法人向けのクラウドストレージサービスです。すでに導入企業が4,500社を突破しており、規模・業種問わずさまざまなビジネスシーンで利用されています。月額2,970円という手ごろな料金で、ユーザー数無制限・1TBの大容量から利用できるのが最大の特長です。さらに無料で使えるフリープランも用意されているので、導入前のテストや少人数規模での試験運用にも適しています。

ユーザー数無制限がもたらすメリット

XServerドライブの魅力的なポイントとして、ユーザー数無制限で使えることが挙げられます。たとえば、従業員が10名の会社でも100名の会社でも、料金は一律。人数が増えても追加コストがかからないため、組織の拡大に合わせてストレージサービスを拡張するといった面倒がなくなります。これから成長を見込む企業や、部門・支社ごとに利用ユーザーがどんどん増えていくような企業にとって非常に使い勝手が良いはずです。

小規模企業の事例

小規模のベンチャー企業であれば、まずは数名からスタートして、ビジネスが成長するにつれて従業員が増えていくケースもあるでしょう。そのたびにユーザー数の追加費用がかかるストレージだと、運用コストが読みにくいという問題が生じます。XServerドライブの場合は定額制なので、安心して利用を継続できる点が心強いです。

大規模企業の事例

一方で、グループ会社全体で数百人~数千人規模のユーザーを抱えるような企業にも、XServerドライブの無制限プランは非常に魅力的です。部署ごとやチームごとに領域やアクセス権限を分けつつ、一つのアカウントで管理できるため「各部署が個別にストレージサービスを契約して管理が複雑になった」という状況を避けられます。ログ監視機能などのセキュリティ対策も備わっているので、大企業のコンプライアンス要求にも応えられる安心感があります。

私の知り合いが働くITベンチャーでは、創業当初から数名でガレージのようなオフィスを構えてスタートしたそうです。最初は無料のクラウドストレージをシェアしていたそうですが、社員が30名を超えたあたりから容量不足や権限管理の煩雑さに悩まされるように。そこでXServerドライブの有料プランを導入したら一気に社内の情報共有が進んだ、という話を聞きました。やはりユーザー数無制限であることと、管理がシンプルにできるのは魅力ですね。

大容量1TBを月額2,970円から利用可能

XServerドライブは1TBから利用でき、その基本プランで月額2,970円(税込)となっています。1TBというと動画や高解像度の画像データを保管する場合でもそこそこ余裕がありますし、文書ファイルやプレゼン資料であればかなりの量を収納できます。しかもここにユーザー数無制限がセットになっているわけですから、総合的に見ると相当コスパが良いクラウドストレージだと言えます。

ストレージ容量の拡張も可能

ビジネスの成長にともない、必要な容量がもっと大きくなるケースもあるでしょう。そんな時でも、XServerドライブなら容量のアップグレードプランを利用すれば柔軟に対応できます。「最初は1TBで十分だと思って契約してみたけど、想定以上に動画ファイルなどが増えた」という場合でも、契約プランの変更で簡単に拡張可能です。

フリープランの存在

無料で使えるフリープランがあるという点も大きなメリットです。無料といっても2GBまでは利用でき、有料プランと同等の機能を体験できるので、導入前の検証や小規模プロジェクトでの活用にもぴったりです。また、フリープランで試してみて「これは使いやすい!」と感じたら、有料プランへ移行するだけで容量が一気に拡大できます。法人向けクラウドストレージは導入ハードルが高い印象もありますが、フリープランなら気軽に始められるのが嬉しいですね。

Google Driveの特長とXServerドライブとの違い

クラウドストレージの代表例として多くの企業が導入しているのがGoogle Driveです。Google Workspaceの一部として、GmailやGoogleカレンダーなどのサービスと連携しやすいのが魅力といえます。個人利用はもちろんのこと、ビジネス利用でも幅広く活用されています。しかし、法人向けの大規模利用という点にフォーカスしてみると、いくつか留意すべきポイントも見えてきます。

無料プランでの容量は15GB

Google Driveも無料プランは存在しますが、その容量は15GBに限られています。個人利用や小規模でのファイル共有程度であれば十分かもしれませんが、ビジネスで動画や大量の画像、デザインファイルを扱う場合はあっという間に容量不足に陥るリスクがあります。その点、XServerドライブなら月額2,970円の最安プランでも1TBの余裕があるので、大きなファイルをガンガン共有する企業に向いているでしょう。

ビジネス向けプランは使いこなせば強力

Google Driveを法人向けにフル活用する場合は、Google Workspaceのビジネスプランを契約することが一般的です。上位プランになれば無制限または大量の容量を確保できるケースもありますが、ユーザー数に応じた料金設定になりがちです。組織の人数が多ければ多いほどコストがかさんでしまう点は注意が必要です。

セキュリティと管理機能の違い

Google Driveにも二段階認証などのセキュリティ機能は用意されていますが、ユーザー権限管理や監査ログなどをフル装備するには、上位のビジネスプランが必要になることもあります。一方のXServerドライブは「法人向け」を前提として設計されているため、管理者がユーザーや部署ごとに詳細設定を行い、ログ監視機能で常に利用状況を把握できる仕組みが標準搭載されています。業務で扱う機密ファイルや取引先とのやりとりが多い企業は、この辺りのカスタマイズ性やセキュリティの厳重さがとても重要です。

アクセス制限と共有のしやすさ

社内にだけ共有すれば良いファイルもあれば、取引先など社外の方にもアクセスを許可したいファイルもあるでしょう。XServerドライブではURL一つで外部共有が可能ですし、社内向けと社外向けで権限設定を細かく変えられます。Google Driveでも同様の共有機能はありますが、企業利用を前提としたより詳細な管理機能や監査ログはXServerドライブのほうが手厚い印象です。

以前、Google Driveで取引先とファイル共有をしていた際、アクセス権限を間違えて設定し、別のプロジェクトのフォルダをうっかり閲覧可能にしてしまったことがありました。慌ててアクセス制御をかけ直しましたが、一度社外にアクセスが開いてしまうとセキュリティ的にヒヤッとしますよね…。こういったミスを防ぐ仕組みがきちんと整っているサービスを選ぶのは、大事だと感じます。

XServerドライブの主な機能とメリット

ここからはXServerドライブが提供している機能面にフォーカスし、企業にとってどのようなメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。

URL共有で大容量のデータもサクッと渡せる

映像制作やデザイン分野など、外部クライアントに大きなファイルを送信しなければならないケースは少なくありません。XServerドライブならURLリンクを作成し、それを相手に伝えるだけで大容量データをスムーズに受け渡すことが可能です。メール添付のようにファイルサイズ上限を気にしなくていいので、やり取りがぐんとラクになります。

プロジェクトごとのフォルダ管理がスムーズ

社内ではプロジェクトごとにチームを編成して作業することが多いですよね。XServerドライブでは部署単位やスタッフ単位でフォルダを細かく分けられますし、アクセス権限も柔軟に設定できます。閲覧権限のみ付与する人、編集も許可する人など、業務内容や役割によって細かく制御できるため、情報漏えいのリスクを最小限に抑えられます。

セキュリティ対策が万全

クラウドストレージをビジネスで活用するにあたり、セキュリティ対策は絶対に外せないポイントです。XServerドライブでは通信の暗号化はもちろん、外部からの不正アクセスやデータ改ざんを防止する仕組みを標準搭載しています。加えて、監査ログ機能によって「いつ」「誰が」「どのファイルに」アクセスしたのかを把握することができるので、万が一トラブルが発生した場合でも追跡が容易です。

ログ管理の重要性

企業利用においては「コンプライアンス違反をしていないか」「機密情報が漏洩していないか」を常にチェックすることが求められます。監査ログ機能が充実していると、万一の際に迅速に原因を特定できますし、社員に対しても監視体制があることをアナウンスしておけば情報漏えいを防ぐ抑止力にもなります。XServerドライブはこれらの機能が標準で付いてくるので、別途追加料金が必要になることもありません。

スマホアプリで外出先でもファイル確認が可能

リモートワークが普及している昨今、ノートPCを開けない状況でもタブレットやスマホからファイルを閲覧・編集できるかどうかは重要です。XServerドライブにはiOS/Android向けの専用アプリがあり、外出先や出張先でも手軽にファイルをチェックしたり、取引先にデータを共有したりできます。

社用スマホでの運用もラクラク

社用スマホやタブレットを社員に貸与している企業では、現場レベルのスタッフがリアルタイムで情報をアップロード・ダウンロードできる環境を用意することが効果的です。XServerドライブのアプリは直感的に操作しやすい仕様になっているため、ITに慣れていない社員でもスムーズに使いこなせるでしょう。

サポート体制と導入ハードル

いくら機能が良くても、導入時のサポートやトラブル時の問い合わせ体制が不十分だと不安が募ります。XServerドライブはエックスサーバー株式会社が運営していることもあり、これまでのサーバー事業で培ったノウハウやサポート体制が充実しています。

電話・メールサポートがしっかりしている

XServerドライブでは24時間365日のメールサポートが用意されているので、急ぎの質問や問題が発生したときにも気軽に問い合わせができます。さらに電話で直接相談できる窓口もあるので、どうしても文字ベースでは伝えにくい不具合や設定面の疑問があれば、専任スタッフと直接やりとりできるのが心強いところです。

実際に導入した知り合いに聞くと、最初の初期設定やユーザー管理のコツなども丁寧に案内してくれたそうです。やはりサポートがあると「万が一何かあっても大丈夫」という安心感が持てますよね。

導入ハードルの低さ

フリープランが用意されているため、まずは無料で試してみて使い勝手を確かめられるのが大きな利点です。機能・操作感自体は有料プランと同じですから、「実際に使ってみたら社内の環境に合わなかった」という不安を最小限に抑えられます。
そして重要なのは、フリープランから有料プランへ移行した場合でも、90日以内にアップグレードすると有料プラン分のアフェリエイト報酬が追加で得られるという点です。つまり、紹介者にとっても「まずは無料で使ってみてほしい!」と気軽におすすめできるわけですね。

具体的な比較表

ここで、XServerドライブとGoogle Driveの概要をわかりやすく整理した表を作成してみました。用途やニーズごとに何が向いているのかをイメージしやすくなると思います。

項目XServerドライブGoogle Drive
価格月額2,970円(税込)~
(1TB / ユーザー数無制限)
無料プラン:15GB
ビジネスプラン:ユーザー数に応じた料金
主な用途法人利用に最適
充実のセキュリティ・管理機能
個人&ビジネスの両方に対応
Google Workspaceとの連携で使いやすい
セキュリティ監査ログ標準搭載
詳細な権限管理
二段階認証など
高度な機能は上位プランにて提供
サポート体制24時間365日メールサポート
電話サポートあり
コミュニティフォーラムや
有料サポート(Google Workspace)
拡張性容量追加プランあり
組織規模に合わせやすい
Google Workspaceビジネスプラン
ユーザー毎の料金アップに注意

このように比較してみると、XServerドライブは最初から法人向けの設計とサポートが手厚い点が際立ちます。一方でGoogle Driveは個人利用の利便性が高く、Google Workspaceをフルに活用する企業ではメリットを感じられることでしょう。どちらが良い悪いではなく、自社のニーズに合ったサービスを選ぶのが一番大切です。

導入事例と体験談

XServerドライブを実際に導入した企業の具体的な声としては、次のような事例が多く見受けられます。

動画制作会社での活用例

高画質の映像データを取引先と頻繁にやりとりする映像制作会社では、メール添付や無料のストレージでは容量不足に悩まされがちです。XServerドライブならURL共有機能で大容量データを一度に渡せますし、ユーザー数無制限なのでプロジェクトのスタッフ全員が簡単にアクセス・アップロードできます。さらに監査ログで不正利用をチェックできるのも安心材料です。

実際に、友人の映像制作会社でもXServerドライブに移行してから「納期前にデータがどこかに行ってしまった!」とか「メールで送ったが届いていなかった」というトラブルが激減したそうです。納品作業の効率も大幅にアップしたと聞いています。

Web制作会社での活用例

Web制作の現場では、サイトデザインの元データや画像素材など、容量の大きいファイルをやりとりする機会が多くあります。Google Driveなど一般的なストレージでも代用は可能ですが、アクセス管理が複雑になってしまいがちです。XServerドライブなら部署ごとや案件ごとに領域を分けやすく、チームの増減がある場合でもユーザー数無制限で自由に対応できるのが非常に便利です。

導入前におさえておくべきポイント

「XServerドライブ良さそう!」と思っても、いきなり契約前に確認しておいたほうがいいポイントがあります。ここでは、導入をスムーズに進めるための事前確認事項をまとめました。

社内のネットワーク環境

大容量ファイルを扱うので、社内のネットワーク回線速度や安定性は非常に重要です。もしネットワークが不安定だとアップロードやダウンロードに時間がかかり、業務効率化どころかストレスが増えてしまう可能性があります。導入前に社内のネット環境をチェックし、場合によっては回線の増強も検討すると良いでしょう。

既存システムとの連携

会社によっては、すでに社内サーバーや別のクラウドストレージを導入している場合があります。それらとの連携が必要か、または徐々に切り替えていくのか、運用方針を明確にしておくとスムーズに移行できるはずです。

データ移行の計画

既に膨大なデータがオンプレミスのサーバーや他社クラウドストレージに蓄積されているケースでは、XServerドライブへの移行計画が肝になります。一気に移行するのか、段階的に移行するのか、移行期間中の業務への影響などを事前に整理しておきましょう。

まとめ:法人向けに特化したクラウドストレージならXServerドライブが注目!

Google Driveは個人利用からビジネス利用まで幅広くカバーしており、Google Workspaceと連携することで大きな利便性を得られます。しかし、ユーザー数に応じた料金体系や上位プランでなければ使えない一部機能もあり、必ずしもすべての企業にベストな選択肢とは限りません。特に組織の人数が多い場合や、大容量のファイルを頻繁にやりとりする企業、セキュリティ機能を重視する企業にとっては、XServerドライブの「ユーザー数無制限・1TBの大容量・手厚いサポート」という強みが非常に魅力的です。

個人的には、国産サービスのサポート体制や管理機能の充実度は非常に高く評価しています。特にアクセス制御やログ監視など、どうしても海外サービスだと日本の企業文化やコンプライアンス要求に合わない部分があるので、その点でXServerドライブは「痒いところに手が届く」印象です。

とはいえ、導入前にはまず無料のフリープランを試してみて実際に使い勝手を確かめることをおすすめします。操作感やファイルのアップロード速度、セキュリティ設定のしやすさなどは、やはり実際に触ってみないと分からない部分があります。無料プランでも有料版とほぼ同じ機能を利用できるので、安心して検証に取り組めるはずです。
実際にフリープランを試用してみて問題なければ、改めて有料プランへアップグレードする流れがスムーズでしょう。法人用クラウドストレージは導入コストこそ大切ですが、長期的に考えると業務効率アップやセキュリティ強化の面で大きなリターンが見込めます。「大事な情報をしっかり守りつつ、従業員がストレスなく使えるファイル共有環境を手に入れたい」という企業には、XServerドライブの導入を強く検討してみる価値があると言えるでしょう。

私もフリープランを使ってみたときに「データ転送が思ったより速いな」と感じました。やはりエックスサーバーの高速SSD技術を活かしているだけあって、動画ファイルでもストレスなくアップロードできるんですよね。

最後にまとめとして、XServerドライブの特徴をもう一度振り返っておきましょう。法人向けクラウドストレージとして必要な要素がオールインワンで揃っており、ユーザー数無制限かつ大容量1TBから利用可能。さらにサポート体制も手厚く、セキュリティ面も抜かりがないため、あらゆる規模の企業に対応できる懐の深さがあります。海外サービスよりも日本の企業事情に合った機能・料金プランを提供してくれる点も注目度が高いです。
「とにかくリーズナブルに多くのメンバーで使いたい!」「セキュリティと管理機能をしっかりしたい!」「将来的に大規模に使う可能性がある!」と感じているのであれば、まずはXServerドライブを試してみるのが一つの近道ではないでしょうか。

以上が、XServerドライブとGoogle Driveの比較を中心にした法人向けクラウドストレージの選び方と特徴の解説でした。皆さんのビジネスの成長や安全な情報管理に、少しでもお役立ていただければ幸いです。ぜひ一度XServerドライブのフリープランから試してみて、その使い勝手を実感してみてくださいね。

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