初めまして。あなたは「FX自動売買を始めたいけれど、VPSの設定は難しいんじゃないか」と感じていませんか。シンプルな操作で、快適かつ安定した環境が手に入るのがシンクラウドデスクトップ for FXです。私自身、最初は敷居が高いと思っていましたが、実際に使ってみると拍子抜けするほど手軽でした。この記事では、お申し込み方法からMT4/MT5の導入、そして運用のコツまで一緒に見ていきましょう。
シンクラウドデスクトップ for FXとは
シンクラウドデスクトップ for FXは、FXの自動売買に特化したVPSサービスです。いわゆる「仮想デスクトップ」上でMT4やMT5などの取引ツールを24時間安定的に稼働させられるため、ご自身のパソコンの電源を切っても自動売買を止めずに済む点が魅力です。多くの利用者が「高性能でコストも抑えられる」と好評を寄せています。
主な特長
・FX自動売買に不要な機能を省いており、無駄がない分だけ軽快な動作
・CPU、メモリ、ディスクアクセスなど全体的に高い処理性能
・約定スピードが速く、トレードチャンスを逃しにくい
・管理画面やリモートデスクトップの操作が分かりやすい
実際に使ってみた感想
私自身も、複数のEAを同時稼働させるときに「動作がカクつかないかな?」と心配していました。ところが、シンクラウドデスクトップ for FXはとにかく処理が速く、MT4を3つ同時に立ち上げても余裕でした。高性能を実感すると、つい色々試したくなるので、今では複数EAのポートフォリオ運用が中心です。
実際に試してみると、従来のVPSと比べてCPU負荷が低く、バックテストやチャート描画もスムーズでした。思わず「これでコスパがいいなんて、ありがたいな」と感じましたね。
申し込み前に確認したいポイント
申し込みを検討するとき、「本当に自分に合っているか」「プランはどれが最適か」など悩むことが多いものです。そこで、申し込み前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
1. CPU・メモリ・ディスク性能
FX自動売買では、EAの同時稼働数やバックテストを行う際のデータ処理など、CPUやメモリ性能が重要になります。シンクラウドデスクトップ for FXでは、他社の約2倍以上のCPUパフォーマンスやメモリ読み書き速度を実現し、ディスクアクセスも他社と比べて大幅に速いことが特長です。
CPU性能
2023年7月7日にCinebenchで測定した結果、他社が1287ポイントのところ、シンクラウドデスクトップ for FXは2650ポイントを記録。EAやインジケータを多数導入しても余裕があるため、特にバックテストを頻繁に行う方はその恩恵を感じやすいでしょう。
メモリ処理速度
CrystalMarkのベンチマークで読み込み性能16457MB/s、書き込み性能32563MB/sと、いずれも他社の2倍近い速度を示しています。大きなデータを頻繁に扱う場面でサクサク動作するのは大きな魅力です。
ディスクアクセス性能
シンクラウドデスクトップ for FXのディスク読み込み速度は17381MB/sで、他社の503MB/sに対して約34倍。書き込み速度も15659MB/sで、こちらも約30倍の差があります。MT4の起動やバックテストの処理が圧倒的に速いのを実感できます。
2. 約定速度
自動売買において重要なのが約定速度です。価格差を最小限にし、機会損失を防ぐうえで欠かせない指標ですが、シンクラウドデスクトップ for FXは127msの約定速度を誇り、他社の186msに比べて約1.4倍。これは思った以上に大きな差となり、トレードのパフォーマンスに直結します。
3. コストとプラン
安定したサーバー環境は大切ですが、コスパも見逃せません。シンクラウドデスクトップ for FXは、必要十分なスペックを備えたプランが月額1,840円(キャンペーン適用時)から利用できます。長期契約にするほど割引率が高くなるので、長期で運用を予定しているなら複数ヶ月契約もおすすめです。
Windowsプラン料金表
下記は初回契約時の一例です(キャンペーン期間中は最大50%オフ)。詳細は公式サイトを確認してください。
プラン | メモリ | 1ヶ月契約 | 3ヶ月契約 | 6ヶ月契約 | 12ヶ月契約 |
---|---|---|---|---|---|
スタートアップ 2GB | 2GB | 1625円 | 3130円 | 2990円 | 1834円 |
スタートアップ 3GB | 3GB | 1800円 | 3480円 | 3340円 | 2079円 |
スタンダード 5GB | 5GB | 3125円 | 5915円 | 5615円 | 3731円 |
Ubuntuプラン料金表
軽量なUbuntuデスクトップでの運用を検討する方のために、こちらも参考までに記載します。初回契約時の一例です。
プラン | 1ヶ月契約 | 3ヶ月契約 | 6ヶ月契約 | 12ヶ月契約 |
---|---|---|---|---|
スタートアップ | 1140円 | 2200円 | 2101円 | 1288円 |
スタンダード | 2345円 | 4600円 | 4440円 | 2800円 |
プレミアム | 3745円 | 7280円 | 6880円 | 4515円 |
4. OSの選択
Windowsプランは慣れ親しんだ操作感が魅力、Ubuntuプランはシステムが軽くて動作が速いのが特徴です。MT4/MT5を使うなら、公式にはWindows向けにリリースされているため、Windowsプランを選ぶ方がやや設定が簡単という印象です。ただしWineなどを活用することでUbuntuでもMT4/MT5を動かすことが可能であり、リソース効率を求める場合はUbuntuプランを選択する方もいます。
シンクラウドデスクトップ for FXの申し込み手順
ここからは、シンクラウドデスクトップ for FXを実際に申し込む手順を図解付きで紹介していきます。今回はWindowsプランを例に説明します。
1. 公式サイトにアクセス
1. シンクラウドデスクトップ for FXの公式サイトへ移動
2. お好みのプランを選択し、「申し込みはこちら」などのボタンをクリック
3. ユーザー登録画面へ移行
図1:プラン選択画面
ここでは、スタートアップ 2GBプランやスタンダード 5GBプランなど、複数の選択肢から希望するものを選びます。キャンペーン期間中は割引が適用されるので、料金をよく確認しましょう。
2. ユーザー情報の登録
1. 名前やメールアドレス、パスワードなど基本的な情報を入力
2. 支払い方法としてクレジットカードを登録(無料お試し期間がある場合でも、決済情報の登録が求められる場合があります)
3. 申し込み内容を確認後、送信ボタンをクリック
図2:ユーザー情報入力画面
比較的シンプルな入力フォームなので、数分で完了します。セキュリティの関係で、パスワードは十分に強度のあるものを設定しましょう。
私が登録した際は、入力内容の確認画面で一度ミスに気づきました。登録メールアドレスを間違えると後で面倒なので、送信前にしっかりチェックしておくと安心です。
3. VPSの作成とリモート接続情報の確認
1. 決済が完了すると、しばらくして「VPS作成中」というステータスが表示されます
2. VPSが立ち上がるまで数分待ち、完了すると管理画面からリモート接続情報が確認可能に
3. リモート接続のためのIPアドレスやユーザー名、パスワードがメールで送られてくるケースもあります
図3:管理画面のステータス表示例
管理画面にはステータスがリアルタイムで表示されるため、操作が苦手な方でも安心です。
4. リモートデスクトップで接続
Windowsをお使いの方なら、標準搭載の「リモートデスクトップ接続」アプリで接続できます。
1. Windowsのスタートメニューから「リモートデスクトップ接続」と検索
2. 表示されたアプリを起動
3. IPアドレスまたはホスト名を入力し、ユーザー名やパスワードを入力するとリモートデスクトップが立ち上がります
図4:リモートデスクトップ接続の入力例
「コンピューター」欄にVPS側で案内されたIPアドレス、「ユーザー名」にAdministratorなどを指定して接続をクリックすると、VPSのデスクトップ画面が開きます。
MT4/MT5の導入と自動ログオン設定
VPSへ接続できたら、次はMT4/MT5の導入です。FX会社ごとに公式サイトからインストーラーを入手し、VPS内で実行する流れとなります。
1. MT4/MT5のダウンロードとインストール
1. お使いのブローカー(FX会社)の公式サイトにアクセス
2. 「MT4をダウンロード」もしくは「MT5をダウンロード」のリンクをクリック
3. ダウンロードしたファイルをVPSのリモートデスクトップ上で実行
4. インストール画面に沿って進み、デスクトップにショートカットが作成されたら完了
図5:MT4インストール画面
インストール自体は通常のWindowsアプリと同じステップです。EA(Expert Advisor)を追加する場合は、MT4/MT5のデータフォルダから指定のフォルダにファイルをコピーしてください。
2. 自動ログオン設定
シンクラウドデスクトップ for FXでは、サーバーの再起動があってもMT4/MT5の自動売買を止めないために「自動ログオン設定」が利用できます。
1. 管理者権限で「Windowsキー + R」を押し、「netplwiz」と入力してOKをクリック
2. ユーザーアカウントダイアログが開いたら、「ユーザーがこのコンピューターを使うにはパスワードを入力する」のチェックを外す
3. パスワードを設定すると、次回再起動後でも自動的にログオンされる
図6:自動ログオン設定画面
この設定を行うことで、停電やメンテナンス後の再起動時でも手動でログインする手間が省け、EAの稼働を中断させずに済みます。
3. 実際のEA設定と運用の流れ
1. MT4/MT5を起動し、口座情報を入力してログイン
2. ナビゲータウィンドウからEAをチャート上にドラッグ&ドロップ
3. パラメータを設定し、「自動売買」を有効にする
図7:EA適用例
EAの稼働状況はターミナルウィンドウでリアルタイム確認できます。初めての方はデモ口座で試してから本番口座に移行すると安心です。
私の場合、新しいEAを試すときはまずデモ口座でバックテストとフォワードテストを数日行い、その後リアル運用する流れをとっています。大事なお金がかかわるので、慎重に試すと安心感が違います。
高性能と安定性を支える仕組み
シンクラウドデスクトップ for FXは、ただ単にハイスペックなサーバーを提供しているわけではありません。安定稼働を徹底する仕組みとして、下記のような取り組みがあります。
1. 高稼働率(99.99%以上)
SLA(サービス品質保証制度)で99.99%以上の稼働率を保証しており、もし稼働率が下回った場合は利用料金の一部が返金されるような制度が用意されています。頻繁にダウンしてしまうVPSだと自動売買は成り立ちませんから、これは大きな安心材料です。
2. 冗長化されたネットワークと電源
データセンターでは複数のルータ・スイッチなどネットワーク機器が冗長構成となり、停電リスクを減らすためにUPS(無停電電源装置)やディーゼル発電機が備わっています。トレードのタイミングで突然サーバーが落ちると大きな損失につながるため、こうした仕組みがあると心強いです。
運用時に気をつけたいポイント
シンクラウドデスクトップ for FXは便利ですが、運用においていくつか注意しておきたい面があります。
1. スマホ・タブレットでのアクセス
外出先でスマホやタブレットからリモートデスクトップ接続をする方も多いかと思いますが、通信環境の影響で操作がしづらくなる可能性があります。Wi-Fiが不安定な場所では操作レスポンスが落ちるのでご注意ください。
2. プラン選択の見直し
EAを複数導入していくと、CPU使用率やメモリ使用量が増えてきます。最初はライトプランで十分でも、運用規模が拡大すると上位プランへの変更を検討することが望ましいです。
3. OSのアップデートとセキュリティ
Windows Updateやウイルス対策ソフトを適切に設定しておくことも大切です。自動売買を24時間回していると、アップデートの再起動タイミングが取引に影響を与える恐れもあります。事前に再起動のスケジュールを見直し、自動ログオン設定と組み合わせて上手く管理しましょう。
まとめ – シンクラウドデスクトップ for FXを使いこなそう
シンクラウドデスクトップ for FXは、高性能でありながら料金がリーズナブルで、初めてのVPS利用者でも分かりやすいのが特徴です。さらに、再起動後の自動ログオン設定や充実したカスタマーサポートがあることで、安心してFX自動売買に集中できます。私も実際に導入してみて、「VPS導入のハードルがこんなに低いんだ」と驚かされました。今では複数EAを稼働させて、ほぼ手放しでトレードを続けています。もし少しでも興味があるなら、ぜひ一度無料トライアルを試してみてください。
ステップをおさらいすると
1. 公式サイトでプランを選び、申し込み手続き
2. VPS作成が完了したらリモートデスクトップ接続情報を確認
3. Windows標準のリモートデスクトップ接続などでログイン
4. MT4/MT5のインストールとEAの設定
5. 再起動対策の自動ログオン設定を行い、24時間運用
これらを順にやっていくだけで、あっという間に自動売買環境が整います。初めての方にとっては少し手間に感じるかもしれませんが、思いのほかスムーズなので安心してください。
私自身、初回契約時は少し緊張しながら申し込みましたが、サポートが丁寧なうえに管理画面が直感的だったので、わずか30分ほどでEA稼働まで到達しました。今振り返ると、もっと早く導入しておけばよかったなと思います。
ご興味があればぜひお試しを
シンクラウドデスクトップ for FXは14日間の無料トライアル期間があるので、本格運用を始める前に試用できるのが大きな強みです。ぜひ一度、無料期間中に性能や使い勝手を確かめてみてください。使ってみると、スピードと安定性の高さに驚くはずです。
こんな方におすすめ
・これから本格的にEAを導入したいと考えている方
・現在使っているVPSが遅くて不満を抱えている方
・外出先や夜間でも稼働し続けられる環境が欲しい方
VPS選びはFX自動売買のパフォーマンスを左右する大きな要素です。高性能でコストパフォーマンスに優れたシンクラウドデスクトップ for FXは、きっとあなたのトレードライフを充実させてくれるでしょう。
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