Windows11でユーザーを作成する3つの方法を解説します。ITスキルや利用環境に応じて使い分けてください
コンピュータの管理からユーザーを作成する方法
コンピュータの管理からユーザーを作成する方法です。
Windowsアイコンを右クリックして、「コンピュータの管理」を選択します。
① コンピュータの管理が立ち上がりますので、「ユーザー」メニューを左メニューより選択します。
システムツール>ローカル ユーザーとグループ>ユーザー
② 右クリックから「新しいユーザー」を選択します。
新しいローカルユーザー名とパスワードを入力します。下方にあるチェック項目は好きなように設定します。
以下のように追加されていれば成功です。
作成したユーザーはデフォルトだとプログラムのインストールが出来ない等の制約のついた「Users」権限です。管理者権限へ変更するには、プロパティを開き①追加から②Administratorsを追加してください。Usersは残しても削除してもどちらでも同じです。
これでサインインが可能となります。
Windowsの設定からユーザー作成を行う方法
Winsowsの設定からユーザーを作成する方法です。
①タスクバーのWindowsアイコンをクリックします。又は、Windowsキーをタイプします。
②アプリ一覧の中に「設定」メニューがあるのでクリックします。
Windowsの設定画面が表示されます。
左メニューの「アカウント」を選択して、「他のユーザー」を選択します。
他のユーザー項目の「アカウントの追加」を選択します。
Microsoftアカウントがある場合でWindowsのログインでMicrosoftアカウントを利用する場合は、登録しているメールアドレスを入力します。それ以外は、「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択します。
Microsoftアカウントを作ることもできますが、今回はMicrosoftアカウントを使わない方法とします。
すなわち「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」を選択します。
以下を入力してユーザーを作成します。
・ユーザー名
・パスワード
・パスワードを忘れた場合の質問
作成されました。
作成したユーザーはデフォルトだとプログラムのインストールが出来ない等の制約のついた標準ユーザー権限です。管理者権限へ変更するには、アカウントのオプションの「アカウントの権限の変更」を選択します。
アカウントの種類を標準ユーザーから管理者へ変更します。
管理者へ変更すると、以下のように管理者と表記されます。
バッチファイルでユーザーを作成する方法
少し高度ですが、バッチファイルからユーザーを作成する方法です。
以下のコードのユーザー名、パスワード及び表示名を変更してメモ帳に保存し、拡張子を「txt」から「bat」へ変更してください。
@echo off REM user100 というアカウントを作成し、パスワードを「P@ssw0rd」に設定する。 net user user100 P@ssw0rd /add REM 表示名を「ittrip」にする。 net user user100 /fullname:"ittrip" REM パスワードの変更を無効にする。 net user user100 /passwordchg:no REM パスワードの有効期限をなしにする。 wmic useraccount where "Name='user100'" set PasswordExpires=FALSE REM 管理者権限にする。(administartosグループに所属させる) net localgroup "administrators" user100 /add REM 標準権限を削除する。(Usersグループを削除する) net localgroup "users" user100 /delete pause exit
作成したバッチファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択してください。
完了すると以下の表示となります。
以下のようにユーザーが作成されます。
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