この記事では、Linuxにおけるディレクトリの変更日時を確認する方法について詳しく説明します。Linuxでディレクトリやファイルの変更日時を確認する際に使用されるコマンドや、それらのコマンドを用いた応用例をいくつかご紹介します。
目次
基本的なコマンド
Linuxにおいて、ディレクトリやファイルの変更日時を調べる最も基本的な方法は、`ls`コマンドに`-l`オプションをつけて実行する方法です。
ls -l /path/to/directory # ディレクトリの詳細情報を表示
lsコマンドの解説
`ls -l`コマンドは、指定したディレクトリに含まれる各ファイルやサブディレクトリの詳細情報をリスト形式で出力します。この際、各行の左側から6~8番目のフィールドが変更日時(または作成日時、アクセス日時)を表示します。
応用例
特定のファイル形式だけを対象とする
特定のファイル形式(例:.txt)だけの変更日時を確認する場面もあるでしょう。
ls -l /path/to/directory/*.txt # .txt拡張子のファイルだけを対象にする
日付でソートする
`ls`コマンドに`-lt`オプションを追加することで、変更日時でソートされたリストを得られます。
ls -lt /path/to/directory # 変更日時でソートして表示
変更日時以外も表示する
`stat`コマンドを使用すると、変更日時以外の多くのメタデータも一緒に確認できます。
stat /path/to/directory # ディレクトリやファイルのメタデータを表示
特定の日付以降に変更されたファイルを探す
`find`コマンドを使うと、特定の日付以降に変更されたファイルを探すこともできます。
find /path/to/directory -type f -newermt 'YYYY-MM-DD' # YYYY-MM-DD以降に変更されたファイルを検索
まとめ
Linuxでディレクトリやファイルの変更日時を確認する方法は多く、その多くは`ls`コマンドを基本にしています。応用例を駆使して、より効率的なファイル管理を行いましょう。
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