SQLにおいて、日付と時刻の操作はデータベース管理において頻繁に出現する作業の一つです。本記事では、SQLで日付と時刻を効率的に操作するための方法を、具体的なコードとともに詳しく解説します。
目次
SQLでの日付と時刻の基礎
SQLには、日付や時刻を操作するための多数の関数や演算子が用意されています。基本的には、以下の3つのカテゴリに分けられます。
- 日付と時刻の取得
- 日付と時刻の加算・減算
- 日付と時刻のフォーマット変更
日付と時刻のデータ型
日付と時刻のデータを扱う際には、使用するデータ型に注意が必要です。
データ型 | 説明 |
---|---|
DATE | 日付のみを格納 |
TIME | 時刻のみを格納 |
TIMESTAMP | 日付と時刻を格納 |
日付と時刻の取得方法
SQLで日付と時刻を取得する基本的な方法を紹介します。
CURRENT_DATE、CURRENT_TIME関数
現在の日付や時刻を取得するためには、`CURRENT_DATE`や`CURRENT_TIME`といった関数が使用されます。
SELECT CURRENT_DATE;
SELECT CURRENT_TIME;
日付と時刻の加算・減算
INTERVALキーワード
日付や時刻に対して加算や減算を行う場合、`INTERVAL`キーワードがよく用いられます。
SELECT CURRENT_DATE + INTERVAL '1 day';
SELECT CURRENT_TIME - INTERVAL '1 hour';
演算 | サンプルコード |
---|---|
1日加算 | SELECT CURRENT_DATE + INTERVAL ‘1 day’; |
1時間減算 | SELECT CURRENT_TIME – INTERVAL ‘1 hour’; |
日付と時刻のフォーマット変更
TO_CHAR関数
日付や時刻のフォーマットを変更するには、`TO_CHAR`関数が役立ちます。
SELECT TO_CHAR(CURRENT_TIMESTAMP, 'YYYY-MM-DD');
関数 | 変換後のフォーマット |
---|---|
TO_CHAR | YYYY-MM-DD |
まとめ
SQLで日付と時刻を効率よく操作するための方法として、日付と時刻の取得、加算・減算、フォーマット変更の3つのポイントを中心に解説しました。これらの基本を押さえることで、より高度な日付と時刻の操作も容易になるでしょう。
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