SQLでデータベースから情報を取得する際、特定の日付範囲でデータをエクスポートするケースは多々あります。この記事では、日付範囲を指定してデータをエクスポートする具体的なSQL処理方法について解説します。
目次
基本的なSQLクエリの構造
日付範囲を指定する前に、SQLクエリの基本構造を理解することが重要です。
クエリの部分 | 説明 |
---|---|
SELECT | 取得するカラムを指定 |
FROM | データを取得するテーブル名 |
WHERE | 条件を設定 |
ORDER BY | 並び替えるカラムと方向 |
日付範囲の指定方法
日付範囲を指定するための主なSQL関数は以下のとおりです。
BETWEEN演算子
BETWEEN演算子を使用すると、指定した2つの値の間にある行を選択できます。
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 日付カラム BETWEEN '開始日' AND '終了日';
単一の比較演算子
通常の比較演算子(>、<、>=、<=)も使用できます。
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 日付カラム >= '開始日' AND 日付カラム <= '終了日';
具体例:従業員の出勤日をエクスポート
仮に、従業員の出勤日のデータが格納されているテーブルがあり、特定の期間で出勤した従業員の一覧をエクスポートしたいと考えます。
従業員ID | 出勤日 |
---|---|
1 | 2023-01-01 |
2 | 2023-01-02 |
3 | 2023-01-02 |
1 | 2023-01-03 |
このテーブルから、2023年1月1日から2023年1月2日までの出勤データをエクスポートするクエリは以下のようになります。
SELECT * FROM 出勤テーブル WHERE 出勤日 BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-01-02';
まとめ
日付範囲を指定してSQLでデータをエクスポートするには、BETWEEN演算子または単一の比較演算子を使用します。これにより、必要な期間だけのデータを効率よくエクスポートできます。
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