ローカルユーザーでログインできない ⇒ .\ をローカルユーザー名の前に加えよう

ドメイン参加したパソコンだとデフォルトでドメインユーザーでログインをするようになっています。

どういうこと??

下図はittripというドメインユーザーでログインをしている絵ですが、サインイン先がドメイン名になっています。正確には「ドメイン名\ドメインユーザー」 と入力するんですが、ドメイン名/が省略され「ドメインユーザー」のみでいいわけです。エンドユーザーから見すると便利というか煩わしくないわけです。

ただし、常にドメイン名\が補完されることになります。例えばtaroと入力しても「ドメイン名\taro」となってしまうわけです。

目次

じゃあ、ローカルユーザーでログインする場合はどうするの?

ローカルユーザーでログインする場合は、「コンピューター名/ローカルユーザーID」というように入力することになります。また、コンピューター名を「.」で省略することができますので、「.\ローカルユーザーID」でログインが可能になります。.\を入力するとサインイン先がコンピューター名に置き換わるので分かり易いですね。

結論

ローカルユーザーでログインする場合は、.\をつける

コメント

コメント一覧 (2件)

  • コメント失礼致します。

    Azure ADで、教育現場向けのドメインネットワークを構築しようとしている者です。

    ローカルアカウントでのログインは「.¥」を使用し、一つ前のディレクトリ(ローカルPC)に戻れば可能とのことですが、これを無効化するグループポリシー等はありますでしょうか?

    • ローカルログオンの制限 ドメイン環境でのローカルアカウントへのログオンを制限するには、「ローカルログオンの拒否」ポリシーを使用します。

      設定手順:

      グループポリシーエディタを開きます(gpedit.msc)。
      以下のパスに移動します: コンピュータの構成 > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > ユーザー権利の割り当て
      「ローカル ログオンの拒否」をダブルクリックし、ローカルアカウントを追加します。
      変更を適用後、再起動やグループポリシーの更新(gpupdate /force)を行います。
      ドメイン環境でのローカルアカウントの使用制限 ドメイン環境でローカルアカウントの使用を制限するには、「ローカルアカウントの共有とセキュリティモデル」を設定します。

      設定手順:

      グループポリシーエディタを開きます。
      以下のパスに移動します: コンピュータの構成 > ポリシー > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > セキュリティ オプション
      「ローカルアカウントの共有とセキュリティモデル」の設定を「クラシック: ローカル ユーザーが自身の情報だけにアクセスできる」に変更します。
      UACの制限を使用してローカルアカウントのログインを制限 UAC(ユーザーアカウント制御)を使って、ローカルアカウントによる管理者権限の使用を制限します。

      設定手順:

      グループポリシーエディタを開きます。
      以下のパスに移動します: コンピュータの構成 > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > セキュリティ オプション
      「管理者承認モードでのローカルアカウントの使用を制限する」を有効に設定します。

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