ドメイン参加したPCのサインイン画面で、認証先がドメインになっている場合の切り替え方法です。既にそのPCにあるローカルアカウントを指定するには、ユーザー名の前に「.\」を付けます。アカウント作成やパスワード回避の方法ではありません。
どういうこと??
下図はittripというドメインユーザーでログインをしている絵ですが、サインイン先がドメイン名になっています。正確には「ドメイン名\ドメインユーザー」 と入力するんですが、ドメイン名\が省略され「ドメインユーザー」のみでいいわけです。エンドユーザーから見すると便利というか煩わしくないわけです。
サインイン先がドメインを指している状態では、taroだけを入力すると「ドメイン名\taro」として扱われることがあります。前回のサインインや画面・設定で表示は異なるため、常に同じ認証先とは決めつけず確認してください。
じゃあ、ローカルユーザーでログインする場合はどうするの?
ローカルユーザーでログインする場合は、「コンピューター名\ローカルユーザーID」というように入力することになります。また、コンピューター名を「.」で省略することができますので、「.\ローカルユーザーID」でログインが可能になります。.\を入力するとサインイン先がコンピューター名に置き換わるので分かり易いですね。
結論
PC本体のサインイン画面では「.\ユーザー名」でローカルアカウントを明示します。「/」ではなくバックスラッシュを使います(日本語環境では円記号のように表示される場合があります)。
指定してもログインできない場合
そのPCに実在するローカルユーザー名と、そのアカウントのパスワードを確認します。同じ名前でもドメインアカウントとは別です。アカウントの無効化・ロック・サインイン権限などは「.\」だけでは解決しません。会社や学校のPCでは管理者へ確認し、認証やポリシーを回避しないでください。リモート接続では接続先PCのアカウントを明確にするため「接続先PC名\ユーザー名」を確認します。




コメント
コメント一覧 (2件)
コメント失礼致します。
Azure ADで、教育現場向けのドメインネットワークを構築しようとしている者です。
ローカルアカウントでのログインは「.¥」を使用し、一つ前のディレクトリ(ローカルPC)に戻れば可能とのことですが、これを無効化するグループポリシー等はありますでしょうか?
ローカルログオンの制限 ドメイン環境でのローカルアカウントへのログオンを制限するには、「ローカルログオンの拒否」ポリシーを使用します。
設定手順:
グループポリシーエディタを開きます(gpedit.msc)。
以下のパスに移動します: コンピュータの構成 > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > ユーザー権利の割り当て
「ローカル ログオンの拒否」をダブルクリックし、ローカルアカウントを追加します。
変更を適用後、再起動やグループポリシーの更新(gpupdate /force)を行います。
ドメイン環境でのローカルアカウントの使用制限 ドメイン環境でローカルアカウントの使用を制限するには、「ローカルアカウントの共有とセキュリティモデル」を設定します。
設定手順:
グループポリシーエディタを開きます。
以下のパスに移動します: コンピュータの構成 > ポリシー > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > セキュリティ オプション
「ローカルアカウントの共有とセキュリティモデル」の設定を「クラシック: ローカル ユーザーが自身の情報だけにアクセスできる」に変更します。
UACの制限を使用してローカルアカウントのログインを制限 UAC(ユーザーアカウント制御)を使って、ローカルアカウントによる管理者権限の使用を制限します。
設定手順:
グループポリシーエディタを開きます。
以下のパスに移動します: コンピュータの構成 > Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > セキュリティ オプション
「管理者承認モードでのローカルアカウントの使用を制限する」を有効に設定します。