オンラインストレージが急速に普及している昨今、オンラインストレージ経由でのデータ外部流出を防ぐ必要があります。本記事では、標準で利用可能となっているMicrosoft OneDriveをGPOにて無効にする方法を説明します。
目次
グループポリシー(GPO)の作成と適用手順
「グループポリシーて何?」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう!!で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。
GPOによるOneDriveの無効化
OneDriveを無効化するには、以下の2ポリシーを有効にします。
・OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする
・Windows8.1でOneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする
ポリシーの場所
「コンピューターの構成」⇒「ポリシー管理用テンプレート」⇒「Windowsコンポーネント」⇒「OneDrive」
「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」を有効にする
「Windows8.1でOneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」を有効にする
ちなみに、このポリシーはWindows Server2012、Windows8.1が完全に無い環境では未構成のままで結構です。ただ、後々メンドクサイ事になりそうなので「有効」にしておくのもアリだと思います。
OneDriveのGPO設定を増やすには
実は管理テンプレートをインストールするとこで、OneDriveのGPO設定値は増やすことが可能です。以下記事に纏めました。
グループポリシー(GPO)でMicrosoft OneDriveを管理する方法|管理テンプレートの追加
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