Hyper-Vで仮想HDDの保存場所(パス)を変更する確実な方法|容量不足も怖くない

Hyper-Vの初期セットアップで設定した仮想HDDの保存場所を確実に変更する方法を解説します。ゲストOSを使っていくうちに容量オーバーになって別ドライブへ保存場所を変更したいといったケースが多々あります。

目次

既存の仮想HDDの複製

移動先の仮想HDDの保存場所に、既存の仮想HDDを複製します。

ゲストOSの設定を開き、ハードドライブを選択し、仮想ハードディスクの「編集」をクリックします。

「仮想ハードディスクのファイル場所を指定してください」は、既存の保存場所が表示されているはずですので、そのまま「次へ」をクリックしてください。

「仮想ハードディスクに対して行うアクションを選択してください」は「変換」を選択して次へをっクリック

ディスクのフォーマットを、変更することができます。

仮想ハードディスクの種類も変更することができます。

ディスクの構成は、変更後の仮想HDDのパスを入力してください。既存の仮想HDDの複製先ということです。

コピーした仮想HDDを指定する

ゲストOSの設定を開き、仮想ハードディスクを先程複製した仮想HDDに変更してください。

複製前の仮想HDDの削除

複製先の仮想HDDで正常に起動できることを確認してから、容量の節約のために複製前の仮想HDDを削除してください。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 複製前の仮想HDDの削除を削除できません。
    「systemによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。」と表示され、
    削除できません。
    どのようにすればよいでしょうか。
    何か良い方法はありませんでしょうか?

  • この資料を参考に作業しました。
    ありがとうございます。

    コピーは成功しましたが、複製前の仮想HDDの削除できませんでした。
    「systemによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。」と
    表示され、削除できません。
    何か良い方法はないでしょうか?
    お知恵を拝借したいです。
    よろしくお願いします。

    • この問題は、システムがまだ複製前の仮想HDDファイルを使用しているために発生しているようです。削除しようとするファイルがロックされている場合、削除操作を完了することができません。以下の手順で問題を解決できるかもしれません:

      1. 仮想マシンのシャットダウン:
      仮想マシンがまだ実行中の場合は、WindowsのHyper-Vマネージャーから仮想マシンをシャットダウンしてください。

      2. 仮想マシンの設定確認:
      Hyper-Vマネージャーで、該当する仮想マシンを右クリックし、「設定」を開いてください。仮想ハードディスクの設定を確認し、複製前のHDDがまだ接続されていないか確認してください。複製後の仮想HDDが正しく設定されていることを確認し、複製前のHDDがリストから削除されていることを確認します。

      3. リソースの解放:
      仮想マシンをシャットダウンした後もファイルがロックされている場合は、コンピュータを再起動して、すべてのファイルが正しく解放されるようにしてください。

      4. ファイルの削除を試みる:
      コンピュータの再起動後、再度ファイルを削除してみてください。それでも削除できない場合は、特定のファイルがどのプロセスによって使用されているかを確認するために「リソースモニター」や「プロセスエクスプローラー」などのツールを使用するとよいでしょう。
      5. セーフモードでの削除:
      それでもファイルが削除できない場合は、Windowsをセーフモードで起動し、再度削除を試みてください。セーフモードでは最小限のプログラムとドライバーのみが起動するため、ファイルがロックされる可能性が低くなります。

      これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、詳細なエラーメッセージやその他のシステム情報を元にさらに調査する必要があるかもしれません。

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