Microsoft Teamsは、デフォルト設定ではPC起動時に自動的にアプリが立ち上がる設定となっておりますが、これが煩わしく感じられる場合もあるでしょう。そこで、本記事では、グループポリシーオブジェクト(GPO)を利用してMicrosoft Teamsの自動起動機能を無効化する方法について詳しく解説いたします。これにより、ユーザーは必要な時だけMicrosoft Teamsを手動で起動することができ、余計な負担を減らすことができます。
手動で自動起動しないようにする方法
デフォルトだと以下の通りMicrosoft Teamsが自動的に起動してきます。
タスクトレイの①Webexアイコンを右クリックして、②設定をクリックします。
- [タスクトレイ]を開く
- [Microsoft Teamsアイコン]を右クリック
- [設定]を選択
- [Teamsを自動的に起動しない]を選択
これでMicrosoft Teamsは自動起動してきません
グループポリシー(GPO)の作成と適用手順
Microsoft TeamsのGPOを使えるようにする方法
標準設定において、グループポリシーにはMicrosoft Teamsに関連するポリシーが含まれていません。そのため、適切な管理テンプレートをインストールすることをお勧めします。詳細な手順については、以下のリンク先の記事を参照してください。
グループポリシーの設定変更
グループポリシー管理エディターから[インストール後にMicrosoft Teamsが自動的に起動しないようにする]を開きます。
ユーザーの構成>管理テンプレート>Microsoft Teams
インストール後にMicrosoft Teamsが自動的に起動しないようにする
[未構成]を[有効]に変更します。
ポリシー説明:インストール後にMicrosoft Teamsが自動的に起動しないようにする
このポリシー設定を使用すると、Teams のインストール後にユーザーがデバイスにログインしたときに、Microsoft Teams を自動的に起動するかどうかを制御できます。
このポリシー設定を有効にすると、ユーザーがデバイスにログインし、以前 Teams を起動したことがない場合、Teams は自動的に開始されません。
注: このポリシー設定を有効する場合、Teams をインストールする前に行う必要があります。
ユーザーが初めて Teams を起動すると、ユーザーが次回デバイスにログインしたときに Teams を自動的に開始するように設定されます。
このポリシー設定を無効にするか構成しない場合、Teams のインストール後にユーザーがデバイスにログインすると、自動的に Teams が開始されます。
注: ユーザーは Teams 内のユーザー設定で、Teams を自動的に開始しないように設定できます。
グループポリシーの設定作業は終了ですので、確認をしてみましょう。
グループポリシーを適用して確認
gpupdate /force
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