この記事では、Windowsのコマンドプロンプトを使用して、ハードウェアのトラブルシューティングを行う方法について詳しく説明します。具体的なコード例とその詳細な解説、さらに応用例を通じて、ハードウェアのトラブル解決の一助として、コマンドプロンプトの活用方法を学んでいきましょう。
目次
基本的なハードウェア情報の取得方法
コマンドプロンプトを使用して、ハードウェア情報を取得する基本的な方法について説明します。
wmic baseboard get product,Manufacturer,version,serialnumber
REM これはマザーボードの情報を取得するコードです
上記のコードは、マザーボードの製品名、メーカー、バージョン、シリアル番号を取得します。
ドライバ情報の取得
ハードウェアのトラブルシューティング時には、ドライバ情報も重要です。以下のコマンドを使って、ドライバ情報を取得することができます。
wmic path win32_pnpsigneddriver get devicename, driverversion, manufacturer
REM これは接続されているデバイスのドライバ情報を取得するコードです
応用例
1. 特定のデバイスのドライババージョンを確認する
wmic path win32_pnpsigneddriver where "devicename like '%Realtek%'" get devicename, driverversion
REM Realtekデバイスのドライババージョンを取得する
2. ハードディスクの健康状態を確認する
wmic diskdrive get status
REM ハードディスクの健康状態を確認するコード
3. CPUの温度を確認する
残念ながら、WindowsのコマンドプロンプトだけではCPUの温度を直接取得することはできません。サードパーティのツールやソフトウェアを利用する必要があります。
4. 特定のプロセスが使用しているメモリ量を確認する
wmic process where "name='chrome.exe'" get name, workingsetsize
REM chrome.exeプロセスが使用しているメモリ量を取得する
まとめ
コマンドプロンプトは、ハードウェアのトラブルシューティングに非常に役立つツールです。基本的な情報の取得から、応用的な情報の取得まで、様々なコマンドを使って効果的に情報を取得することができます。これを機に、コマンドプロンプトの知識を深め、日常のトラブルシューティングに活用してみてください。
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