はじめまして。最近、13インチiPad Pro(M4)を手に入れた友人に触発され、アクセサリをそろえてみたら世界が一変しました。タブレット1台でどこまで作業やクリエイティブ活動が快適になるのか、自分自身も驚きの連続です。今回はiPad Pro アクセサリの魅力を、実体験とともにご紹介いたします。
13インチiPad Pro(M4)とは
13インチiPad Pro(M4)は、2024年5月15日に登場した次世代のiPad Proです。最新のApple M4チップとOLEDディスプレイを搭載し、まるでノートPCを凌駕する処理性能と美しい画面表現を誇るタブレットとして注目を集めています。まずはこのiPad Pro(M4)の基本的なスペックや特徴を整理してみましょう。
基本スペック
幅215.5mm、高さ281.6mm、厚さ5.1mmという薄型ボディに、重量はWi-Fiモデルで579g、Wi-Fi + Cellularモデルで582gと非常に軽量です。ディスプレイは13インチのUltra Retina XDRディスプレイで、解像度2,752 x 2,064ピクセルに加え、OLED技術ならではの高コントラストが魅力。黒の表現が深く、映像や写真が息を呑むほど鮮やかに映し出されます。
M4チップ搭載のパフォーマンス
iPad Pro(M4)には、最新世代のApple M4チップが搭載され、CPUコア数とGPUコア数が大幅に強化されています。256GBや512GBモデルではCPUが9コア(高性能コア3、高効率コア6)、上位の1TBや2TBモデルではCPU10コア(高性能コア4、高効率コア6)という構成となり、どちらもGPUは10コアを備えています。さらに16コアのNeural Engineは、AI関連の演算処理を圧倒的な速度でこなします。
実際の使い心地
わたしの友人は、グラフィックデザインの仕事で使うことをメインとして購入しましたが、Adobe系アプリや3Dデザインアプリの動作にほとんどストレスを感じなかったそうです。自身も試しに動画編集アプリで10分程度の4K動画にエフェクトを加えてみましたが、エンコードのスピードがあまりに速くて「本当にタブレットなのか?」と驚きました。
わたしの場合、仕事の合間にデザイン制作をしたり、出先でプレゼン資料をまとめたりすることが多いのですが、13インチiPad Pro(M4)なら、ラップトップを持ち運ぶ必要がほぼなくなりました。
アクセサリを加えてiPad Proを120%活用する理由
iPad Pro(M4)は本体だけでも高性能ですが、アクセサリをそろえることで一気に作業効率が高まります。Apple Pencil ProやMagic Keyboardはもちろん、保護ケースや外付けストレージといった周辺機器を活用することで、まさに「ノートPC以上」の体験を得られるのです。
アクセサリ投入は投資価値あり
アクセサリをそろえるとなると、どうしても最初の出費はかさみます。でも、例えばMagic Keyboardを使うと、マウスやトラックパッド不要でパソコンのような快適操作が実現しますし、Apple Pencil Proでは紙に書くのと遜色ないメモが可能になります。長期的に見れば、得られる利便性と生産性の高さは十分にペイできるはずです。
アクセサリで拡張されるシーン
iPad Pro(M4)は、外付けモニターへの出力にも対応し、Thunderbolt / USB 4ポートを活かして大容量の外付けストレージも使えます。これらを組み合わせれば、自宅やオフィスでは大画面で本格的なデスクワークをし、外出時にはタブレット単体で気軽にモバイル作業ができます。シーンに応じて必要なアクセサリを使い分けることで、iPad Proの可能性が驚くほど広がるのです。
おすすめアクセサリのラインナップ
ここからは、iPad Pro アクセサリの中でも多くのユーザーが「これは手に入れておきたい」と感じる定番から、ちょっと特殊なアクセサリまでご紹介します。日常使いやビジネス、クリエイティブ用途それぞれで役立つ逸品ぞろいなので、ぜひ参考にしてください。
Apple Pencil Pro
Apple Pencil Proは、タブレットであるiPad Proを「手書きノート」や「デザインキャンバス」に変えてしまう魔法のアクセサリ。筆圧感知や傾き検知の精度が高く、イラストや文字がとても描きやすいと好評です。USB-Cを通じた充電に対応し、磁気でiPad本体に取り付けられるため、持ち運びや充電管理もスムーズ。紙のノートとペンの感覚が忘れられない人に特におすすめです。
Magic Keyboard
Magic Keyboardは、iPad Proユーザーならほとんどの人が興味を持つであろうキーボードアクセサリです。トラックパッドを備え、iPadを浮かせるように装着するフローティングデザインが特長で、ノートパソコンさながらの使用感を得られます。実際に触ってみると、キーの打鍵感やパームレストの安定感がとても優れています。
最初は「タブレットなのにそこまでしてキーボードが必要?」と思っていましたが、実際に使うとマウスとキーボードを持ち歩くよりもはるかにスマートで、セットアップに時間をかけずに済みます。持ち運びやすいのも嬉しいポイントですね。
Smart Keyboard Folio
Magic Keyboardほどの機能は必要ないけれど、外出先で軽くタイピングがしたいという方におすすめなのがSmart Keyboard Folioです。薄型軽量のフォリオケース型で、iPad Pro(M4)本体とスマートコネクタで接続するため、充電やペアリングが不要。持ち運びやすさを重視する人にピッタリです。
保護ケース・カバー
iPad Proは本体が薄く美しいデザインですが、持ち運ぶうちに傷つけるのが心配という方は多いでしょう。耐衝撃ケースからスリムカバーまで、豊富な選択肢があります。自分の利用シーンに合わせて選ぶと良いです。
耐衝撃ケースの例
角が厚めの衝撃吸収素材を使い、うっかり落としてしまった時の損傷を大きく軽減してくれます。外での使用が多い方には必須とも言える安心感が得られます。
スリムカバーの例
「極力軽さを維持したい」「手触りを楽しみたい」という方にはスリムカバーがおすすめ。iPadのデザインを損なわず、ちょっとした傷や汚れを防いでくれます。
Thunderbolt / USB 4アクセサリ
iPad Pro(M4)はThunderbolt / USB 4ポートを搭載しており、対応ドッキングステーションや外付けストレージを使って一気に拡張性を高められます。写真や動画の編集を行う場合は、外付けSSDを活用することで大容量ファイルの管理がぐんと楽になります。
オーディオ関連アクセサリ
映像や音楽の編集、さらには映画鑑賞を楽しむなら、ヘッドホンやスピーカーにもこだわりたいところ。iPad Pro(M4)は4スピーカーを搭載していますが、より没入感のある音質を求めるなら、AirPodsや高品質のBluetoothヘッドホンを選ぶのも一案です。
周辺機器による活用シーンの広がり
アクセサリを組み合わせることで、iPad Pro(M4)を様々な用途で活かすことができます。ここからは、どのようなシーンでiPad Proとアクセサリが効果を発揮するのかをご紹介します。
クリエイティブな作業
グラフィックデザインやイラストレーションをするならApple Pencil Proは欠かせません。筆圧を繊細に反映してくれるので、薄い線や陰影も違和感なく再現できます。さらにOLEDディスプレイは色彩表現が豊かで、作品の微妙な色合いもはっきりと確認できます。
イラストレーターとして働く友人によると、「想像したアイデアをすぐにカタチにできるし、クライアントへの見せ方もデジタルデータなのでとてもスムーズ」とのこと。作品づくりの効率が格段に上がるそうです。
ビジネス・生産性向上
Magic Keyboardと組み合わせれば、ノートPCのように資料作成やメールのやり取りができます。ビデオ会議にも対応し、横向きフロントカメラで映る映像は自然な視線に近い角度が実現。意外と見落としがちですが、仕事の相手に「画面を見ていない感」を与えにくいのは、会議の印象アップにもつながります。
外出先での快適さ
キーボードやペン、必要に応じて外付けSSDを持ち出すだけで、オフィス同等の作業が行えます。スマートコネクタで着脱が簡単なため、打ち合わせの時はiPadだけを手持ちし、メモを取りたいときにキーボードと合体させる、といった使い分けもスピーディーです。
エンターテインメント
映画や動画鑑賞をする場合は、13インチの広々としたOLEDディスプレイが大活躍。音質も4スピーカーで迫力があり、さらに外部スピーカーを使えばリビング全体にサラウンド感のあるサウンドを届けられます。ゲームも高性能GPUのおかげで、動きの激しい3Dゲームを快適にプレイできます。
教育・学習
学生さんや社会人学習者には、Apple Pencil Proでのノート取りが画期的。書いた文字を検索する機能や、図形をきれいに整形できるアプリも多数あり、ノートがただのメモではなく情報資産として生きてきます。さらにオンライン授業やZoom会議でも、本体一つで映像・音声のやり取りが完結するので、とてもシンプルです。
13インチiPad Pro(M4)と競合製品の比較
iPad Pro(M4)には、他メーカーの高性能タブレットがライバルとして存在します。代表的な例を挙げてみましょう。
マイクロソフト Surface Pro 第11世代
Windows 11を搭載し、2 in 1のスタイルでノートPCとしての使い方に特化しています。キックスタンドを標準装備していて、タイプカバーをつければ本格的なキーボード入力が可能。iPadOSよりもPCライクな操作を望む方には魅力ですが、重量は約895gとやや重め。軽快さやアプリの安定性を求めるならiPad Pro(M4)に軍配が上がる印象です。
HUAWEI MatePad Pro 12.2インチ
HarmonyOSを搭載し、12.2インチのTandem OLEDディスプレイが売り。反射防止技術やバッテリーの持ち、急速充電など便利な機能を備えていますが、Google系サービスとの連携が制限される場合があるため、利用環境によっては使いにくさが生じることもありえます。
サムスン Galaxy Tab S9+
Snapdragon 8 Gen 2を搭載し、12.4インチSuper AMOLEDを採用。Androidの自由度やSペン同梱が魅力的ですが、iPadOS専用アプリの充実度やM4チップの性能面ではiPad Pro(M4)がやや優位と言えるかもしれません。
レノボ Tab P12 Pro
AMOLEDディスプレイの美しさや、Dolby Vision対応など映像を重視したい方にはおすすめの機種。ただしAndroidでのクリエイティブアプリの対応状況を確認する必要があります。iPadOS向けアプリの豊富さを考えると、iPad Pro(M4)に軍配を上げるユーザーも多いでしょう。
アクセサリ導入で実感するメリットと注意点
iPad Proの魅力を最大限に引き出すには、周辺アクセサリへの投資がほぼ不可欠です。ここではメリットと注意点を整理します。
メリット
注意点
まとめ:自分のスタイルに合ったアクセサリ選びが鍵
ここまで、13インチiPad Pro(M4)の魅力とアクセサリ活用のポイントについて見てきました。iPad Pro(M4)は高性能なハードウェアと洗練されたデザインが特徴であり、アクセサリを組み合わせることでデスクトップ並みの作業環境からモバイルな学習・エンタメ環境まで、自由自在に使いこなせます。アクセサリをそろえるとトータルコストは上がるものの、得られる利便性や作業効率の向上はまさに「投資」といえる価値があると感じます。
「Apple Pencil Proでイラストやメモを取りたい」「Magic Keyboardを使って仕事効率を高めたい」など、あなたの目的や利用シーンに合わせて選べば、iPad Proがあなたの相棒になってくれるはずです。そして、保護ケースや外付けストレージなどの周辺機器もうまく組み合わせれば、さらに作業や生活が快適に。ぜひ自分だけのベストなiPad Pro活用術を見つけてみてください。
わたしも最初は「ちょっと高いかな」と思っていたMagic KeyboardとApple Pencil Proをそろえましたが、いまでは「なんでもっと早くそろえなかったのか…」と思うほど重宝しています。合計の出費はかさみましたが、その分の効率アップや楽しさはプライスレスでした。
ぜひ、あなたの使い方に合ったアクセサリを選んで、iPad Proの可能性を存分に広げてみてください。
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