【ゲームサーバー初心者向け】ConoHa for GAMEでかんたんマルチプレイ!Minecraft managerの使い方ガイド

ゲームサーバーを自分で立ち上げて仲間同士でワイワイとマルチプレイを楽しむ――そんな憧れの環境を「自分で用意する」のは、初心者にとってハードルが高いイメージがあるかもしれません。しかし、近年はゲーム特化型のVPS(仮想専用サーバー)サービスが数多く登場しており、専門的な知識がなくてもすぐにマルチプレイ環境を構築できるようになってきました。なかでも「ConoHa for GAME」は、GMOインターネットグループが提供しているゲームサーバー向けVPSサービスとして、非常に人気を集めています。この記事では、初めてゲームサーバーを立ち上げたい方に向けて、基本的な手順とポイント、そしてConoHa for GAMEを活用したスムーズなマルチプレイサーバー運用方法を紹介します。さらに、2024年12月11日に実装された新機能「Minecraft manager」のアップデートについても詳しく触れますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそもゲームサーバーとは?初心者が押さえておきたいポイント

ゲームサーバーとは、オンラインゲームにおいて複数のプレイヤーが同時に参加できる環境を提供するためのサーバーのことです。いわゆる「マルチプレイ」を実現するための土台となる存在といえるでしょう。ゲームサーバーには公式サーバーと非公式サーバー(コミュニティサーバー)があり、公式サーバーはゲーム会社が用意している場合が多いですが、自分でサーバーを構築できるタイトルでは非公式サーバーを好きな設定・世界観で運用できる楽しさがあります。

また、自分でサーバーを立ち上げる場合は、大きく分けて二つの方法があります。自宅PCを使ってホスト役にする、またはVPS(仮想専用サーバー)などのホスティングサービスを利用する方法です。自宅PCでの運用は電気代やネットワークの安定性、さらにはプライベートIPの問題など考慮すべき点が多いため、初心者にはハードルが高めです。一方、VPSを利用すれば、常時稼働が前提のインフラが提供されるため、低コストかつ安定的にマルチプレイ環境を維持できる魅力があります。

筆者自身も昔は自宅のPCをサーバー化してMinecraftやRustをホストしていましたが、ネットワークが不安定だったり、家族がYouTubeを視聴しているだけでラグが発生したりと、なかなかスムーズにはいきませんでした。VPSに切り替えたら、それまでの悩みがほぼ一掃されて「こんなに楽になるのか!」と感動した思い出があります。

ConoHa for GAMEとは?初心者でも始めやすい理由

ConoHa for GAMEは、GMOインターネットグループが提供しているゲーム特化型VPSサービスです。MinecraftやARK、Rustなどの人気タイトル向けのテンプレートが充実しており、ほとんどコマンド操作をしなくても簡単にマルチプレイ環境を整えられるのが最大の特徴といえます。

料金プランのバリエーションと選び方

ConoHa for GAMEには「長期割引パス」と「時間課金」の2種類の料金形態があります。長期割引パスは1ヶ月から最大36ヶ月まで契約可能で、長期間利用するほど割引率が上がりお得になります。一方、時間課金は必要な時にだけ使いたい場合におすすめで、1時間単位での利用料金がかかる仕組みです。たとえば、ちょっとしたイベント用に一時的にゲームサーバーを立ち上げたい時などにも重宝します。

長期割引パスを使うメリット

長期間安定してマルチプレイサーバーを運用したいなら、毎月定額で利用できる長期割引パスが便利です。月額394円(税込)から始められるプランが用意されており、メモリ1GB、CPU1コアという最低限のスペックでも軽量ゲームサーバーなら十分運用できます。とにかくコストを抑えたい人や、友達同士で小規模にサーバーを利用する人に向いています。

時間課金でスポット利用も可能

「週末だけみんなで集まってゲームをしたい」といった場合は、時間課金を選ぶことでコスパよく遊ぶことができます。1GBプランなら1時間あたり1.9円(税別)という低価格が魅力で、1日8時間程度の利用であれば月に数百円程度ですむ計算になります。短期イベントや突発的にゲームをしたいケースにも柔軟に対応できるでしょう。

テンプレートの豊富さが初心者に嬉しい

ConoHa for GAMEは、MinecraftのJAVA版や統合版、Forge、Spigotなど多数のバージョンに対応したテンプレートだけでなく、ARK: Survival Evolved、Rust、Valheim、Palworldなど、人気タイトルを幅広くカバーしています。テンプレートを選択するだけで必要な環境構築が自動的に行われるので、初心者がコマンド操作をする必要はほとんどありません。

昔はMinecraftのバージョンやModごとにサーバーを立ち上げるために、サーバーファイルの場所や起動コマンドの設定を一から調整する必要がありましたが、今はテンプレート一発でOKな時代になりました。こうしたVPSサービスのおかげで、初心者の方でもかなりハードルが下がったと思います。

ConoHa for GAMEの最新アップデート「Minecraft manager」とは?

ConoHa for GAMEでは、マルチサーバーの管理を手軽に行えるツールとして「Minecraft manager」が提供されています。2024年12月11日には大幅なアップデートが行われ、より使いやすく便利になりました。ここでは具体的にMinecraft managerのメリットや進化したポイントを見ていきましょう。

Minecraft managerの主な特徴

Minecraft managerは、ブラウザからクリック操作だけでサーバーのバージョン変更やMod導入、バックアップ設定などを行える管理ツールです。コマンドを打ち込む必要がないため、初心者でも気軽に設定をカスタマイズできます。また、最新アップデートにより、インターフェイスがさらに直感的になり、Modのインストールやワールドの切り替えなどがよりスムーズにできるようになりました。

アップデートで追加された便利機能

今回のアップデートでは、特定のModパックの自動インストール機能やサーバー状態のリアルタイム監視機能が追加されました。さらに、自動バックアップのスケジュール管理がわかりやすいUIで設定できるようになり、バックアップ周期や保存数を自由に指定できます。これにより、「うっかりデータが消えてしまった」というトラブルを最小限に抑えることが可能です。

Minecraft managerの使い方(基本編)

Minecraft managerの操作は非常にシンプルです。まず、ConoHa for GAMEの管理パネルにログインし、Minecraft managerを開きます。そこから「サーバーの設定」や「バージョン変更」「Mod管理」「バックアップ管理」といった項目をクリックするだけで、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)に沿って操作ができます。初心者の方は、まずはバニラのMinecraftサーバーを立ち上げてみるのがおすすめです。数クリックでサーバーが起動でき、友人とのマルチプレイ環境が整います。

過去に「サーバー設定ファイルってどこにあるの?」と右往左往していた自分からすると、今の管理画面はまさに夢のようです。初心者の方が「マルチプレイ 立ち上げ方」と検索して調べても、ほとんどの手順がブラウザ操作だけで完結するので、きっと拍子抜けするほどスムーズですよ。

実際のサーバー立ち上げ手順:ConoHa for GAMEを例に解説

ここからは具体的に、ConoHa for GAMEを使ってマルチプレイサーバーを立ち上げる一連の流れを簡単に紹介します。ゲームサーバーが初めての方でもわかりやすいようにまとめていますので、「ゲームサーバー 初心者」の方はぜひ参考にしてください。

ステップ1:アカウント登録とプラン選択

まずはConoHaの公式サイトにアクセスして、アカウントを作成します。ユーザー情報の入力や支払い方法の登録を行ったら、次にプランを選びます。長期割引パスと時間課金のどちらが自分の遊び方に合っているか検討しましょう。頻繁に利用するなら長期割引パス、スポット利用中心なら時間課金がおすすめです。

プランの概要を表で確認してみよう

記事の途中ではありますが、料金プランとメモリ・CPUなどの概要を表形式でまとめてみます。なお、月額料金にはサービス維持調整費が別途かかるので、実質的な支払い総額は基本料金+10%ほどになる点も押さえておきましょう。以下は月額プランの一例です。

プランメモリCPUSSD容量月額料金
1GBプラン1GB1コア100GB394円~
2GBプラン2GB2コア100GB790円~
4GBプラン4GB3コア100GB1,980円~
8GBプラン8GB4コア100GB3,850円~
16GBプラン16GB6コア100GB7,150円~

ステップ2:ゲームテンプレート選択とサーバー作成

プランを決めたら、管理パネルにログインしてゲームテンプレートの選択画面へ移動します。Minecraft(JAVA版、統合版、Forge、Spigot)やARK、Rustなど豊富なラインナップから、遊びたいゲームを選択しましょう。選択を確定すると、数分程度でConoHa側でサーバーの初期設定が行われ、テンプレート環境が自動でインストールされます。

ステップ3:Minecraft managerやその他の管理ツールを起動

サーバーの作成が完了したら、Minecraft managerをはじめとする管理ツールを起動して細かい設定を行います。ここで、バージョンアップやMod導入、最大プレイヤー数の設定、サーバーのホワイトリスト管理などをクリック操作で指定できます。操作が完了したらサーバーを再起動し、変更内容を反映させましょう。

Minecraft manager 使い方のコツ

Minecraft managerでは、ワールドデータのアップロードやダウンロードも簡単にできます。独自にカスタムワールドを作りたい場合は、あらかじめローカルでワールドを生成してからアップロードするだけです。従来のようにFTPクライアントを立ち上げてファイルを転送するといった手間が少なく、初心者でも分かりやすい設計になっています。

アップロードをボタン一つで完了できるので、Modをいろいろ試したい時にも本当に便利です。これならMod管理で挫折する人も減るんじゃないかと思います。

ステップ4:サーバー接続とマルチプレイ開始

設定が完了したら、管理パネルに表示されるIPアドレスやポート番号を使って、ゲーム内からサーバーにアクセスしてみます。Minecraftの場合、起動画面の「マルチプレイ」を選択し、「サーバーを追加」から情報を入力して接続します。問題なくログインできれば、あとは仲間を招待するだけです。快適なマルチプレイライフがスタートします。

ConoHa for GAMEのメリットとデメリットを再確認

マルチプレイをストレスなく楽しむために、ConoHa for GAMEの特長を再度まとめておきましょう。

メリット

初心者に優しいテンプレート

人気タイトル向けテンプレートが用意されているので、「マルチプレイ 立ち上げ方」を一から学ぶ必要なく、サーバー構築が数分で完了します。

費用を最適化できる料金プラン

長期割引パスによるコストダウンもよし、必要な分だけ使える時間課金プランもよし。自分の遊び方に合った課金形態を選択できます。

管理ツールが充実

Minecraft managerやPalworld managerなどの専用管理ツールにより、複雑なコマンド操作をほとんどしなくても済みます。サーバー再起動やMod導入、バックアップなどもクリック操作で完結するので、初心者でも安心です。

デメリット

無料お試し期間がない

多くのレンタルサーバーやVPSサービスで存在する無料トライアル期間が用意されていません。そのため、気軽に試用することが難しい点は注意です。

ゲーム以外の用途には不向き

「ConoHa for GAME」という名称が示す通り、ゲーム特化型のVPSサービスです。ウェブサイトやビジネスアプリケーションを運用するなどの用途には向きません。

体験談:ConoHa for GAMEで友人とRustサーバーを運営してみた

筆者はMinecraftだけでなく、Rustのサーバー運営にもConoHa for GAMEを使ったことがあります。Rustはオープンワールドでサバイバル要素が強いゲームですが、サーバーサイドの設定も独特です。初心者の頃はコンソールコマンドや設定ファイルをいじるのに苦労しましたが、ConoHaでテンプレートを選ぶと面倒な初期設定の大半が自動化されていて驚きました。

以前、友人5人でRustにハマっていた時期にConoHa for GAMEの4GBプランを契約してみたら、デフォルトの設定でも快適に遊べました。カスタムマップやプラグインの導入にも挑戦しましたが、公式ドキュメントと管理パネルを見比べながら設定するだけで大丈夫。結果的に全員でわいわい盛り上がり、長期間遊び倒すきっかけになりましたね。

ConoHa for GAMEを最大限活用するためのアドバイス

せっかくゲームサーバーを運用するなら、さらに快適性や安定性を追求したいと思う方も多いでしょう。ここでは、ConoHa for GAMEをより有効に活用するためのポイントをいくつか紹介します。

サーバーのスペック選びは余裕を持つ

ゲームによって必要となるリソースはさまざまですが、プレイヤー数が増えるほどメモリやCPUパワーが必要です。特にMinecraftでModを多数入れる場合や、ARKなどの重量級ゲームを遊ぶ場合は、2GBプランや4GBプラン以上を検討すると安心です。

定期的なバックアップとログ管理

ConoHa for GAMEではバックアップオプションも提供されています。Minecraft managerの自動バックアップ機能を活用すれば、データ飛びなどのリスクを回避しやすくなります。定期的なバックアップやログ管理で、万が一のトラブルにも素早く対応できるようにしておくとよいでしょう。

利用時間の見極めで最適な料金プランを

時間課金プランは非常に便利ですが、気づけば長時間稼働させていて想定より費用がかさむ可能性もあります。逆に長期割引パスは割安ですが、短期利用では余計なコストになる場合もあるでしょう。自分のプレイスタイルとサーバー利用頻度を考慮して、なるべくムダのない契約形態を選びましょう。

最新ゲームラインナップにも期待!PalworldやARK、Rustで遊ぶなら

ConoHa for GAMEはリリース以降、対応ゲームを次々と拡充させており、ARK、Rust、7 Days to Die、Valheim、Factorio、Assetto Corsaなどの人気作のほか、国産オープンワールドサバイバルの期待作「Palworld(パルワールド)」のテンプレートも用意されています。今後も新作ゲームへの対応やアップデートが期待できるため、継続的に注目しておきたいサービスです。

とくにPalworldはポケ○ンのようなクリーチャーを捕まえて育成し、それらを使役して建築や工業もできてしまう独特のサバイバルゲーム。海外でも注目度が高いタイトルなので、リリース時にいち早くマルチサーバーを立ち上げたい方はConoHaのテンプレートを活用してみるといいでしょう。

まとめ:ConoHa for GAMEなら初心者でもかんたんにマルチプレイサーバーが立ち上げられる

ゲームサーバーを立ち上げたい、でも初心者には敷居が高そう……そう思っている方にとって、ConoHa for GAMEは非常に魅力的な選択肢です。公式が用意する豊富なテンプレートやブラウザで完結する管理ツールのおかげで、コマンド操作や設定ファイルの知識がない人でも気軽にマルチプレイを始められます。特に、2024年12月に大きく進化した「Minecraft manager」は、Minecraftサーバーの立ち上げ・管理がこれまで以上にラクになります。

また、コスト面でも月額394円(税込)から始められる長期割引パスと、時間課金によるスポット利用の両方が選べるため、自分のプレイスタイルに合わせて柔軟に費用を抑えられます。最新作のPalworldからクラシックなMinecraftまで、幅広い人気タイトルへの対応が進んでいる点も頼もしいです。初心者の方はもちろん、今まで別のサーバーホスティングを利用していた経験者も、ぜひConoHa for GAMEのシンプルさと快適さを一度試してみてはいかがでしょうか。

筆者も今では友人たちとゲームをする際はConoHa for GAMEがメインになっています。特に「ゲームサーバー 初心者」の人に自信を持って勧められる安定感がありますし、トラブル時のサポート体制もしっかりしているので安心です。

さらに一歩先へ:スペックアップや他のゲームサーバーへの応用

もし「もっと大規模で遊びたい」「同時接続数が増えそう」といった要望が出てきたら、プランを切り替えることも検討してみましょう。ConoHa for GAMEではプラン変更に柔軟に対応しており、より高性能なプランへの移行も比較的簡単です。あるいは、Minecraft以外にもARKやRust、Counter-Strike 2 (CS2)といったシューター系ゲームのサーバー運用にも応用可能です。

また、マルチサーバーの運営に慣れてきたら、さらなるカスタマイズに挑戦してみるのも一興です。たとえば独自プラグインを導入したり、イベントワールドを追加したりすると、コミュニティが活性化して長く楽しめるようになるでしょう。

結論:迷ったらConoHa for GAMEでスタートしてみよう

これからマルチプレイサーバーを立ち上げるなら、まずはConoHa for GAMEに登録してサーバー環境を構築してみるのがおすすめです。初心者にはハードルが高いと思われがちな作業が、驚くほどスピーディかつシンプルに進むはずです。この記事では特にMinecraft managerを中心に紹介しましたが、Palworld managerなどのゲーム別の管理ツールも整備されており、どれも使いやすさに力を入れている点が共通しています。

ゲームサーバーの魅力は、自由度の高さとコミュニティの温かさにあります。みんなと一緒に同じワールドを作り上げたり、バトルを楽しんだり、時にはイベントを開催したりと、公式サーバーでは味わいづらい「自分たちだけの場所」を持てるのが最大のメリットです。ConoHa for GAMEでその第一歩を踏み出し、あなただけのマルチプレイ体験を思う存分満喫してみてください。

冒頭で述べたように筆者自身、自宅PCホストの頃からVPSに切り替えて見違えるほど快適になりました。電源のオンオフやネットワークの安定性を気にする必要がないのは本当にラクですよ。ぜひ試してみてくださいね。

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