コール オブ デューティ ブラックオプス2(以下、CoD Black Ops 2)は、シリーズの中でも特にファンが多く、今でも定期的に遊ばれているFPSタイトルです。ところが、Xbox Series Sでデジタル版を購入した際、音声や表示言語がスペイン語に固定されていて英語に切り替えられない、という事例が報告されています。ここでは、その原因と解決策を可能な限り詳しく解説し、地域ロックや言語設定にまつわるトラブルを回避するための知識を共有していきます。
Xbox Series S上でのCoD Black Ops 2における言語変更の基本
CoD Black Ops 2はもともとXbox 360向けにリリースされたタイトルです。Xbox Series Sで遊べるのは「下位互換機能」を通じたバージョンですが、Xbox 360世代のゲームには現行のXbox OneやSeries向けタイトルよりも厳密な地域・言語ロックがかかっている場合があります。まずは基本的な事柄を押さえましょう。
下位互換と言語データの関係
Xbox Series SおよびXbox Oneの下位互換機能では、ゲームの本体プログラムと同時に、そのバージョンに含まれる言語データを引き継ぎます。たとえばスペイン語版のCoD Black Ops 2を購入した場合、起動時に利用できる音声・字幕データはスペイン語が中心です。
さらに、ゲーム自体に複数の言語データが含まれていないと、Xboxのシステム側で言語を変更しても、利用できるデータがなければ切り替えが反映されません。
地域設定と購入地域の影響
Xboxのデジタルストアは地域によって取り扱いのバージョンや価格が異なります。たとえばメキシコのストアで購入したCoD Black Ops 2は、ラテンアメリカ向けスペイン語版としてリリースされている可能性が高いです。この場合、英語やその他言語が含まれていないエディションであれば、システムの言語を英語にしてもスペイン語しか利用できないという事態に陥ります。
言語設定を変更する一般的なステップ
言語ロックや地域の制約はあるものの、英語音声や字幕がそもそも含まれているバージョンを入手しているのであれば、設定を見直すことで英語化を実現できる可能性があります。以下は一般的なアプローチです。
1. Xbox本体の言語と地域の変更
多くの方が最初に行うのが、本体設定からの言語・地域変更です。
以下はXbox Series Sの設定画面での代表的な手順例です。
1. コントローラーのXboxボタンを押し、メニューを開きます。
2. 「プロフィールとシステム」 > 「設定」に進みます。
3. 「システム」 > 「言語と場所(Language & Location)」に進みます。
4. 希望する言語(English など)と地域(United States など)を選択します。
5. 本体が再起動する場合があるので、指示に従って再起動します。
地域を変えるとXboxストアの表示通貨やレーティング、ダウンロード可能な言語パックが変わります。「英語を使用している地域」—たとえばアメリカやカナダ、イギリスなどを選ぶと、英語のコンテンツが優先的に表示・ダウンロードされる可能性が高いです。
2. CoD Black Ops 2の再インストール
言語を変更したあと、既にインストール済みのCoD Black Ops 2をそのまま起動しても、ゲーム側の言語データが書き換わることはありません。特にXbox 360向けタイトルの場合、インストール時に取得した言語ファイルが優先されるため、一度アンインストールして再ダウンロードを行う必要があります。
手順は以下の通りです。
1. ホーム画面や「マイコレクション」からCoD Black Ops 2を選択
2. 追加オプションから「アンインストール」を実行
3. 言語・地域設定が目的のものになっていることを再度確認
4. Xboxストアの「ライブラリ」あるいは「再ダウンロード」一覧からCoD Black Ops 2を探す
5. 改めてインストールを開始
この再インストールの過程で、ゲームが利用可能な言語ファイルを再度ダウンロードします。もしバージョン自体に英語の音声・字幕データが含まれていれば、この段階で英語に切り替わることが期待できます。
地域ロックとDLCの注意点
ここからは、少し踏み込んだ話になります。Xbox 360世代のCoD Black Ops 2には、DLC(追加マップや追加武器など)が用意されていますが、これらDLCの利用にも地域とのマッチングが重要です。
同一アカウントと同一地域設定
Xbox 360世代では、コンテンツライセンスがアカウントと紐づいているだけでなく、実際の接続地域や本体の言語設定が一致しないとDLCが正常に動作しないケースがあります。たとえば、メキシコ向けアカウントで購入したDLCを、アメリカ地域設定の本体で使うと不具合が起こる場合もあるのです。
地域差によるバージョンの違い
CoD Black Ops 2に限らず、旧世代のゲームは地域別に完全に別の製品IDが割り振られているケースがあります。以下のような点に留意してください。
- 北米版
英語音声が基本だが、フランス語・スペイン語のように北米圏内でニーズが高い言語が含まれている場合がある。 - ラテンアメリカ版
ラテンアメリカ版のスペイン語(いわゆる多くの中南米諸国向け)を収録。英語音声が一部含まれる場合もあるが、必須ではない。 - 欧州版
イギリス英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン本国向け)が含まれている場合がある。 - 日本版
日本語音声や字幕を搭載。ただし日本版のみ独自の規制がかかっているケースも。
これらのバージョン違いがあるため、ストアの地域を切り替えてダウンロードしても、そもそも購入した「ライセンス」がラテンアメリカ向け版の場合、北米版の英語音声が取得できない可能性があります。
メキシコなど特定地域で英語に切り替わらない理由
ラテンアメリカで販売されるCoD Black Ops 2のディスク版には、英語とスペイン語の両方が収録されているケースがある一方、デジタル版ではスペイン語(ラテンアメリカ版)のみを収録しているものも存在します。メキシコのXboxストアで購入すると、後者の「スペイン語のみ」デジタル版が割り当てられている可能性があるのです。
英語を扱う地域への切り替えが無効化される場合
たとえば、下記のような場合は注意が必要です。
- メキシコ版を購入
→ システム言語を英語(アメリカ)に設定しても英語音声のダウンロードが始まらない
→ 再インストールしても同様 - ヨーロッパやアジア版ストアで購入
→ そもそもラテンアメリカ向け版とバージョンIDが異なるため、DLCの互換性に問題が出ることも
特定の地域バージョンは、利用可能な音声・字幕ファイルが限定されているため、本体設定をいくら変更してもゲーム内で英語が利用できないという状況が発生します。
言語設定変更のコツと追加の検証手順
ここまでで問題を解決できない方は、改めて以下の要素を確認してみてください。
1. アカウントの地域設定を英語圏に合わせる
本体の言語・場所を英語圏(例:United States)にしても、Xboxアカウント自体がメキシコなど別の地域として登録されていると、デジタルストアから落ちてくるデータはラテンアメリカ版のままになる可能性があります。
オンラインでの購入履歴が存在し、そもそもライセンスがその地域版で確定している場合、地域ロックは回避しにくいです。
2. DLCの有無や本体との互換性を確かめる
CoD Black Ops 2のDLCを使用している場合、DLCがインストールされていると、それに紐づく言語データの問題で主言語が固定される可能性があります。一時的にDLCをアンインストールしてメインゲームのみを再インストールし、言語選択の余地が生まれるか試してみましょう。
3. パッケージ版との比較を考える
もしディスク版を入手可能であれば、物理メディアのバージョンには複数言語が収録されている場合があります。ディスク版を本体に挿入し、オンラインで更新データを取得した際に英語が追加されるかどうかを確認するのも一つの手です。ただし、既に地域によってはディスク版が入手困難な場合もあります。
トラブルシュートの例
下記のような手順表を使って段階的に検証する方法もおすすめです。
段階 | 手順 | 成否判定 |
---|---|---|
1 | Xbox本体の言語と地域を英語圏に設定 | 本体メニューが英語表示になるか |
2 | CoD Black Ops 2をアンインストール | ストアからのデータが削除されていることを確認 |
3 | ゲームのみ再インストール(DLCなし) | ダウンロードサイズが変化、または英語音声ファイルが含まれているか |
4 | ゲーム起動し言語が英語になっているか確認 | 英語音声や字幕が適用されているか |
5 | DLCを追加でインストール | DLCインストール後も英語音声・字幕が継続するか |
6 | うまくいかない場合:アカウント地域変更や別のバージョンの検討 | 最終的に英語で遊べる環境が整うか |
上記のように、段階ごとにチェックすることで、どの時点で問題が起きているのかを特定しやすくなります。
購入バージョンによっては英語が含まれない可能性
実はもっとも大きなハードルとなるのが、「購入したバージョン自体に英語音声が含まれていない」ケースです。デジタル版はバージョン違いが明確で、ラテンアメリカ向け版ではスペイン語しか収録されていないことも珍しくありません。
英語音声の有無を確認する方法
公式のストアページや外部サイトなどで、該当バージョンが「Which languages are included?」といった記載をしているかどうかを確認するのが手早いです。もし「Audio: Spanish only」と書かれていれば、本体設定を英語にしても言語ファイルが存在しないため、英語音声には切り替わりません。
英語版を確実に入手するには
- 北米ストアからの購入
完全に北米版と表記されているデジタル版を購入すれば、英語音声が含まれている可能性が高いです。ただしアカウント地域を北米に移す、または米国に住所を持つクレジットカードが必要になることもあります。 - 国内の中古ショップなどで北米版パッケージを手に入れる
物理ディスクを挿入すれば、そのディスクに含まれる言語でプレイできます。ただし、オンラインでのライセンス認証やDLC利用時に地域の整合性が要求されることがあるため、注意が必要です。
CoD Black Ops 2を英語化できない場合の対処まとめ
ここまでの情報を踏まえると、スペイン語のみでしかプレイできない方は、主に下記の3パターンが考えられます。
- 本体・アカウント設定の問題
- 本体の言語・地域設定が英語圏になっていない
- アカウント地域と本体地域の不一致
- DLCも含めたライセンス周りが混乱している
- 購入したバージョンに英語音声データが含まれていない
- ラテンアメリカ版のデジタルコードなど、スペイン語版のみのエディション
- 公式ストア情報を再確認すると「スペイン語のみ対応」となっている場合が多い
- DLCの追加インストールや互換不備によるトラブル
- DLCを含む一部の追加コンテンツが原因で言語設定が強制固定される
- 地域ロックが厳密に機能しているタイトル固有の問題
最善の解決策
- 言語と地域を英語圏(例:米国)に再設定→CoD Black Ops 2をアンインストール→再ダウンロード
- 同一アカウントかつ同一地域設定でDLCも再度インストール
- そもそも購入バージョンに英語が含まれているかどうか要確認
上記のアクションを取っても英語音声が手に入らない場合、残念ながら購入バージョン自体がスペイン語限定の可能性が非常に高いといえます。どうしても英語で遊びたい場合は、北米版や欧州版など英語音声データを含むバージョンを改めて入手するしかないケースもあります。
まとめ:地域・言語ロックを突破するために
- Xbox設定の言語・地域を英語圏に変更して再インストール
→ ゲーム本体とDLCの言語データを取り直す - Xbox 360世代の地域ロックは厳格
→ 購入バージョンとアカウント地域の整合性を保つことが重要 - メキシコ版などは英語データ非収録の可能性大
→ スペイン語のみのエディションである場合、切り替えは困難
CoD Black Ops 2は発売から年月が経過しても、マルチプレイやゾンビモードなど根強い人気を誇るゲームです。快適に遊ぶためには、Xbox本体とアカウントを正しい地域設定に合わせて使い、英語音声を含むバージョンでプレイするのが理想的です。もしスペイン語版しか入手できなかった場合は、語学学習を兼ねる…という発想もありかもしれませんが、やはり本来の雰囲気を味わうなら英語音声でプレイしたいという方も多いでしょう。
これまで紹介した解決策を試したうえで、どうしても改善しないのであれば、改めて「英語音声が含まれているバージョン」を探すことが最終手段となります。地域ロックやライセンスの仕組みを理解することで、思わぬトラブルを避け、楽しくCoD Black Ops 2をプレイできるようになるはずです。
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