近年、友人同士でゲームを楽しむために専用のマルチサーバーを構築する方が増えています。特にMinecraftやARK、Rust、Palworldなどの人気ゲームを遊ぶうえで、大人数のプレイヤーが同時接続できるマルチサーバーは魅力的ですよね。しかし、いざ「サーバーをレンタルしてみようかな?」と思っても、どの料金プランがお得で、どんな性能が必要なのか悩む方は多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、GMOインターネットグループが提供するゲーム特化型VPS「ConoHa for GAME」です。本記事では「長期割引パス」と「時間課金」という2つの料金タイプについて詳しく紹介し、どのような方にどちらのプランが適しているのかを徹底解説します。さらに、ConoHa for GAMEに追加された新機能「Minecraft manager」(2024/12/11アップデート)もピックアップし、その便利さや活用事例をご紹介します。これを読めばあなたも、コストを抑えつつ快適なマルチサーバー環境を構築できるはずです。
ConoHa for GAMEとは?初心者でも安心のVPSサービス
ConoHa for GAMEは、月額394円(税込)から使える、ゲーム特化型のVPS(仮想専用サーバー)サービスです。VPSというと上級者向けのイメージがあるかもしれませんが、このサービスではあらかじめ用意されている「ゲームテンプレート」を選ぶだけで、複雑なコマンド操作や設定を必要とせずにマルチサーバーを立ち上げることができます。MinecraftやARK、Rustなど人気のタイトルはもちろん、今後さらにラインナップを拡充していく予定とのことで、ゲーム好きにはたまらない選択肢となっています。
ConoHa for GAMEの特徴
ConoHa for GAMEには以下のような特長があります。
– 初期費用がかからない
– 月額394円から利用できるリーズナブルな価格設定
– テンプレートを選択するだけで複雑なサーバー構築が不要
– クレジットカードのほかに、コンビニ支払いなど多様な支払い方法に対応
– 「長期割引パス」と「時間課金」の2種類から、用途に合った課金方式を選べる
これらのポイントにより、サーバー構築の経験がない方でも、気軽にマルチプレイ環境を整えられます。特に「ゲームをするためのサーバー」という点にフォーカスしているので、用途別に最適化されたプランを選びやすいのがうれしいところです。
筆者も以前、自力でマルチサーバーを立ち上げようとして苦労した経験があるので、テンプレート選択で済むConoHa for GAMEの手軽さはとてもありがたいですね。
料金体系の概要
ConoHa for GAMEの料金体系は、大きく2つに分けられます。
1. **長期割引パス**
2. **時間課金プラン**
この2種類の料金タイプをうまく使い分けることで、自分にピッタリの契約形態を選べます。たとえば、長期的に毎日ゲームを遊びたい場合は「長期割引パス」を選び、週末だけ友達と集まって遊ぶ程度であれば「時間課金プラン」を使う、といった具合です。
長期割引パス:長く遊ぶなら割引率アップでお得に!
長期割引パスは、1ヶ月から最大36ヶ月まで契約期間を選択できるプランです。契約期間が長くなるほど割引率が高くなるので、長期的にがっつり遊ぶ方にはうってつけといえます。
長期割引パスのメリット
安定した月額費用
毎月定額で安定した費用になるのが最大のメリットです。長期割引によって、月々の支払い額がさらに安くなるため、頻繁にゲームをプレイする方や、固定メンバーで長期間サーバーを運用する方に適しています。
使い放題の安心感
決まった月額を支払えば、追加で時間課金を気にする必要がありません。学生さんで長期休暇に入り、ゲームをする時間が増えても、料金が大きく跳ね上がる心配がないのは魅力的ですね。
コスト例(2GBプランの場合)
2GBメモリのプランを例にすると、月額790円(税込)のベース料金にサービス維持調整費(10%)が上乗せされます。そのため、実際の支払額は869円ほどです。長期契約をするほど月額の割引率は高まり、同じスペックの他社VPSと比較してもお得に使えます。
筆者の場合、長期割引パスを利用することで、友人グループと毎日のようにMinecraftのサーバーを使っていますが、毎月一定の料金なので安心して運用できています。
長期割引パスのデメリット
短期利用に向かない
どうしても短い期間だけしか遊ばない、あるいは月に数回だけしかプレイしないような方にとっては、定額制の負担がやや大きく感じられるかもしれません。一定の期間以上サーバーを使わない日が続く場合は、時間課金プランのほうがコストを抑えられる可能性があります。
契約途中のプラン変更に注意
長期契約をしてしまうと、途中での変更や解約で違約金が発生する場合があります。ConoHa for GAMEの場合、月単位でのプラン変更や上位プランへの変更自体は柔軟に対応していますが、契約形態によっては割引がなくなったりするケースもあるため、利用前にしっかり確認しておきましょう。
時間課金プラン:使った分だけのお支払いで短期利用にも対応!
時間課金プランは、1時間単位で課金される形式です。例えば1GBメモリのプランでは1時間あたり約1.9円(税別)となり、非常に細かくコストを管理できるのが特徴です。なお、1ヶ月利用する場合は定額制を超えて請求されることはありませんので、「知らないうちに膨大な料金がかかっていた!」という心配もありません。
時間課金プランのメリット
スポット利用でコストを最小化
週末だけ遊ぶ、特定のイベント期間中だけサーバーを立ち上げる、といった使い方をする場合には、時間課金プランのほうが断然お得です。1日数時間の利用であれば、1ヶ月丸ごとの定額料金を支払うよりも安く済む可能性が高くなります。
1ヶ月利用すれば定額を超えない
時間課金プランには「上限」があるため、もし長時間利用することになっても、結果的には長期割引パスと大差ない負担で収まります。突発的に遊ぶ頻度が高くなるかもしれないという方にとっては、安心材料ですね。
時間課金プランのデメリット
頻繁に遊ぶ方は割高になる可能性
毎日のように長時間プレイする場合、1時間あたりの課金が積み重なり、月額料金を超えたところで「定額」に切り替わるものの、最初から長期割引パスを使ったほうが割安になることがあります。プレイ頻度やプレイ時間が多い方は、長期割引パスのほうが結果的にお得になるケースもあるでしょう。
常時稼働が前提のゲーム向きではない
たとえば、PvEやPvPが常に進行するサバイバルゲームの場合、サーバーを常に立ち上げたままにしておきたいことがあります。こうした場合には、時間課金を選んでしまうと割高になりがちなので注意が必要です。
長期割引パスと時間課金はどう使い分ける?実際の事例
ここからは、実際の利用シーンを例にして、それぞれのメリットが生きる状況をご紹介します。
事例1:固定メンバーで毎日遊びたい「RPGサーバー」
例えば、仲の良い友人4~5人でMinecraftやARKの冒険を毎日進めたい、というケースを考えてみましょう。こうした場合、月の大半はサーバーがオンラインの状態になります。ゲームへの熱量が高く、「今日もあのダンジョンに挑戦しよう」などといった流れで日常的にプレイを続けるなら、長期割引パスがおすすめです。
月額契約にしておけば、1日中サーバーを起動していても追加料金は発生しませんし、長期契約による割引率のおかげで、トータルのコストが抑えられます。「いつでもログインできる状態を保ちたい」という長期運用ニーズにマッチします。
事例2:イベントや休日にスポット的に遊びたい「たまに使うサーバー」
一方、大学のサークルメンバーや会社の同僚などで、「週末や連休に集まってRustやARKを遊ぶ程度」という場合は、時間課金プランが最適です。毎日サーバーを起動しているわけではなく、月に数日しか利用しないのであれば、定額よりも時間課金のほうがかなり安く抑えられます。
さらに、ConoHa for GAMEの時間課金プランは1ヶ月単位の課金上限も設けられているため、もし利用時間が増えたとしても、想定以上に料金が高騰することはありません。「予定が読みにくいけれど、ガッツリ遊ぶ日とそうでない日の差が激しい」という方にも柔軟に対応できる仕組みです。
筆者の友人は、お盆休みの時期だけ借りてARKをみんなで楽しんでいたようで、「時間課金プランの方が断然お得!」と言っていました。やはり遊ぶ日が限定的だと、まとめて時間だけ払うほうがリーズナブルですね。
【新機能追加】Minecraft manager アップデート(2024/12/11)について
ConoHa for GAMEでは、2024年12月11日に「Minecraft manager」がアップデートされ、さらに便利に生まれ変わりました。Minecraft managerとは、その名のとおりMinecraftサーバーの運用を簡単に行うための専用管理ツールです。コマンド操作が苦手な方でも、ブラウザの管理画面からマルチサーバーのバージョンアップや自動バックアップの設定が可能で、多彩なサーバー管理機能をクリック操作だけで行えます。
アップデート内容
UIがより直感的に
今回のアップデートで、Minecraft managerのユーザーインターフェースが大幅に改善されました。サーバーの稼働状況や現在のプレイヤー数など、必要な情報をひと目で確認できるダッシュボード形式に。サーバー設定の各種オプションもわかりやすくカテゴライズされており、初心者でも迷わず使えるように工夫されています。
自動バックアップ機能が強化
Minecraftの世界データはプレイヤーの冒険や建築の成果が詰まっているため、バックアップは非常に重要です。今回のアップデートでは、自動バックアップ機能が強化され、指定した間隔で自動的にワールドデータを保存してくれるようになりました。万が一、マップがクラッシュした場合でも、すぐにバックアップから復元が可能です。
プラグイン管理がより簡単に
人気のサーバープラグインを導入したい場合も、Minecraft managerの画面上から手軽に設定できます。ForgeやSpigotといったMOD管理が必要な環境でも、プラグインのアップロードと適用がスムーズに進められるのは嬉しいポイントです。
筆者もアップデート後に試してみたところ、プラグイン導入のハードルがぐんと下がった印象です。初心者の方にはありがたいですね。
ConoHa for GAMEのスペックと料金プランを表で比較
実際にどのプランを選ぶかを考える際に、参考になるようにスペックと料金の一部をまとめてみました。サービス維持調整費(10%)を考慮した目安料金も併記しています。
(以下の料金は税込表記とし、一部四捨五入しているため参考値となります)
プラン | メモリ | CPU | SSD容量 | 月額(長期割引パス) | 時間課金(1時間あたり) | サービス維持調整費 |
---|---|---|---|---|---|---|
1GBプラン | 1GB | 1コア | 100GB | 394円 | 約1.9円 (税別) | 基本料金の10% |
2GBプラン | 2GB | 2コア | 100GB | 790円 | 約3.8円 (税別) | 基本料金の10% |
4GBプラン | 4GB | 3コア | 100GB | 1,980円 | 約9.5円 (税別) | 基本料金の10% |
8GBプラン | 8GB | 4コア | 100GB | 3,850円 | 約18.5円 (税別) | 基本料金の10% |
16GBプラン | 16GB | 6コア | 100GB | 7,150円 | 約35円 (税別) | 基本料金の10% |
例えば、2GBプラン(長期割引パス)の月額790円にサービス維持調整費79円を加えると、トータルでは869円程度になります。時間課金を選ぶ場合でも、1時間当たりの料金は約3.8円(税別)からなので、使い方によってコストを最小化できます。
プラン選びのポイント
プレイするゲームの推奨スペック
MinecraftやARK、Rustなど、ゲームによってサーバーに必要な最低スペックが異なります。もし大人数で遊ぶ予定があるなら、メモリを多めに確保したプランを選ぶのが安心です。
利用頻度と時間
月に数十時間以上はプレイする見込みがある場合は、長期割引パスにしておくと料金が安定します。逆に「数時間だけ試してみたい」「月に数回程度しか起動しない」という場合は、時間課金プランを選んでおくと無駄がありません。
筆者は以前2GBプランを契約していましたが、友人がどんどん増えて6~7人で遊ぶようになったため、途中で4GBプランに切り替えました。ConoHa for GAMEはプラン変更がスムーズにできるので助かりましたよ。
ConoHa for GAMEのメリット・デメリット
メリット
初心者でも簡単にサーバー構築できる
テンプレートを選ぶだけで複雑な設定が不要なので、サーバー構築の専門知識がなくてもマルチプレイ環境をスタートできます。
高いコストパフォーマンス
月額394円から使えるため、他のVPSと比較してもリーズナブル。サービス維持調整費を含めても十分にお得な価格設定になっています。
豊富なゲームテンプレート
Minecraft、ARK、Rust、Palworld、Counter-Strike 2など、多彩なゲームに公式テンプレートで対応。初心者から上級者まで幅広くカバーしています。
新機能が続々追加
Minecraft managerやPalworld managerなど、便利な管理ツールが日々アップデートされており、ユーザーの要望に応えて進化を続けています。
デメリット
無料お試し期間がない
ConoHa for GAMEには無料トライアル期間がありません。そのため、実際の使い勝手が気になる場合は、短期で時間課金プランを試してみるのがおすすめです。
ゲーム以外の用途には向かない
ゲームに特化したVPSのため、Webサイトやメールサーバーなど、ビジネス用途での利用には最適化されていません。
サービス維持調整費がかかる
基本料金に対して10%の追加費用が発生します。ただし、トータルコストとして他社より大幅に高いわけではないので、十分許容できる範囲といえます。
XServer VPS for Gameなど他社サービスとの比較も重要
ConoHa for GAMEはゲーム特化型のVPSとして非常に高い人気を誇りますが、他社からも類似サービスが提供されています。例えば「XServer VPS for Game」なども注目されています。ただし比較してみると、月額料金や対応ゲーム数、管理ツールの充実度などは、やはりConoHa for GAMEに軍配が上がるケースが多いです。
特に「Minecraft manager」のような、ゲーム別の管理ツールを公式で用意しているサービスは少なく、初心者がつまずきやすいサーバー運用のハードルを大きく下げてくれる点は強みです。もちろんXServer VPS for Gameにもメリットはあるため、興味がある方はスペックや料金を比較しながら検討してみるとよいでしょう。
まとめ:自分に合ったプランを選んでコストを抑えよう
長期利用なら「長期割引パス」、短期やスポット利用なら「時間課金プラン」というふうに、ConoHa for GAMEは用途に応じて選択肢がしっかり用意されています。どちらを選んでも、MinecraftやARKといった人気タイトルを簡単にマルチプレイできる点や、サービスの充実したサポート体制は共通しているので安心ですね。
今後も新機能が追加される予定とのことで、2024/12/11にアップデートされた「Minecraft manager」も含め、日々進化を続けるConoHa for GAMEに注目が集まっています。月額394円から使えるお得なVPSを賢く活用して、ゲーム仲間との素敵なオンライン体験をぜひ楽しんでみてください。
筆者は、最初は友人3人との少人数プレイから始めましたが、いまでは10人近い大所帯になり毎晩ワイワイ遊んでいます。みなさんも、自分のプレイスタイルに合ったプランを選んで快適なゲームライフを手に入れてくださいね!
プラン別・ざっくり料金シミュレーション
シナリオ1:2GBプラン(長期割引パス)を1ヶ月使う
– 基本料金:790円
– サービス維持調整費(10%):約79円
– 合計:869円前後
1日あたりに換算すると約29円ほど。毎日遊ぶなら断然お得と言えるでしょう。
シナリオ2:1GBプラン(時間課金)で週末だけ使う
– 1時間あたり:1.9円(税別)
– 週末8時間遊んだ場合:1.9円×8時間=15.2円
– サービス維持調整費(10%):約1.52円
– 合計:16.7円程度
これを月に4回分として約66~67円と考えると、長期割引パスで394円(+ 10%)払うよりずっと安価です。月に数回程度しか遊ばない方には時間課金がベストですね。
最後に:お得にマルチプレイを満喫するために
VPS 料金 比較の観点から見ても、ConoHa for GAMEは「長期割引パス」と「時間課金」という2つの支払い方法が魅力的です。プレイスタイルや予定に合わせてプランを選ぶことで、コストを最小限に抑えながら大人数でゲームを楽しむことができます。
特に2024/12/11にアップデートされた「Minecraft manager」は、サーバー管理がさらに簡単になったと好評で、初心者の方でも安心してMinecraftの世界を広げられるはずです。RustやARK、Palworldなど、多彩なタイトルに今後も続々と対応が拡充される見込みですので、ぜひConoHa for GAMEでマルチプレイの醍醐味を味わってみてください。
ゲーム仲間と盛り上がるマルチサーバーは、一度体験するとやみつきになる楽しさです。コストパフォーマンスに優れたConoHa for GAMEなら、サーバー代を気にせず思う存分遊べますので、この機会に始めてみてはいかがでしょうか?
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