Minecraft Education(旧称Education Edition)のサインイン時に「プロキシ認証エラー」「プロキシ設定を確認して、再試行してください。[2606]」が出た場合は、エラーの全文と発生時刻を記録し、組織で指定されたプロキシ設定と、認証サービスへの通信を確認します。学校の保護機能を一律にオフにしたり、認証方法を削除したりする前に、管理者と切り分けましょう。
エラーコード[2606]を確認するときのポイント
コードや「プロキシ」という文字だけでは、設定値・認証方式・接続先の制限のどこで失敗したかは特定できません。このページはMinecraft Educationで表示された場合の確認手順です。他のMicrosoftアプリで表示された場合は、そのアプリ名も記録し、Minecraft用の設定をそのまま流用しないでください。
| 確認すること | 記録する内容 |
|---|---|
| どの操作で表示されたか | アプリ起動、サインイン、ライブラリ、ワールド参加を区別 |
| エラーの全文 | [2606]以外のコード、詳細、時刻。表示があれば要求IDや相関IDも残す |
| 対象端末 | OS、Minecraft Educationのバージョン、学校管理端末かどうか |
| 接続方法 | 校内/家庭など許可された回線、VPN・プロキシ製品と使用状態 |
| 影響範囲 | 同じ端末の他アプリ、他の許可された端末や利用者の結果 |
Minecraft Educationの公式接続エラー資料は、必須URLやログイン用プロセスなどの確認を案内していますが、[2606]だけに対応する万能の修復コマンドとして説明されているものではありません。エラー実文に合う対処を選びます。
Windows 10・11のプロキシ設定を確認する
Windowsのプロキシ設定とVPN用設定では、自動検出、設定スクリプト、手動設定を区別しています。組織がプロキシを必要とする場合もあるので、空欄・オフが必ず正しいとは限りません。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」を開きます。
- 自動検出、設定スクリプトの使用、手動プロキシの使用状態を記録します。設定スクリプトのアドレスやサーバー・ポートは、管理者が指定した値と比べます。
- VPNを使う場合は、「ネットワークとインターネット」→「VPN」→対象接続の詳細オプションで、VPN用のプロキシ設定も管理者に確認します。
- 変更が必要と管理者に確認できた項目だけ、変更前の値を残して修正し、同じ操作で再試行します。
Windowsの画面にプロキシ認証のID・パスワードを入力する共通欄があると決めつけず、認証方法もプロキシ製品・組織の案内に従います。PACなどの設定スクリプトを一律にオフにしたり、指定された自動構成を推測の手動設定へ置き換えたりしないでください。
個人用PCと学校管理端末を分ける
個人用PCに以前の組織の設定が残っている場合も、現在の接続に必要かを確認してから変更します。学校管理端末で設定が灰色、変更後に元へ戻るなどの場合は、配布された設定やポリシーの確認が必要です。レジストリのProxyEnable・ProxyServerを削除して管理設定を回避する手順は使わないようにします。
管理者が確認するMinecraft Educationの接続先
Minecraft Educationは複数の外部サービスと通信します。ブラウザーで一般のWebページが開けても、アプリの認証先まで同じ経路で接続できるとは限りません。Minecraft Educationが使う公式接続先一覧の現行一覧と、発生時刻のネットワーク・プロキシのログを照合してください。
| 公式一覧の接続先例 | 公式一覧に記載された用途 |
|---|---|
| https://*.minecrafteduservices.com | ログイン・マルチプレイ・コーディング |
| https://login.microsoftonline.com | ログイン |
| https://aadcdn.msauth.net/ | ログイン |
上記はログイン関連の例で、全接続先の一覧ではありません。公式資料は追加のMicrosoft認証URLや用途別サービスも案内し、サブドメインが変更され得ると説明しています。管理者は必要な機能、対象端末、遮断された宛先を確認し、公式の現行一覧に基づいて組織のルールを設定します。根拠のないポート開放や、ファイアウォール全体の無効化を行う必要はありません。
ログイン用プロセスと、別の接続エラーを区別する
Minecraft Educationのサービス接続エラーの確認では、Windowsでデスクトップ版とStore版が重複していないか、ログイン時にMinecraft.AdalServer.exeが実行できるか、必要なURLが許可されているかを確認します。これは「サービスに接続できない」エラー向けの確認候補で、すべての[2606]の確定原因ではありません。製品の正規インストール元とブロック記録を管理者が確認し、同名ファイルを無条件に信頼したり、セキュリティソフトを停止したりしないでください。
重複インストールの整理が必要な場合も、授業で使うワールドや保存データを保全し、管理者が利用する版を決めてから進めます。プロキシ認証エラーの対処として、アプリやユーザーデータを先に一括削除しないでください。
許可された環境で接続とアカウントを比較する
同じ端末・同じアカウント・同じアプリ版で、組織が認める接続環境だけを比較します。別の回線で開けた場合は、ネットワーク経路や接続に応じた設定を調べる手掛かりになりますが、学校のファイアウォールだけが原因と確定できるわけではありません。VPN・プロキシ・端末条件も併せて記録します。
学校の制限を外す目的でテザリングや私用VPNへ切り替えず、管理者へ比較を依頼してください。接続先と認証を調べる際も、一般のminecraft.netを一度取得できたことだけで、Minecraft Educationの認証・全サービスの通信が正常と判断しないようにします。
Microsoft 365のログインとMinecraftの利用資格は別に確認する
同じ組織アカウントでMicrosoft 365ポータルなどにサインインできるかも、影響範囲の確認に使えます。他のサービスへ入れても、Minecraft Educationの利用資格やアプリの認証経路まで保証されるわけではありません。
「入力したメールアドレスではサインインできない」など別のメッセージが出る場合は、Minecraft Educationのメールアドレス・ライセンスの確認に従い、管理者へ使用する組織アカウントとMinecraft Educationのライセンス割り当てを確認します。ライセンス不足のメッセージとプロキシ認証エラーを同じ原因にまとめないでください。
条件付きアクセス・多要素認証はログで確認する
サインイン画面に詳しいコード・要求ID・相関IDなどが表示された場合は、日時と併せて管理者へ渡します。管理者は条件付きアクセスとサインインログの照合に従い、Microsoft Entra管理センターの「Entra ID」→「監視と正常性」→「サインインログ」で対象ユーザー・時刻・リソースに絞り、該当イベントを確認します。
条件付きアクセスのタブ、認証の詳細、トラブルシューティング情報から、どの条件が適用されたかを確認します。該当イベントが見つからない場合は、記録の時間範囲・対象アカウント・アプリを見直し、ネットワーク側の記録とも照合してください。
多要素認証が必須だからMinecraftが未対応、[2606]だから条件付きアクセスが原因、と断定しないでください。端末の準拠状態や必要な認証を正規の手順で満たし、エラーを消す目的で全ユーザーのポリシーを外したり、認証方法を一律に削除・再登録したりしないようにします。
Windowsのグループポリシーは、変更せず結果を確認する
管理者が適用されたグループポリシーを調べる場合は、次の確認コマンドを使えます。gpresultで適用されたグループポリシーを確認するの説明にある結果表示で、設定を編集するコマンドではありません。
gpresult /R
これはローカルの適用ポリシー結果を確認する手掛かりで、Minecraftの通信や認証が正常なことを証明する検査ではありません。出力にはユーザー・組織情報が含まれ得るので、公開掲示板へそのまま貼らず、担当管理者へ必要な範囲で渡します。
最終的な対処法と問い合わせ先
管理者との確認で解決しない場合は、Minecraft Educationの公式サポートへ相談します。Minecraft Educationのサービス接続エラーの確認は、VPN・プロキシの有無と製品、端末・OS、Minecraft Educationの版、エラーのスクリーンショット、可能な場合のネットワークトレースを問い合わせ情報として案内しています。
- エラー全文と[2606]、発生日時・タイムゾーン、操作した画面
- OSとMinecraft Educationのバージョン、インストール方式
- 対象アカウント・組織、端末の管理状態
- プロキシ/PAC/VPNの使用状態と管理者が確認した設定
- 同じ端末の他サービス、他の許可された端末・回線での結果
- 認証の要求ID・相関IDやブロックされた宛先があれば、その記録
パスワードや認証コードは送らず、トレースや画面に含まれる個人情報・学校情報の扱いは管理者と確認します。設定変更は一つずつ記録し、改善しなければ追加のリセットを重ねる前に結果を共有してください。
まとめ
Minecraft Educationで[2606]が表示されたら、エラー全文を残し、Windowsのプロキシ設定、Minecraftの認証先・ログイン用プロセス、アカウントと該当サインインの記録を順に確認します。原因はコードだけで決めつけず、学校の管理者と指定された接続設定を照合し、保護機能や認証を一律に弱める操作を避けて対処します。

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