Xbox Game Pass Coreの共有設定を徹底解説!子アカウントとオンラインプレイを楽しむ方法

家族でXboxを楽しむとき、複数のユーザーが同じサブスクリプションを共有できると便利ですよね。特に子どもと一緒にゲームを遊びたい場合、オンラインプレイが可能かどうかは大きなポイントです。本記事では、Xbox Game Pass Core(旧Xbox Live Gold)の共有設定に関するトラブルシューティングから設定のコツまで、わかりやすく解説していきます。

Xbox Game Pass Coreと「ホームXbox」の基本を理解しよう

Xbox Game Pass Coreは、従来の「Xbox Live Gold」が名称変更された新しいサブスクリプションサービスです。オンラインプレイが可能で、無料配布されるタイトルを楽しめる点は従来どおりですが、名称が変わったことで戸惑う方も多いかもしれません。ここでは、Xbox Game Pass Coreの概要と「ホームXbox」機能を中心に解説します。

Xbox Game Pass Coreとは?

Xbox Game Pass Coreはオンラインマルチプレイの利用や、限定的なゲーム配信を受けられるマイクロソフトのサービスです。従来のXbox Live Goldを引き継ぐ形となっており、ゴールド会員向けの機能は大部分が踏襲されています。大きな特徴としては以下が挙げられます。

  • オンラインマルチプレイに対応
  • 月額または年額で利用可能
  • 毎月のセールや限定オファーを利用可能
  • セレクトされたゲームの利用権が含まれる

「ホームXbox」の仕組み

ホームXboxの設定を使えば、あるアカウント(サブスクリプションを持つ親アカウント)が設定した本体を拠点として、家族やフレンドがそのサブスクリプション特典を共有できます。言い換えれば、「この本体は自分専用のXboxだから、ここにいる誰でも僕が持っているサブスクリプションを一緒に使っていいよ」というイメージです。

  • 1つのアカウントにつき、同時に設定できるホームXboxは1台まで
  • ホームXboxの変更は1年間で最大5回まで
  • ホームXboxに設定されている本体上では、サブスクリプションを持たないアカウントでもオンラインプレイなどの恩恵を受けられる

旧本体から新本体に乗り換えた場合

新しいXbox本体を購入したり交換したりした場合、以前はホームXboxに設定していた本体から新しい本体に切り替える手順が必要です。これを行わずに古い本体にホーム設定が残っていると、新本体で子アカウントがオンラインを利用できなくなったり、無料タイトルがプレイできなくなったりします。
切り替え時は、必ずサブスクリプションを所持している親アカウントでサインインし、新しい本体をホームXboxとして登録し直しましょう。

よくあるトラブルの原因と対処法

子どものプロフィールでオンラインプレイができなくなる原因は、主にホームXbox設定の不備やアカウント設定の食い違いにあると考えられます。ここからは、具体的なトラブル事例とその解決策を詳しく見ていきましょう。

トラブル1:親アカウントで共有設定をしているのに子どもアカウントでオンライン対戦ができない

このケースは最も多いパターンです。以前は同じサブスクリプションでオンラインプレイを共有できていたのに、新しい本体や新しいアカウント環境を用意した途端、子どもアカウントで遊べなくなるというものです。

原因

  1. 新しい本体でホームXboxが未設定、または設定が正しく行われていない
  2. 親アカウントがサインアウトしており、共有が切れてしまっている
  3. ファミリー設定による年齢制限やプライバシー設定が原因でオンラインプレイ自体がブロックされている

対策

  1. ホームXboxの再設定
  • 親アカウントでサインイン → [設定] → [一般] → [パーソナライズ] → [マイ ホーム Xbox] → 「これを自分のホームXboxにする」を選択
  1. 親アカウントの同時サインイン(ホームXbox外の場合)
  • ホームXboxとして設定していない本体で遊ぶ場合は、親アカウントをサインイン状態にしておく
  1. 子どもアカウントの年齢制限やプライバシー設定を確認
  • Xboxのファミリー設定ページやMicrosoftアカウントのファミリー管理機能で、子どもアカウントにオンラインプレイを許可しているか確認

トラブル2:ホームXboxを複数台で切り替えていたら制限に達してしまった

家族や兄弟が多い場合、「リビング用」「子ども部屋用」「自分専用」と複数台のXboxを使い分けるケースがあります。ホームXboxをあちこちで設定変更していたら、1年間に5回までという制限にひっかかったという事例です。

原因

1年間に5回という切り替え上限を超えたため、新しい本体や他の本体で「ホームXbox」を設定できなくなっている。

対策

  • 一度切り替え回数の上限に達すると、原則としてXboxサポートでも回数リセットはできないため、年度内に回数が復活するのを待つ
  • 切り替えが必要になる見込みがある場合は、あらかじめスケジューリングして切り替えの頻度を抑える
  • ホームXboxに設定しなくても、親アカウントがサインイン状態を維持していれば共有は可能なので、どうしても必要な場合は「サインイン状態で切り替えて遊ぶ」方法を活用

実際の設定手順:ホームXboxの登録方法

ここでは、「ホームXbox」の具体的な設定手順を表にまとめてみます。すでに設定済みの場合でも、一度確認しておくと安心です。

設定項目内容
1. 親アカウントでサインインサブスクリプションを所有しているアカウントでXboxを起動し、サインインする。
2. 設定を開く[設定] → [一般] → [パーソナライズ] → [マイ ホーム Xbox] に進む。
3. ホームXboxの指定「これを自分のホームXboxにする」を選択し、チェックボックスをオンにする。
4. 設定完了の確認ホームXboxとして本体が正しく登録されたかを確認。新しい本体がホームXboxに設定されると、前の本体は解除される。
5. 子どもアカウントでオンラインを確認子どもアカウントでログインし、オンライン機能やゲームライブラリが正しく共有されているか確認。
6. 必要に応じたファミリー設定の調整年齢制限やプライバシー設定が厳しすぎるとオンラインに接続できない場合がある。ファミリー管理ページで制限を適切に変更。

ホームXboxを使わない場合の子アカウント利用方法

ホームXboxは便利ですが、家庭によっては「2台以上のXbox本体を同時に使いたい」「メイン本体以外でも子どもを自由に遊ばせたい」というニーズがあるかもしれません。その際には「親アカウントでサインインしっぱなしにして共有する」という方法があります。

手順と注意点

  1. 親アカウントでサインインしている本体に子どもアカウントで切り替える
  • Xboxボタンでガイドを開き、「プロフィールとシステム」→「追加または切り替え」で子どもアカウントに切り替える
  1. 親アカウントがログアウトすると共有が止まる
  • この方法では、親アカウントがサインアウトするとサブスクリプションが利用できなくなるので注意
  1. 子どもアカウントが自動サインインになっている場合でも、親アカウントを残しておかないとオンライン機能が制限される

旧Xbox Live Goldとの違いをおさらい

Xbox Game Pass Coreは、従来のXbox Live Goldと以下のような点で共通点がありますが、リネーミングにともなう違いに注意しておきましょう。

  • オンライン対戦:従来と同じく、Goldメンバーシップと同等のオンラインマルチプレイ
  • 無料配布タイトル:一部タイトルの配布やライブラリアクセスが可能
  • 名称の変更:サービス名が変わったため、一部UIやガイドの名称が「Xbox Live Gold」でなくなる場合がある

ただし、Microsoftの各種ページやサポート情報などは移行期間中、まだ「Gold」表記が残っているケースもあります。混乱しないように、名称の違いを把握しておきましょう。

ファミリー管理との連携:子どもアカウントの年齢制限を確認しよう

子どもアカウントの場合、ファミリー管理で年齢制限やオンラインプレイの許可範囲を細かく設定できます。オンラインコミュニケーションやマルチプレイを完全に制限する設定を誤ってオンにしてしまうと、ホームXboxを設定していてもオンラインを利用できなくなる可能性があります。

年齢制限の具体的な設定例

  • ゲームレーティング:CEROやESRBなどのレーティング区分を目安に、年齢制限を設定
  • オンラインコミュニケーション:フレンドのみ許可、または全体に許可、ボイスチャットの可否など
  • 購入制限:ゲーム内課金やストア購入を許可するかどうか

これらの制限は各家庭の方針に合わせて調整しましょう。ゲームのジャンルや子どもの年齢によっては、オンラインプレイそのものを慎重に検討する必要があるかもしれません。

調整手順の例

  1. Microsoftアカウントのファミリー管理ページにアクセス
  2. 子どもアカウントを選択し、[プライバシーとオンラインの安全性] → [Xboxプライバシー]をチェック
  3. 「他の人とオンラインで遊ぶ」を許可するかどうかを確認し、必要に応じて設定を変更

ホームXbox共有にまつわるQ&A

最後に、よくある質問をまとめておきます。

Q1. ホームXboxを設定しているのに子どもがオンラインプレイできないのはなぜ?

A. ホームXboxに設定していても、「ファミリー管理の年齢制限」や「親アカウントのサインアウト」が原因でオンラインが制限される場合があります。一度設定を再確認してみてください。

Q2. 親アカウントが複数あっても全部共有できるの?

A. 複数の親アカウントがあった場合、基本的には「どのアカウントをホームXboxとして設定するか」によります。最もメインとなるサブスクリプションを所持しているアカウントをホームXbox設定するとスムーズです。

Q3. 新しい本体を買ったときにすぐ子どもが遊べるようにする方法は?

A. 購入後、真っ先にサブスクリプション所持アカウント(親)でホームXboxを設定しましょう。さらに、子どもアカウントの年齢制限やプライバシー設定も事前に調整しておくとスムーズです。

Q4. Xbox本体が故障して交換したときもホームXboxを再設定する必要はある?

A. はい、交換した新しい本体に対して再度ホームXboxを設定してください。もし交換前の本体がまだホームXboxとして設定されたままだと、共有機能がうまく働かない可能性があります。

より快適に家族でXboxライフを楽しむために

ここまで、Xbox Game Pass Core(旧Xbox Live Gold)の共有設定に焦点を当てながら、子どもアカウントをオンラインプレイに参加させるためのポイントを紹介してきました。家族でゲームを楽しむには、オンラインプレイやダウンロードタイトルをうまく共有できる環境が欠かせません。特に、子どものアカウント管理には以下の点に気をつけると良いでしょう。

  • ホームXboxを忘れず設定する:新本体導入時の最優先項目
  • 年齢制限やプライバシー設定の確認:オンラインプレイを許可する範囲を慎重に設定
  • 複数本体を使い分けるときの工夫:ホームXbox外でも親アカウントのサインインで共有可能
  • 切り替え回数の上限に注意:ホームXboxは頻繁に変更できない

家族で一緒にゲームを遊ぶことで、コミュニケーションが広がったり、共通の趣味として盛り上がったりと、楽しい体験が得られるはずです。ぜひ本記事のポイントを活用して、スムーズにオンラインプレイを共有してみてください。

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