文部科学省が令和元年度の補正予算対応でGIGAスクール構想事業を令和2年度に進めろとの方針を出しました。12 月 13 日に閣議決定
ちょっと強引というか、自治体の現場は慌てまくりです。
目次
GIGAスクール構想とは
詳細は以下の文部科学省のサイトをご覧ください。それなりに纏まっています。話はヘビーですが
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
GIGAスクール構想にあたり整備しなければならないことは、要約すると以下の2点です。
1.生徒一人一人に一台パソコンを配布する。
2.超高速ネットワーク通信のインフラを整備する。
超高速ネットワーク通信の仕様が鬼
パソコン1台/1人の案は難易度が低いんですが、超高速ネットワーク通信の仕様は鬼です。
下図はGIGAスクール構想の仕様書例ですが、「ケーブルは10G以上対応の規格」とあります。マジかよ末端まで「テンGかよ」と衝撃を受けました。「え!引き直し?」というところが大半でしょう。一般的な組織ではサーバー回りがようやく10G対応となってきているぐらいで、末端まで10Gを想定するのは初めてです。
常時5G接続でよくない?
自宅では5Gを利用して教育系クラウドサービスに接続する仕様ですが、小規模の学校であれば学校でも5G回線を利用する方がコストも安く、技術進歩にも追従できるのではないかと個人的に感じました。有線は回線使用料と保守料が高額です。定量的に費用比較をすることをお勧めします。業者は食えると思ってガツガツきますが、冷静に対処しましょう。
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