トラストバンクの自治体版チャットアプリ「Logoチャット」を評価してみた|良いところ、悪いところ

自治体がメインで利用しているLGWAN環境はインターネットと切り離されているため、Slack等の民間で幅広く利用されているチャットツールの利用ができません。そこに目をつけたトラストバンクがLogoチャットというLGWAN-ASPで利用できるアプリをリリースしました。目の付け所がいいなと嫉妬しているところです。

私のクライアントは自治体の団体であることからLogoチャットも利用しています。おこがましいですが、率直に評価をしてみたいと思います。あくまで個人的な見解なのでご容赦願います。

そもそもLogoチャットとは何かという話ですが、以下3点の特徴があります。最も大きいのがLGWANで利用できるというところです。Slackとかはできませんからね、最大の売りでしょう。

  1. LGWANで使えるクラウド型ビジネスチャット
  2. インターネットからも使える
  3. 自治体同士で使える

詳細は、以下の公式サイトを見ていただくのが早いかと思います。

https://www.trustbank.co.jp/news/press235/

Logoチャットの良いところ

さてさて利用していて良いと思ったところを紹介します。ちなみに下の方でDisりますので回し者ではありません。

やはりLGWAN環境で利用できるのは大きい

自治体でも民間と同様に業務の効率化に取り組んでいます。そんな中でやはりチャットツールというのはコミュニケーションの迅速性、親密性といった面では実に重要な要素の一つです。「Slackとか使えないし~」といって諦めていたところにLGWAN-ASPで利用可能なLogoチャットがあればそりゃ検討しますよ。LGWANで利用可能なチャットツールが他に無いのでLGWANで利用出来るっていうのは、自治体にしたらそれだけでホームランってわけです。

インターネット側とも通信が可能

LogoチャットはインターネットとLGWAN間でも安全にやり取りが可能です。例えば良く利用する民間の業者さんにアカウントを配布するとチャットが可能になります。また、職員のスマホにLogoチャットアプリをインストールすれば自宅でスマホから上司のLGWAN端末へメッセージが送信できます。これは防災等の緊急時に大いに役にたつと思います。

LINEと似ていて導入し易い

普及するには、使い勝手がシンプルでないとダメです。その点、機能がLINEと似ているので使い始めればIT介護が必要な職員であっても普通に利用ができます。この使い勝手は非常に重要ですね。

Logoチャットの悪いところ

さてLogoチャットの悪いところ、というか改善要望です。

デスクトップアプリがいまいち

Logoチャットはデスクトップアプリをインストールして常駐させることでプッシュ通知が可能となります。画面上にチャットメッセ―ジが強制的に表示されるわけですね。

このデスクトップアプリがいまいちで、PC起動時に起動させるようにする設定がありません、なのでレジストリ、タスクスケジューラ、スタートメニュー、何れかでPCが起動したらLogoチャットが自動的に立ち上がる設定にする必要があります。私のようなITヲタクがバックに付いている団体なら朝飯前ですが、そうじゃない場合は設定は困難を極めると思います。ブラウザだけでもプッシュ通知ができる仕様にした方が良いでしょう。

チャットメッセージが漏れる可能性はあるよ

Logoチャットはインターネットとの通信をしているので、チャットのメッセージがインターネットを介して外部に漏れる可能性があります。これは、いくらトラストバンクが最高のセキュリティ対策を講じたところでインターネットと接続している以上漏れる可能性は0とは言い切れません。チャットで住民情報を含むようなデリケートなやり取りは運用で禁止しておく必要があると考えます。

設定が煩雑

ユーザー設定が煩雑です。組織やグループ、トークルーム、管理ID、メールアカウント、所有権等々、設定項目が多く理解してしまえばいいんですが、とっつきにくくて折れそうになりました。もう少しシンプルにしておいた方がいいでしょう。短期な人はそれだけで検討をストップします。ただ、ユーザー側はシンプルなのでその点は良いかなと思いました。

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