オンラインでプログラミングを学ぶなんて、数年前までは「なんだか難しそうだし、本当に身につくのかな」というイメージを抱く保護者の方が多かったのではないでしょうか。ところが最近では、子ども向けのプログラミング教材やコースが増え、直接教室に通わなくても自宅で手軽に学べるようになりました。さらに、ゲームを楽しむ感覚で学べるコースも登場し、オンライン学習へのハードルがぐっと下がっている印象を受けます。
そこで今回は、実際にプログラミング初心者の小学生がオンラインプログラミング学習を始めてみた体験談をまとめてみました。親としては、初めての学習スタイルをうまく習慣化できるのか、難易度が高すぎて挫折しないか、といった不安がありましたが、思いのほかスムーズに始められた点や、実際につまずいたポイントなども含め、正直な感想を書いていきます。最後には、オンラインプログラミングを検討している方への参考になりそうなヒントもご紹介しますので、保護者の方や小学生のお子さんご本人で興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
プログラミングに限らず、新しい学習を始めるときは子どものモチベーション管理が大切ですね。オンラインプログラミングはその点サポートがしっかりしていて助かりました。
オンラインプログラミングを始めたきっかけ
子どもが「マインクラフト」や「Roblox(ロブロックス)」など、人気のゲームに夢中になっているのを見て、「ゲームばっかりやってないで勉強しなさい」と思うこと、正直ありませんか。だけど、これらのゲームを入り口にすると、実はプログラミングや3Dゲーム開発などの学習につながるという事実を知り、興味を持つようになりました。もともと学校のパソコンの授業では、少しだけプログラミング体験のようなことをしていたようですが、本格的に学ぶ機会はなかなか多くありません。
学習塾に通わせるという選択肢も考えましたが、やはり時間や送迎の負担が大きいのがネックでした。そこで、子どもが「これならやってみたい」と前向きになりやすいオンラインコースに注目するようになったのです。オンラインなら自宅で受講できますし、講座のスケジュールをある程度柔軟に調整できます。学習内容が楽しそうだと子ども自身が自発的に取り組んでくれそうなので、保護者としては負担が少なくなりそうだという期待がありました。
子どもと話し合った導入の流れ
まずは、オンラインでプログラミングを始める前に、子どもと話し合いの機会をつくりました。小学生ということもあり、あまり難しい説明は避けましたが、大まかに「マインクラフトやRobloxでゲームを改造したり、自分で新しいゲームを作れるようになるんだよ」と言うと、「それ、めちゃくちゃ面白そう」と食いついてくれました。
さらに、無料体験があるコースをいくつかピックアップして、実際の教材画面や動画を見せつつ、「こんな感じで進むんだって。やってみる?」と子どもと一緒に視聴。子どもは楽しそうな雰囲気にかなりテンションが上がっていました。ここで、子どもが興味を示さなければ、無理にやらせても長続きしないかもしれません。今回はかなり食いつきが良かったので、「じゃあ一度体験してみよう」という流れになりました。
保護者視点の不安
ただし、いざオンライン学習を始めようと決めても、保護者視点では不安が残ります。まずはパソコンやタブレットの操作に不慣れな子どもが、本当にしっかり理解できるのかという点。次に、教材費や月謝がかかるため、きちんと学習効果が出るかを見極めたいという点。そして何より、オンラインだと直接先生に質問できないのではないか、という疑問がありました。でも、子どものやる気を削がないように、まずは無料体験期間をフルに活用して判断しようと思ったのが最初のステップです。
あれこれ考えすぎると始められないので、まずは子どもの「やってみたい」の気持ちを優先しました。
実際にオンラインプログラミングを始めてみた感想
いざオンラインプログラミングを始めてみると、「あれ、思っていたよりも難しくない」というのが最初の印象でした。もちろん、最初はパソコンの起動やソフトウェアのインストール作業など、親が手伝う必要があるシーンもあります。しかし、基本的には学習コースの動画やステップバイステップのガイドを見ながら進められるため、子どもでも比較的スムーズに操作を覚えていきました。
つまずいたポイント
とはいえ、まったくつまずきがなかったわけではありません。代表的なつまずき例を挙げると、以下のようなことがありました。
英語の操作画面で戸惑う
とくに「Robloxコース」などは、ソフトウェアの操作画面が英語表記になっている場合があります。最初はメニューやボタンの意味がわからず、どこを押せばいいか迷うことが多かったです。ここは、オンライン教材が提供している解説動画やテキストを見ながら操作手順を確認することで乗り越えることができました。少し英語に慣れるきっかけにもなったのは思わぬプラス面だったかもしれません。
パソコンの基本操作の習得が必要
プログラミングに入る以前の問題として、ファイルの保存やマウス操作など、パソコンを扱う基礎があまり身についていないと、最初は時間がかかります。特に初めてキーボードを打つという小学生は少なくないので、タイピングスキルの向上も課題でした。ただし、オンラインプログラミングのコースの中にはタイピングコースやネットリテラシーの学習も含まれているものがあるため、学習を続けていくうちに自然と身につけられるのは利点だと感じました。
ゲームを作る工程でのつまづき
「マインクラフト」や「Roblox」でゲームを改造する作業は、実際にやってみると想像以上に奥が深く、自分が思っている通りの動きを実装するには、ブロック(スクラッチ型)やコードを正しく組み立てる必要があります。ちょっとしたスペルミスやブロックの配置の間違いで動作がおかしくなるため、最初は「なんで動かないの?」とイライラしてしまうこともありました。だけど、逆にいえば「何が間違っているか考えて修正する」という工程こそが、プログラミング学習の本質ともいえます。自分でトライ&エラーを繰り返しながら問題解決していく力を養えるため、慣れてくると「なるほど、そうすれば直るんだ」と達成感を味わえるようになります。
ゲームづくりはワクワク感が大きい反面、最初はトラブルも多いですよね。でも、そのトラブルこそが大きな学びの機会だと実感しました。
学習を継続して感じた子どもの成長
オンラインプログラミング学習を数か月続けてみると、いろいろな変化が見られました。特に顕著だったのは「自分で問題を解決する姿勢が身についた」ことです。少しでも操作がうまくいかないとすぐに諦めていた子どもが、自分で調べたり、テキストや動画を見返してヒントを探したり、同じコースの先輩学習者の作品を参考にしたりするようになりました。
また、「勉強」というよりは「遊び」の延長線上にある学習なので、本人が飽きにくいのも大きなポイントでした。マインクラフトの世界を自分好みにカスタマイズしたり、Robloxで新しいゲームステージをつくったり、ディズニーキャラクターを使って学習したりと、バリエーション豊富な教材のおかげで、「今日はどんなことを覚えるのかな?」と毎回わくわくしながら画面に向かっています。
保護者としての安心感
オンライン学習というと「わからないところを質問できないのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、サポート体制が思っていた以上にしっかりしていました。チャットや問い合わせフォームなどで質問ができる仕組みがあり、さらに教材の解説動画やQA集が充実しているので、いきなり行き詰まって学習が止まってしまうことはありませんでした。
やはり子どものモチベーションを維持するために、定期的な目標設定や小さな成功体験の積み重ねが大切になりますが、オンラインコースでもそういった工夫がしっかり施されている印象です。たとえば、クリアしたステージや作成した作品をSNS機能で発表できる仕組みがあると、「他の人の作品を見てもっと面白いものを作ろう」と競い合いながら学べるので、子ども自身が継続して取り組みやすくなります。
サポート環境が整っていると、親のサポート負担が軽減されるのがありがたいところですね。
はじめてのオンラインプログラミングとして選んだ「デジタネ」の魅力
数あるオンラインプログラミングのコースの中でも、我が家では「デジタネ」を試してみました。大きな理由は、子どもが大好きなマインクラフトやRobloxなどで学べるコースがあることと、月額制で好きなだけレッスンを受けられるというシステムに魅力を感じたからです。さらに、ディズニーコースも登場しているので、「ディズニー作品が好きな子どもでも楽しく学べるのではないか」という期待もありました。
実際に利用してみて感じた魅力は、単にプログラミングのスキルを学ぶだけでなく、ネットリテラシーやタイピング練習といった周辺知識もカバーされていることです。また、解説動画がステップごとに丁寧でわかりやすく、子どもが「次はどんなことができるようになるのかな」と自分で探求していける設計になっています。料金は月額3,980円からということで、塾や習い事の相場を考えると、比較的リーズナブルに感じました。
デジタネのサポート体制
オンライン学習でありがちなのが、「わからないところを質問できずにそのままやめてしまう」というケースですが、デジタネはオンラインでの質問サポートや学習の進捗管理がしやすい仕組みが整っています。小学校低学年のお子さんだと、やや親御さんの手助けが必要になりますが、高学年になれば自力でかなりのところまで進められる印象です。保護者向けにも学習進捗を確認できる情報提供があるため、「今どの程度まで理解しているのか」「次の目標は何か」を確認しながら支えてあげることができます。
ディズニーコースの特色
デジタネでは、ディズニーコースも選択肢の一つになっています。ディズニーやピクサーの作品が好きな子どもにとっては、好きなキャラクターを動かしながらプログラミングの基礎を学べるため、モチベーションが持続しやすいと感じました。特に低学年の場合、好きなキャラクターが教材に登場するかどうかは学習意欲に大きく影響します。「アラジン」や「リトルマーメイド」などの世界観に入り込みながら学べるのはなかなか新鮮です。
うちの子どもはディズニーキャラに大喜びでした。ゲームとはまた違う親しみやすさがありますね。
オンラインプログラミング学習で続けやすい理由
オンライン学習の利点はやはり「自宅で受講できる」「時間を自由に使える」ことに尽きます。特に習い事が多い小学生は、スケジュール調整が難しい場合もありますし、送り迎えの負担が大きい地域もあるでしょう。オンラインであれば、家のリビングや子ども部屋で気軽に始められますし、短い時間でもこまめに学習を進めることができます。
さらに、ゲームをベースにした学習なので、子どもが「勉強しろ」と言われなくても自発的に取り組むケースが少なくありません。最初は親が隣でサポートしながら学習の流れを確認しますが、徐々に慣れてくると子どもだけで進められるようになります。結果として、保護者にとっても負担が軽くなるだけでなく、子ども自身の自主性が育つというメリットもありました。
学びと遊びの境界が薄い
通常の学習塾だと「学ぶ」という感覚が強いために、どうしても子どもが拒否感を持ちやすいことがあります。オンラインプログラミングの場合、好きなゲームの世界を通じて学ぶという性質上、遊びのように思って取り組めるのが最大の強みでしょう。もちろん、プログラミングの概念や論理的思考力はしっかり身につくので、単なるゲームとは違った学習効果が期待できます。
子どもの作品発表の機会
オンライン学習のコースによっては、子どもたちが自分で作った作品を発表できる機能やイベントがあります。作ったゲームやアニメーションを他の学習者と共有することで、お互いに刺激を受けてより面白いアイデアを生み出すことができます。子どもは他人に見てもらうことで評価やコメントを受け取り、自信を深めていきます。こういった仕組みはオンラインならではの利点といえるでしょう。
うちの子どもは、自分で作ったゲームを他の人に見せるのがうれしいようで、親の私も作品を見せてもらうときは毎回ワクワクします。
オンラインプログラミングでの学習ポイントを表で整理
実際にオンラインプログラミングを始めるときに保護者目線で気になる要素を整理してみました。以下の表はあくまで我が家の体験談をもとにまとめたものですが、参考になるかもしれません。
最初の準備 | パソコンやタブレット、インターネット環境が必要。あらかじめソフトウェアやアプリのインストールをしておくとスムーズに学習を開始できる。 |
つまずきやすいところ | 英語の操作画面、初期のタイピングやマウス操作、プログラムのエラー時の原因探し。 |
サポート体制 | オンラインで質問できる仕組みや解説動画、チャットサポートなど。保護者向けにも学習進捗を把握できる画面や情報提供がある。 |
料金の目安 | 月額制の場合、3,000円台から5,000円台が多い印象。デジタネの場合は月額3,980円から利用可能。 |
学習継続のポイント | 好きなゲームやキャラクターで学べるコースを選ぶと、飽きにくく自主的に取り組む可能性が高い。 |
無料体験 | 多くのサービスが無料体験期間を設けている。デジタネも14日間の無料体験があるので、まずは親子で試してみるのがおすすめ。 |
学習成果の確認方法
オンラインプログラミング学習では、テストや暗記のような形式よりも、作品やゲームを完成させる過程で理解度を確かめることが多いです。「どんな機能を追加したのか」「どう工夫したのか」を一緒に振り返る時間を作ると、子どもの学びをより深められます。保護者が作品を見ながら「この部分はどうやって動かしているの?」などと声をかけると、子どもが自分なりの論理を説明してくれることもあります。
作品ベースの学習成果を見られるのは、オンラインプログラミングならではの楽しみですね。
無料体験で親子で試してみよう
オンラインプログラミングを始める上で、いきなり月謝を払ってスタートするのは少し不安かもしれません。そこでおすすめしたいのが、まずは無料体験で親子で試してみることです。実際に触れてみると、子どもが「これは楽しい」と思うかどうか、保護者が「操作が難しすぎないか」「サポートは十分か」を確認しやすくなります。
たとえばデジタネの場合は14日間の無料体験を実施しているので、そのあいだに複数のコースの中身を少しずつ触ってみるのが良いでしょう。マインクラフトが好きな子どもならマイクラッチコース、3Dゲームを作ってみたいならRobloxコース、ディズニーが好きならディズニーコース、といったように、子どもが「ワクワクする」テーマを中心に体験してみると、プログラミングそのものに親しみを持ちやすくなります。
保護者の学習サポートも重要
オンライン学習だからといって、すべてを子どもまかせにすると、最初のうちはうまく進まないことがあります。子どもが戸惑ったときに「ここは一緒に調べてみようか」「問い合わせしてみよう」といった声かけをしてあげると安心です。プログラミングの知識がない保護者の方でも、サポートセンターやFAQを利用すれば解決できるケースが多いので、むしろ親も一緒に学ぶいい機会になるかもしれません。
一緒に取り組む中で、子どもがいつの間にかいろんな知識を身につけていて驚くこともあります。
まとめ:子どもの「やりたい」を大切に、オンラインプログラミングを気軽に始めよう
初心者の子どもがオンラインプログラミングを始めると、「難しくて続かないんじゃないか」という不安もあるかと思いますが、実際にスタートしてみると意外なほどすんなり学習できる場面は多いです。特に「マインクラフトが好き」「ディズニーが好き」「Robloxに興味がある」といった子どもにとっては、これらを入り口にしてプログラミングの基礎や論理的思考を身につけられるのはとても魅力的なことでしょう。
オンラインプログラミング学習では、自宅で自分のペースで勉強できるというメリットがありますし、料金的にも教室に通うより抑えられる傾向にあります。サポート体制や教材のわかりやすさは、サービスごとに異なるので、まずは無料体験を利用して比較検討するのがおすすめです。我が家ではデジタネを選びましたが、子どもの「やってみたい」という気持ちを尊重しつつ、サポートが充実している教材を活用するのが、オンラインプログラミング学習を長く続けられる鍵ではないかと感じました。
最後に、デジタネでは14日間の無料体験を実施しているので、もし興味があればお子さんと一緒に「どんな感じかな?」と試してみてはいかがでしょうか。子どもが「これ、めっちゃ面白い」と言ってくれたら、そのまま続けてみればよいですし、万一合わないようであれば、ほかのコースを検討するきっかけにもなります。オンラインプログラミングは、未来の学びの一端として、ぜひ気軽にチャレンジしてみてほしいと思います。
いきなり教室に通わずとも、自宅でゲーム感覚で学べるのは本当にありがたいですし、子どもの成長が見えるのも嬉しいですね。
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