Microsoft Edgeのお気に入り(ブックマーク)には、多くのウェブサイトを保存しておくことができて便利です。しかし、長く使っていると不要な項目が増え、整理したいと考えることも多いのではないでしょうか。そこで役立つのが複数をまとめて削除する方法です。
Microsoft Edgeでお気に入りを一括削除するメリット
Microsoft Edgeに限らず、ブラウザのお気に入り(ブックマーク)は使っているうちにどんどん増えていきます。定期的に整理をすれば、必要なサイトへスムーズにアクセスできるだけでなく、不要なサイトや重複したリンクを取り除いてスッキリさせることが可能です。特に大量のお気に入りを一括で削除するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
時間と手間の大幅な削減
1件ずつ削除する場合、クリック→削除を何十回も繰り返す必要があり、とても手間がかかります。しかし、一括削除であれば複数項目を選択して一度に削除を実行できるため、作業時間を大幅に短縮することができます。50件や60件といったまとまった数を削除したい場合、特に効果が実感できるでしょう。
整理整頓による視認性向上
不要なお気に入りを放置していると、日常的に使用するサイトが埋もれてしまい、目的のブックマークを探すのに時間がかかってしまうことがあります。一括削除を活用して定期的にお気に入りをクリーンアップすることで、常に使いやすい状態を保てるようになります。
エラーサイトやリンク切れへの対処
お気に入りに追加していたサイトが閉鎖されたり、URLが変更されてリンク切れを起こすケースもあります。それらを一度に整理してしまえば、アクセスできないページや古いリンクなどの無駄を減らし、必要なサイトだけを残すことができます。
Microsoft Edgeでお気に入りを一括削除する基本手順
ここでは、実際にMicrosoft Edgeでお気に入り(ブックマーク)をまとめて削除する方法について解説します。大きく分けると以下の二つの方法があります。
- アドレスバーに
edge://favorites/
を直接入力して管理画面にアクセスする - ブラウザ右上のメニューからお気に入り管理画面を開く
いずれの方法も結果として同じ「お気に入り管理画面」へ遷移しますが、環境やEdgeのバージョンによって入口が異なる場合があります。どちらの方法でも、チェックボックスを活用すれば複数のお気に入りを同時に削除することが可能です。
方法1:edge://favorites/
に直接アクセス
最も確実で手順が少ない方法です。Edgeのアドレスバーにedge://favorites/
と入力してEnterキーを押すだけで、お気に入りの管理画面が立ち上がります。以下の手順を確認してみましょう。
- Microsoft Edgeを起動する。
- 画面上部のアドレスバーに
edge://favorites/
と打ち込み、Enterキーを押す。 - 「お気に入りの管理」画面が表示されるので、削除したいお気に入りの横にあるチェックボックスにチェックを入れる。
- 必要な項目をすべて選択したら、右上にある「削除」ボタンをクリックする。
これでチェックを入れた分のお気に入りが一度に削除されます。50件でも60件でも、まとめて操作できるので非常に便利です。
方法2:メニューから「お気に入り」ページを開く
Edgeの画面右上にある「…(設定など)」ボタンから開く方法です。見慣れた操作手順でアクセスできるので、こちらを好む人もいるでしょう。
- Microsoft Edgeの右上にある「…(設定など)」をクリックし、「お気に入り」を選択する。
- お気に入りの一覧が表示されたら、再度「…」をクリックして「お気に入りページを開く」や「お気に入りの管理」を選択する。
edge://favorites/
と同等の管理画面に遷移するため、表示されたチェックボックスで複数選択し、「削除」ボタンを押す。
この手順でも、最終的にはお気に入り管理画面に行き着くため、前項と同様の手順で複数削除を実行できます。
ショートカットキーを利用した複数選択
お気に入り管理画面では、チェックボックスを使わなくても、ShiftキーやCtrlキーを使った一般的な複数選択操作が可能な場合があります。以下に代表的な操作例を挙げます。
Shift+クリックで範囲選択
連続して並んでいる複数のお気に入りをまとめて選択したい場合に便利です。最初に選択したいアイテムをクリックし、最後に選択したいアイテムをShift
を押しながらクリックすると、その二つの間にあるアイテムがすべて一度に選択されます。ただし、EdgeのバージョンやOS環境によってはうまく機能しない場合もあるようです。
Ctrl+クリックで個別選択
連続していない項目を個別に選択したい場合、Ctrl
キーを押しながらクリックを繰り返すことで、ひとつひとつ選択・解除を切り替えられます。例えば、削除したいサイトが飛び飛びに並んでいるときに有効です。しかし、これも環境によっては対応していないケースがあり、その場合はチェックボックスを使用するのが無難です。
お気に入り削除前に確認しておきたいポイント
お気に入りを整理する際には、思わぬトラブルを防ぐためにも事前にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
本当に必要なものまで消さないかのチェック
多量のお気に入りを一括で削除する際、誤ってまだ必要なサイトまで消してしまう可能性があります。万が一、重要なサイトを消してしまうと再度登録し直す手間がかかったり、サイトのURLを忘れてしまった場合には復旧が難しくなります。一括削除の前には、削除予定のリストをざっと確認するようにしましょう。
同期機能を使っている場合
Microsoft Edgeでは、Microsoftアカウントにサインインしていると、お気に入りがクラウドに同期され、別のデバイスにも共有される仕組みがあります。このとき、一つのデバイスでお気に入りを削除すると、他のデバイスでも自動的に反映される可能性があります。複数デバイスで同じお気に入りを使っている場合、どこまで削除するのかをよく検討してから実行しましょう。
バックアップの取り方
万が一に備えて、削除前にお気に入りをバックアップしておくと安心です。現在のMicrosoft Edge(Chromium版)では、HTMLファイルのエクスポート・インポート機能を使うことで、他のブラウザとの共有やバックアップができます。操作手順は以下の通りです。
- 右上の「…」をクリックして「お気に入り」を選択する。
- 「…」を再度クリックし、「お気に入りのインポート/エクスポート」を選ぶ。
- エクスポート先を指定し、HTML形式で保存する。
こうすることで、いつでもエクスポートしたファイルからお気に入りを復元できます。
一括削除を実行する際の注意点
ShiftやCtrlが効かない場合の対策
環境によっては、Shift+クリック
やCtrl+クリック
での複数選択が機能しない場合があります。その場合でも、edge://favorites/
の管理画面に表示されるチェックボックスを活用すれば、一つひとつにチェックを入れるだけで一括操作が可能です。少々手間ではありますが、確実に削除できる方法でもあります。
フォルダーごと削除できるかの確認
お気に入りフォルダー自体を削除すれば、中に含まれるブックマークが一挙に消えるケースもあります。まとまったフォルダーがある場合は、個別のお気に入りをいちいち選ぶよりもフォルダーごと削除したほうが早いこともあります。フォルダーを削除する際は、その中にあるすべてのリンクが失われる点には注意してください。
エクスプローラーからの手動削除 (旧Edgeや特殊環境向け)
Chromium版のMicrosoft Edgeに移行してからは、従来のInternet ExplorerやレガシーEdgeと同じ感覚でエクスプローラー(Windowsのフォルダ)からブックマークファイルを直接削除する方法は、一般的ではなくなりました。以前のEdge(EdgeHTML版)の場合は、Favorites
フォルダ内のショートカットファイルを削除することで一括削除が可能でした。しかし、新しいChromium版のMicrosoft Edgeでは同様の方法が分かりにくいため、公式に用意された「お気に入りページ」の使用がおすすめです。
一括削除方法をまとめた早見表
下記の表に、複数のお気に入りを削除する主要な方法と特徴をまとめています。ご自身の環境に合わせて、最適なやり方を選んでください。
項目 | 解説 |
---|---|
edge://favorites/ に直接アクセス | アドレスバーにedge://favorites/ と入力してEnter お気に入り管理画面が最短で開く チェックボックスで複数選択が簡単に可能 |
メニューからアクセス | 右上「…」→「お気に入り」→「お気に入りページを開く」 同じ管理画面にたどり着ける 手順がやや多いが、UIに慣れている人向け |
Shift+クリック / Ctrl+クリック | 一般的な範囲選択や個別選択 Edgeのバージョンや環境によっては非対応の可能性あり チェックボックスよりも素早い選択ができる場合がある |
フォルダーをまとめて削除 | フォルダーごと削除すると一括で中身が消える すべて削除されるので必要なものまで消さないよう要注意 管理がフォルダー単位でまとまっている人には効率的 |
エクスプローラーから直接削除 (旧Edgeの場合) | EdgeHTML版ならショートカットファイルを削除してブックマークを整理可能 Chromium版では推奨されない |
お気に入りを整理する際の追加ヒント
一括削除だけが整理ではありません。普段からお気に入りを効率よく管理するために、いくつかのヒントを押さえておきましょう。
フォルダー構成を見直す
お気に入りのフォルダーをカテゴリごとに分けておくと、探しやすさが格段に向上します。例えば「仕事」「趣味」「ニュース」「SNS」「通販」など、よく使うカテゴリに分けておけば、見失う可能性が減るでしょう。雑多になってしまった場合は、不要フォルダーの一括削除だけでなく、階層構造を整理してみてください。
定期的な見直しを行う
一括削除を活用する大きなきっかけとして、「もう使っていないリンク」が大量に溜まっている状況が挙げられます。月に一度、あるいは数カ月に一度でもいいので、定期的に「最近アクセスしていないお気に入り」を振り返るクセをつけると、整理する手間が格段に減ります。
ブックマーク数が多い場合の検索活用
Microsoft Edgeのお気に入り管理画面には検索ボックスが設けられている場合があります。大量のお気に入りから特定のサイトを見つけたいときには、フォルダーをたどるより検索を活用すると便利です。不要なサイトをピンポイントで探し出して削除するのにも役立ちます。
複数ブラウザを併用している場合
ChromeやFirefoxなど、別のブラウザも併用している方は、お気に入りの内容が重複しているケースもあるでしょう。Edgeのお気に入りを大幅に整理してから、必要に応じて他ブラウザからインポートし直すと、ゴミが少ない形で統合できます。あるいは、Edgeで編集したブックマークをエクスポートして、他のブラウザに反映する手もあります。
トラブルシューティング:お気に入りが消えないとき
稀に、一括削除を行っても「表示が更新されず、お気に入りが残っているように見える」あるいは「実際には削除が反映されていない」などのトラブルが発生することがあります。そうした場合の対処法もいくつか知っておくと便利です。
ブラウザを再起動する
実際には削除されていても、ブラウザの表示側にキャッシュが残っており、更新が遅れるケースがあります。Edgeを一度終了し、再度起動してからお気に入りを確認してみましょう。それでも残っているなら、本当に削除できていない可能性があります。
同期設定を見直す
Microsoftアカウントで同期している場合、削除が正しく同期されないと、別デバイスから復活してしまうことがあります。アカウントの同期設定を開き、「お気に入り」の同期がオンになっているかどうかを確認するとともに、デバイスの状況をチェックしてみてください。
ブラウザのバージョンを最新に保つ
古いバージョンのEdgeでは、想定通りにチェックボックスが表示されなかったり、複数選択ができないといった不具合がある場合があります。ブラウザの設定画面から「Microsoft Edgeについて」を確認し、バージョンを最新の状態にアップデートしてから再度お試しください。
まとめ:一括削除でMicrosoft Edgeのお気に入りを快適に保とう
Microsoft Edgeで不要になったお気に入りを一つひとつ削除するのは、数が多いほど大変です。しかし、edge://favorites/
にアクセスしてチェックボックスを使ったり、メニュー経由で「お気に入りの管理」画面を開くことで、一度に複数のお気に入りをまとめて削除できるようになります。さらに、Shift+クリックやCtrl+クリックで効率的に範囲選択や個別選択ができる可能性もあります。
一括削除のメリットは、作業時間の短縮だけでなく、残しておきたいお気に入りを整理しやすくする点にもあります。見やすいフォルダー構成を作り、定期的に不要なサイトを整理することで、常に快適なブラウジング環境を保つことができます。また、万が一のためにHTMLファイル形式でバックアップを取っておけば、いつでも必要なリンクを復元できるので安心です。
もし、複数デバイスで同期を利用している場合は、削除がほかの端末にも反映されることに注意しましょう。削除したはずのお気に入りが再び現れる場合、同期が原因である可能性が高いです。こうしたトラブルを防ぐためにも、まずはクラウド同期の状態を確認することが重要です。
総合的に見れば、Microsoft Edgeのお気に入りを定期的に整理し、不要なブックマークを一括削除する習慣を身に付けることが、快適なウェブ環境への近道になります。ぜひ今回の手順を活用して、ブラウザを軽快に保ちましょう。
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