Microsoft EdgeでMSNをホームページに設定する完全ガイド~最新UIでも迷わない手順

Microsoft Edgeで簡単にMSNのニュースや天気、エンタメ情報を素早くチェックできるよう、ホームページをmsn.comに設定する方法をご紹介します。最新バージョンのEdgeでも迷わず設定できるよう、詳しい手順をわかりやすく解説します。

Microsoft Edgeでホームページを設定する意義

Microsoft EdgeはWindows標準のブラウザーとして多くのユーザーに利用されています。しかし、インターフェースの変更や機能追加が頻繁に行われるため、以前は簡単だったホームページ(スタートページやホームボタン)設定の場所が見つからなくなってしまうケースも少なくありません。特にMSNは、ニュースや天気、メールなどへのアクセスを一括で行える便利なポータルサイトとして人気が高いサイトです。起動時にMSNを開いておけば、その日の最新情報を素早く確認でき、タブを増やさずに一つのページから多彩な機能を利用できます。

また、「ホームボタン」をタスクバーのような感覚で常時表示しておくと、一度に複数のサイトを巡回しているときでもワンクリックでMSNに戻れるため非常に便利です。Edgeではアップデートの影響で設定箇所が変化することがよくありますが、ポイントさえ押さえておけば迷わず設定できます。ここでは、バージョンによって若干操作が異なる場合に対応できるよう、それぞれのやり方を整理してご紹介します。

MSNをホームページに設定するメリット

  • 情報収集がスムーズ: MSNのトップページにはニュース、天気、スポーツ情報などがまとめられており、朝イチでブラウザーを起動するだけで最新情報を得やすくなります。
  • Microsoftサービスとの相性が良い: OutlookやOneDriveなど、Microsoftアカウントと連携したサービスへのリンクがあるため、すばやくアクセスできます。
  • カスタマイズ可能: MSNは自分がよく見るジャンル(ニュース、エンタメ、スポーツなど)の表示をある程度カスタマイズできるため、より自分好みのポータルページに近づけやすいです。

Edgeのホームページ設定の基本

Microsoft Edgeを起動してMSNを表示させるためには、主に以下の二つの設定を行う必要があります。

  1. Edge起動時に開くページ: ブラウザーを起動した際、どのウェブページを読み込むかの設定。
  2. ホームボタンの表示と設定: ブラウザーのツールバーにある「ホーム」アイコンをクリックしたときに開くページの設定。

これらを正しく設定すれば、ブラウザーを立ち上げるたびにMSNが表示されるだけでなく、ブラウジング中でも「ホーム」ボタンを押せばいつでもMSNに戻ってこれます。以下では、EdgeのバージョンやUIの違いに合わせて具体的な手順を解説します。

バージョン別: MSNをホームに設定する手順

EdgeのバージョンやUIによって、設定画面の呼び方や配置が異なる場合があります。代表的なパターンを「スタート、ホーム、そして新しいタブ」というメニューが見える場合(パターンA)と、「外観(Appearance)」の中にホームボタン設定がある場合(パターンB)に分けてご紹介します。

パターンA: 「スタート、ホーム、そして新しいタブ」がある場合

Edgeの設定画面に「スタート、ホーム、そして新しいタブ」というメニューがある場合は、以下の手順に従ってください。

  1. 設定画面を開く
  • 右上に表示される「・・・(三点メニュー)」をクリックし、「設定」を選択します。
  1. 「スタート、ホーム、そして新しいタブ」を選択
  • 左側、もしくは画面上部のメニューに「スタート、ホーム、そして新しいタブ」という項目があればクリックします。
  1. ホームボタンを有効にする
  • 画面下部近くにある「ホームボタン」に関するオプションを見つけ、「ホームボタンを表示する」をオンにします。
  1. 表示するページをmsn.comに設定
  • 「ホームボタンを押したときに表示するページ」あるいは「ホームボタンに表示するページ」といった入力欄があるため、そこに「https://www.msn.com/」を入力します。
  1. 起動時に開くページの設定
  • 同じ画面、もしくは少しスクロールした先に「Edgeの起動時」という設定があります。
  • 「特定のページを開く」や「これらのページを開く」などのオプションを選び、そこにも「https://www.msn.com/」を登録します。
  • すでにリストに他のページが入っている場合は、不要であれば削除するか、必要に応じてMSNより後ろの順番に回します。

パターンA: 設定画面例

以下のようなイメージの画面レイアウトになっている場合が多いです。実際の画面と若干表記が異なる可能性がありますが、ご参照ください。

項目内容
スタート、ホーム、そして新しいタブEdgeの起動時や新しいタブを開いたとき、ホームボタンなどの設定を行う
ホームボタンを表示するオンにすると、ツールバーに家のマークのボタンが表示される
ホームボタンに表示するページ「https://www.msn.com/」など好みのサイトを設定
Edgeの起動時ブラウザーを立ち上げる際に開くページを設定(複数登録も可能)

このように、Edgeの設定画面で適切な項目を探すのがポイントです。

パターンB: 「外観(Appearance)」メニューにホームボタンがある場合

一部のEdgeバージョンや最新UIでは、設定画面を開いても「スタート、ホーム、そして新しいタブ」という名称がなく、代わりに「外観(Appearance)」などの項目が用意されている場合があります。手順としては以下の通りです。

  1. 設定画面を開く
  • 右上の「・・・」メニューから「設定」を選択します。
  1. 「外観(Appearance)」を選択
  • 左メニューもしくは上部メニューの中にある「外観」または「Appearance」をクリックします。
  1. ホームボタンを有効にし、msn.comを登録
  • 「ホームボタンを表示する」のチェックをオンにし、設定先URL欄に「https://www.msn.com/」を入力します。
  1. 起動時(On startup)にmsn.comを設定
  • 「起動時(On startup)」のメニューが別に設けられている場合は、そちらをクリックして「特定のページを開く」もしくは「特定のページまたは複数のページを開く」を選び、「https://www.msn.com/」を追加します。
  • 不要なページがリストアップされている場合は、そちらを削除または順番を調整しましょう。

ホームボタンが見つからない場合

Edgeのバージョンによっては「詳細設定(Advanced)」や「ツールバーのカスタマイズ(Customize toolbar)」といった名称でホームボタンのスイッチを管理していることもあります。もし「外観」「Appearance」「スタート、ホーム、そして新しいタブ」のどれにも見当たらないときは、「詳細設定」「ツールバー」といったキーワードを探し、さらに項目を開いてみてください。

設定変更がうまくいかないときの対処法

MSNを指定したはずなのに反映されない、ホームボタンがいつの間にか消えてしまったなど、設定がうまくいかない場合は以下の対処を試してください。

1. Edgeのバージョンを確認する

古いバージョンのEdgeだと、設定項目名が新しい手順と異なる可能性があります。メニュー名やタブのレイアウトが大きく変わっているケースもあり、古いチュートリアル通りに操作しても画面が一致しないことがあります。Windows UpdateやMicrosoft Store経由でEdgeを最新バージョンにアップデートしてみましょう。

2. 拡張機能やカスタムテーマの影響を疑う

一部の拡張機能やカスタムテーマがブラウザーの外観設定に干渉している場合があります。拡張機能を一時的に無効化し、ホームボタンやホームページの設定画面を開いて変化があるかを確認してみてください。

3. プロファイルごとに設定が分かれている可能性

Edgeでは、ユーザープロファイルを複数作成し、それぞれで別々の設定を行うことができます。会社用アカウントや個人用アカウントで切り替えている場合、どちらのプロファイルにログインしているかを確かめ、設定変更が反映されていない可能性をチェックしましょう。

4. 既定のブラウザー設定との競合

Windowsの設定で既定のブラウザーがEdge以外になっている場合、起動時にEdgeを自動で呼び出したときにうまく設定が反映されないケースがまれに報告されています。Windowsの「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」から、既定のウェブブラウザーがEdgeになっていることを確認するとよいでしょう。

MSNをホームページに設定した後の活用方法

MSNをホームページに設定するだけでも多くの情報を取りやすくなりますが、さらに便利に活用するためのヒントもいくつかご紹介します。

Edgeのコレクション機能との相性

Microsoft Edgeには「コレクション(Collection)」と呼ばれる機能があり、ウェブ上で見つけた記事や画像を簡単に保存しておくことができます。MSNのニュース記事を見つけたら気軽にコレクションに追加し、後からまとめて読み返すといった使い方ができます。

Microsoftアカウントとの連携

MSNで表示されるニュースの内容やサービスは、Microsoftアカウントでサインインしているとより個人向けにカスタマイズされることがあります。Outlookの新着メール通知があるほか、OneDriveやOffice Onlineへのリンクも使いやすくなるため、Edgeでも常にMicrosoftアカウントでサインインしておくと効率が上がるでしょう。

ホームボタンを活用する理由と注意点

Edgeを操作していて、常にMSNにすぐ戻りたい場合は「ホームボタンの表示」が欠かせません。ホームボタンをオフにしていると、起動時にmsn.comが開く設定になっていても、新しいタブなどを開いた後に素早くMSNに戻る手段が隠れてしまいます。

ホームボタンの表示有無

  • 表示させるメリット: いつでもワンクリックでトップページに戻れる
  • 非表示にしたい場合: ツールバーをスッキリさせたい、ショートカットキーやお気に入りからMSNへアクセスする

とはいえ、ホームボタンを表示してもツールバーが大きく狭くなるわけではないため、基本的にはオンにしておく方が便利と感じるユーザーが多いです。

EdgeのUI変更が頻繁な背景

EdgeはChromeと同じChromiumエンジンを採用しており、Google Chrome同様にバージョンアップの周期が比較的短いのが特徴です。そのため、あるバージョンでは「○○設定」の場所にあった項目が、次のバージョンでは「△△設定」に移動していることが起こりやすくなります。定期的にUIの更新情報に目を通しておくと、予期せぬ変更にも柔軟に対応できます。

MSN以外のページを追加したい場合

MSNをホームページに設定したのち、起動時に他のサイトも合わせて開きたいことがあるかもしれません。Edgeでは「起動時に複数のページを開く」設定が可能です。

複数ページの登録手順

  1. 「設定」を開き、「スタートアップ(起動時)」または「On startup」を選択
  2. 「特定のページまたは複数のページを開く」を選択
  3. 「新しいページを追加(Add a new page)」から「https://www.msn.com/」に加え、たとえば「https://news.google.com/」や「https://www.youtube.com/」など必要なページを加えて保存する

このように複数ページを一度に開く設定にしておくと、起動直後から複数サイトの情報をすぐにチェックできるため便利です。ただし、開くページを増やすほど起動時の読み込み時間も長くなる可能性があるため、自分にとって本当に必要なサイトだけに絞るのがおすすめです。

Edgeの設定を元に戻したい場合

何らかの理由でEdgeのホームページ設定をリセットしたい、あるいは設定ミスが発生してブラウザーが正常に動作しない場合は、Edgeの設定を初期化することも検討しましょう。

設定の初期化方法

  1. 設定画面を開く
  • 右上の「・・・」から「設定」をクリック
  1. 「リセット」または「復元」に関する項目を探す
  • 左メニューの「リセット設定」や「Reset Settings」という項目が用意されているケースがあります。
  • ここで「設定をデフォルトに戻す」などのオプションを選択できます。
  1. 再起動後に再度設定を行う
  • 初期化後に一度ブラウザーを再起動し、もう一度MSNをホームページや起動ページに設定し直してみます。

初期化をすると、拡張機能の設定や保存していたクッキーなども失われる可能性があるので注意が必要です。どうしても不具合が解決しないときの最終手段として覚えておくとよいでしょう。

Edgeを快適に使いこなす追加のヒント

MSNをホームページにしたら、それ以外にもEdgeの便利機能を使いこなすことで、よりスムーズなブラウジングが期待できます。

サイドバーの活用

最近のEdgeには「サイドバー」という機能が追加され、ニュースやツールをサイド画面に表示させておくことが可能です。MSNの内容とあわせ、サイドバーで翻訳やSNSの閲覧、メモなどを同時進行できるため、多タスク派のユーザーにとっては重宝するでしょう。

お気に入り(ブックマーク)の活用

MSN以外にもよく見るサイトがあれば、お気に入りバーに追加しておくとワンクリックでアクセスできます。起動時に必ず開く必要のないサイトでも、お気に入りバーに置いておけば探す手間が省けて便利です。

検索エンジンの切り替え

EdgeではデフォルトでBing検索が設定されていますが、必要に応じてGoogleやYahoo!などに変更することもできます。MSNでニュースを確認しつつ、検索は別エンジンがいいという場合は、設定画面の「プライバシー、検索、サービス」から検索エンジンを切り替えてみてください。

Edgeのホームページに関するQ&A

最後に、MSNをホームページに設定する際によく寄せられる質問と回答をまとめておきます。

質問回答
Q1. MSNをホームページにしたのに、
起動時に別のページが開く
A1. 「起動時(On startup)」の設定が他のページや前回のセッションを復元するように設定されているかもしれません。
起動時の項目を「特定のページを開く」に変更し、msn.comを登録したか再度確認してください。
Q2. ホームボタンが全く表示されないA2. 「外観(Appearance)」や「ツールバーのカスタマイズ」項目で「ホームボタンを表示」をオンにする必要があります。
それでも表示されない場合は、拡張機能が干渉している可能性があるため、拡張機能を一時停止して様子を見てください。
Q3. 複数のページを起動時に開きたいA3. Edgeの設定画面で「特定のページまたは複数のページを開く」を選択し、msn.comに加えてその他のサイトも登録できます。
ただしページが多すぎるとブラウザーの起動が重くなるため、必要最小限に絞りましょう。
Q4. 以前はmsn.comが設定されていたのに、
いつの間にか変更されていた
A4. WindowsアップデートやEdgeのバージョン更新時に設定が初期化されるケースがあります。
再度msn.comをホームページに設定してみてください。必要なら設定をエクスポート・インポートする方法を検討してみましょう。

こうしたトラブルシューティングやQ&Aを踏まえれば、MSNをホームページや起動ページに設定した後でも安心してEdgeを使いこなすことができます。

まとめ: EdgeをMSNに設定して毎日の情報収集を快適に

Microsoft Edgeを開いたときにすぐにMSNのニュースや情報を確認できるようにしておくと、忙しい朝でも効率よく最新のトピックを押さえられます。加えて、ホームボタンを表示しておくとブラウジング中のどのタイミングでもワンクリックでMSNに戻れ、Microsoftアカウントとの連携もスムーズに行えるのが大きな魅力です。
EdgeはバージョンアップのたびにUIが変わりやすく、時には設定項目の呼び方も大きく変化しますが、今回ご紹介した「外観(Appearance)」「スタート、ホーム、そして新しいタブ」「起動時(On startup)」といったキーワードを把握しておけば、迷わずにホームページ設定を行うことができます。
ぜひ本記事を参考に、Edgeをより快適かつ便利にカスタマイズしてみてください。

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