Microsoft Edgeを立ち上げた際に表示されるニュースが、自分の興味や価値観とどうしても合わないと感じるなら、そのニュースを非表示にして快適なブラウジング環境を整えてみませんか?本記事では具体的な設定方法や意外と知られていないコツを丁寧に紹介します。
Microsoft Edgeのニュースを非表示にするメリット
Microsoft Edgeを使用していると、デフォルトで「ニュースフィード」が新しいタブページなどに表示されることがあります。これは一見便利そうに見えますが、人によっては興味のないトピックが並ぶことも多く、「ノイズが多い」と感じてしまうかもしれません。そこで、Edgeが表示するニュースを非表示にするメリットをいくつか挙げてみましょう。
- 情報過多を防ぎ、ストレスを軽減できる
不要なニュースや自分が望まない情報を見ずに済むことで、気持ちを落ち着けた状態でブラウジングを始められます。 - プライバシーの保護につながる
ニュース表示の仕組みとして、Edgeではある程度ユーザーの嗜好データが活用されています。ニュースをオフにしておくことで、日常的にトラッキングされる機会が減る可能性もあります。 - 作業効率が上がる
新しいタブを開くたびにニュースが目に入ると、どうしても気になってクリックしてしまい、作業が中断されがちです。不要な情報を遮断することで、本来の業務や目的に集中できます。
ニュースフィードをオフにする手順
Microsoft Edgeのニュースフィードは主に新しいタブページに表示されるため、まずはその設定を見直すところから始めましょう。いくつかの設定方法を段階的に紹介します。
1. 新しいタブの設定からオフにする
新しいタブを開いたとき、画面右上や右上付近にある“歯車アイコン”をクリックすると、ページレイアウトやコンテンツ関連の設定が行えます。
詳細手順
- Microsoft Edgeを起動し、新しいタブを開く。
- 右上付近にある“歯車アイコン”をクリック。
- 表示されたメニューから「ページ設定」や「コンテンツ設定」を探す。
- 「コンテンツ」「ニュースフィード」などの項目をオフに設定する。
- 例えば、「コンテンツをオフ」「ニュース フィードを表示しない」「背景のみ表示する」など、Edgeのバージョンによって名称がやや異なることがあります。
- 設定画面を閉じる。
- 多くの場合、自動保存となるため、特に「保存ボタン」がない場合でも設定が有効になります。
ここまでの操作で、新しいタブを開いてもニュースフィードが表示されなくなるはずです。もし「ニュースフィードを非表示にする」オプションが見当たらない場合は、Edgeのバージョンを最新にアップデートしてから、再度同様の操作を試してみてください。
2. コンテンツ設定のオプション
新しいタブ以外にも、Edgeの本体設定で「スタートアップ」や「新しいタブの挙動」に関する設定を細かくカスタマイズできるケースがあります。下記の操作でさらに細かい項目を確認してみるとよいでしょう。
- 画面右上の「…(メニューアイコン)」をクリックして「設定」を選ぶ。
- 「スタート、ホーム、そして新しいタブ」または「開始、ホームページ、新しいタブページ」など、類似項目を探す。
- 新しいタブページのカスタマイズオプションを確認し、ニュースフィードの有無や表示項目を再度調整する。
これらの詳細設定では天気や株価など、一部の情報だけを表示するといった柔軟なカスタマイズも可能です。例えば「ニュースを非表示にして、代わりに天気だけ表示したい」など、自分に合った構成を目指して設定を試してみると良いでしょう。
3. カスタマイズされた情報だけに限定する
Edgeでは、表示するニュースのジャンルを選んだり、好みのメディアソースだけを残したりする設定機能も用意されています。「ニュースを完全に非表示にしなくても、興味のある話題だけ表示したい」という方は、ニュースフィードの「パーソナライズ」機能を見直してみてください。
- MicrosoftアカウントでEdgeにサインインしている場合、個人の嗜好データが学習されることがあります。
- フィードに表示されるニュースカードにある「…」メニューから「興味なし」「このソースを表示しない」「このトピックを表示しない」を選ぶと、徐々に不要なニュースが減っていきます。
どうしても偏りが気になる場合は、ブラウザ側でニュースを完全にオフにするのが確実ですが、好みのニュースのみ取得したいときはこういった部分的な調整もおすすめです。
設定変更のコツと注意点
ニュースフィードをオフにするための操作そのものはシンプルですが、EdgeのバージョンやWindowsのバージョンなどによっては細かい表示が異なる場合があります。ここでは設定変更時に知っておくと便利なコツと注意点をまとめました。
バージョンごとの違い
- 旧Edge(レガシー)と新Edge(Chromiumベース)
以前のEdge(通称レガシー版)では設定画面の構成が大きく異なり、Chromiumベースの新しいEdgeに移行してからメニューが整理されています。最新のEdgeをお使いであれば本記事で紹介している手順をおおむね踏襲できるはずです。 - アップデートで名称や配置が変わる
Edgeのバージョンアップによって、設定名称やメニューの位置が予告なく変更される場合があります。歯車アイコン(ページ設定)の配置が若干左右に動いたり、文章表記が異なることがあるので、最新版を維持しつつ、実際の画面表示を確認することが大切です。
Windowsバージョンとの連携
- Windows 10の場合
MicrosoftアカウントでWindows 10にログインしていると、Edgeでも同じアカウントを使う設定になっているかもしれません。ニュースフィードだけでなく、Windows本体の「ニュースと関心事項」と連動している場合もあるので、タスクバーのニュース表示なども不要ならば別途オフにしましょう。 - Windows 11の場合
Windows 11では、エクスプローラーやタスクバーのUIが大きく刷新されています。今後もアップデートを重ねることでEdgeとの連携設定が変わる可能性があります。最新版の情報をチェックしながら適宜設定を調整してください。
ニュースソースのブロック設定
- 特定サイトのブロック
ニュースカードの「…」から「このソースを表示しない」を選択すると、特定のサイトから配信される記事を非表示にすることができます。一部の主要ニュースサイトが不快だと感じる場合は、このオプションを活用しましょう。 - 既にブロックしているのに表示される場合
ブロック設定を行っても、キャッシュや一時データが原因で一時的に同じようなニュースが表示されることがあります。しばらく経ってから再度チェックするか、履歴やキャッシュのクリアを試してみると改善することが多いです。
Edgeのアンインストールが推奨されない理由
ニュースフィードを見たくないばかりに、極端な例では「Edge自体をアンインストールできないだろうか?」と考える人もいるかもしれません。しかし、以下の理由からWindows標準のブラウザであるEdgeをシステムレベルで削除するのはあまり推奨されません。
- OS依存部分が多い
EdgeはWindowsのシステムコンポーネントの一部として組み込まれています。無理に削除すると、一部のアプリや機能が動作しなくなる可能性があります。 - アップデートやセキュリティ面での不都合
Windows UpdateのプロセスにもEdge関連のファイルやライブラリが関与している場合があります。アンインストールが原因で、セキュリティ更新プログラムが正しく適用されなくなるリスクも否定できません。 - 代替ブラウザで十分に対処可能
ニュースフィードが不要なだけであれば、ChromeやFirefox、Safariなど他のブラウザを日常的に使用すれば済みます。わざわざEdgeを完全に消す必要性は少ないのが実情です。
どうしてもEdgeを立ち上げたくないなら、既定のブラウザを他のブラウザに切り替えておくと、通常の操作でEdgeが起動する場面はほぼ無くなるでしょう。
ニュースを完全にブロックしたいときの代替案
「ニュースが煩わしいので一切見たくない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。Edge上の手動設定以外にも、いくつか代替となる対策があります。
他のブラウザへの切り替え
Chrome、Firefox、Opera、Vivaldi、Braveなど、ニュースフィードを最初から搭載していないブラウザや、簡単にオフにできるブラウザは多く存在します。もしMicrosoft Edge特有の機能(「コレクション」や「垂直タブ」など)を特に使っていないのであれば、思い切ってブラウザを切り替えてしまうのも一つの選択です。
管理者やIT担当者向けの制限
業務で多数のPCを管理しているIT部門などでは、グループポリシーやレジストリ設定を使ってEdgeのニュースフィード機能を一括で制限する方法もあります。個人ユーザー向けではありませんが、組織的にニュース配信をブロックしたい場合、ポリシー設定により不要なコンテンツを表示させないようにすることが可能です。
拡張機能やスクリプトの活用
一部のサードパーティ拡張機能やGreasy Forkなどで配布されているユーザースクリプトを使うと、ニュースフィードエリアを強制的に非表示にする手段もあります。ただし、ブラウザの更新により動作が変わるリスクや、拡張機能によるセキュリティリスクも伴うため、あくまで自己責任で導入を検討しましょう。
役立つテクニック一覧表
ニュースフィードをオフにする、あるいは部分的にカスタマイズするうえで役立つテクニックを以下の表にまとめました。参考にして、自分に合ったやり方を試してみてください。
テクニック | 概要 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
新しいタブページ設定 | 歯車アイコンから「コンテンツをオフ」などを選択 | 最もシンプルで確実にニュースを表示しなくなる | Edgeのバージョンによってメニューの配置が若干違う |
ニュースソースのブロック | 記事の「…」メニューから「このソースを表示しない」を選択 | 特定メディアのみをブロック可能 | 完全に反映されるまでタイムラグがある場合がある |
拡張機能やユーザースクリプト | サードパーティのツールを使ってページ要素を強制的に非表示 | 細かなカスタマイズができる | セキュリティや動作不安定のリスクを伴う |
別ブラウザへの切り替え | ChromeやFirefox、Vivaldiなど、他のブラウザを既定のブラウザに設定 | ニュースフィード非搭載や設定が簡単なブラウザも多い | Edge特有の機能が使えなくなる |
組織管理(グループポリシー) | IT管理者がレジストリやグループポリシーでニュース配信を制御 | 大規模環境でも一括設定可能 | 個人レベルでは難易度が高め |
既にある程度パーソナライズして、興味のある記事だけ残す | フィードが不要な方も、一部気になるトピックだけ表示するという選択肢 | 全くの非表示でなく、必要最小限のみ把握することが可能 | 微調整に時間がかかる場合がある |
Edgeのニュースフィードを活用したい場合
ここまで「非表示」にする方法をメインに紹介しましたが、逆にEdgeのニュースフィードを積極的に活用している方もいるでしょう。あるいは「一部のニュースだけはチェックしたい」というニーズもあるかもしれません。そんなときの設定方法を簡単にまとめます。
興味のあるトピックだけを選ぶ
- MSNやMicrosoft Startの個人設定
EdgeのニュースフィードはMicrosoft Start(旧MSN)経由で配信されています。Microsoftアカウントに紐づけられた個人設定画面から、興味のある分野(スポーツ、テクノロジー、エンタメ、政治、経済など)を選択しておけば、比較的自分好みのニュースに絞り込まれるようになります。 - 記事単位での「興味なし」フィードバック
ブラウザ上で記事を確認して「これは興味がない」と判断したら、その都度「このトピックに興味がない」などのフィードバックを送ることも大切です。地道ですが、徐々に精度が上がっていきます。
自動表示を最適化する設定
ニュースタブの歯車アイコンにある「ページレイアウトのカスタマイズ」や「背景のみ」「おすすめ」などのレイアウトを選び、自分が最も見やすい形式に整えることができます。ニュースカードの表示枚数やトップニュースだけの表示設定など、自分の使い方に合った最適化を探してみてください。
まとめ
Microsoft Edgeで表示されるニュースに不快感や偏りを覚えたら、まずは「新しいタブの設定」や「コンテンツ設定」からニュースフィードをオフにするのが最も簡単かつ効果的な対処法です。部分的にニュースソースをブロックしたり、好みの分野だけを表示させたりといった柔軟なカスタマイズも可能なので、自身のブラウジングスタイルに合った方法を選んでみてください。
もしどうしてもEdgeにこだわる必要がなければ、別のブラウザをメインに使う手段もありますし、拡張機能やIT部門のポリシー設定によってもニュース表示を制限することができます。Edgeをアンインストールしてしまうのはシステム的にリスクがあるため、極力設定変更でカバーすることをおすすめします。
適切な設定を行えば、不要な情報に煩わされることなく、すっきりとした環境で効率良くネットを楽しめるはずです。ぜひ今回の内容を参考に、ニュース表示の煩わしさから解放されてみてはいかがでしょうか。
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