Edgeを開くたびに前回のタブや同じ複数ページが出る場合は、[設定]→[スタート、ホーム、新しいタブ]の[Microsoft Edgeの起動時]を確認し、[新しいタブページを開く]へ変更します。閲覧中に広告タブが増える場合や、Windowsへのサインイン直後にEdge自体が開く場合は、確認する設定が異なります。
「勝手にタブが開く」をすべて同期の不具合と考えると、必要な同期やデータまで消してしまいます。まず、いつ・どのページが・どのウィンドウで開くのかを見て、該当する手順だけ進めてください。
タブが開くタイミングで原因を分ける
| 起きるタイミング | まず確認すること |
|---|---|
| Edgeを自分で起動した直後 | 前回のタブの復元、起動時に指定したURL |
| Windowsにサインインした直後 | 再起動可能なアプリの復元、スタートアップ登録 |
| 特定のサイトのボタンや広告を押した後 | サイトのポップアップとリダイレクト |
| 操作していないのに広告ページが繰り返し開く | 拡張機能、別アプリ、通知を押していないか |
| 履歴の中に他の端末のタブ名が見える | 同期で参照できる情報か、実際に新規タブが開いたか |
| 画面は出ないがタスクマネージャーにEdgeがいる | スタートアップブーストなどのバックグラウンド動作 |
例えば、毎朝同じ社内ページ3枚が開くなら起動時のURL一覧、あるサイトで再生ボタンを押すと別の広告が開くならそのサイトの挙動を調べます。最初にこの区別をつけると、全履歴の削除やアカウントの作り直しをせずに確認できます。
Edge起動時に前回のタブ・複数ページが開く場合
- 必要なタブのURLをお気に入りなどに保存し、作業中のフォームを送信・保存します。
- Edge右上の[…]→[設定]→[スタート、ホーム、新しいタブ]を開きます。表示名が違う場合は設定内で「起動時」を検索します。
- [Microsoft Edgeの起動時]で、[新しいタブページを開く]を選びます。
- 前回のセッションを開く設定や、特定のページを開く設定になっていたかを確認します。決まったページが必要な人は、URL一覧から不要な登録だけを削除します。
- 開いているEdgeのウィンドウをすべて通常の操作で閉じ、スタートメニューからEdgeを開き直して確認します。
[現在開いているすべてのタブを使用]に相当する操作で、作業中のページをまとめて起動用に登録していることもあります。選択肢の意味はMicrosoftの起動時設定ガイドで確認できます。
確認中に別のEdgeウィンドウが残っていると、単に既存のブラウザーへウィンドウを追加した場合と、起動時の設定を試した場合を取り違えやすくなります。また、異常終了後にタブを復元するか尋ねられたとき、不要なページを復元すると同じ状態に戻ります。残したいページを確保したうえで、復元の選択も確認してください。
ホームボタンのURLを変更しても、起動時に開く複数タブは変わりません。ホームと起動時の違いはMicrosoftのホームページ変更案内も参考になります。
Windows起動後にEdge自体が自動で開く場合
再起動可能なアプリを復元する設定を確認する
Windowsの終了前にEdgeを使っていた場合、Windowsへの次回サインインでアプリが再起動される設定を確認します。Edgeを起動した後で何のタブを出すかという設定とは、別に扱います。
- Windowsの[設定]→[アカウント]→[サインインオプション]を開きます。
- [再起動可能なアプリを自動的に保存し、サインインし直したときに再起動する]に相当する項目を確認します。
- 自動復元が不要ならオフにします。この変更はEdge以外の対応アプリにも影響します。
- 作業を保存してWindowsを再起動し、何もクリックせずにEdgeの画面が開くか確認します。
MicrosoftもEdgeの自動起動を止める手順として、このサインイン設定を案内しています。
スタートアップに登録されているアプリを確認する
[設定]→[アプリ]→[スタートアップ]を開き、Edgeや、ブラウザーを開く心当たりのあるアプリが登録されているか見ます。不要なものだけをオフにし、一つずつ結果を確かめます。詳しくはWindowsのスタートアップ管理を参照してください。
タスクスケジューラやサービスには更新・保護に必要なものもあります。名前にEdgeやMicrosoftとあるだけで、まとめて停止・削除する操作は行わないでください。何がブラウザーを開いたのか不明なら、表示URLと起動時刻を記録してから絞り込みます。
閲覧中に広告タブが増える場合
ポップアップ許可を見直す
- Edgeの[設定]→[プライバシー、検索、サービス]→[サイトのアクセス許可]を開きます。
- [すべてのアクセス許可]→[ポップアップとリダイレクト]へ進み、ブロックする設定を確認します。
- 許可の一覧に不要なサイトがあれば、そのサイトの登録を削除します。
- 問題が起きたサイトを閉じ、信頼できる別のページでもタブが増えるか確認します。
Microsoftのポップアップのブロック案内で対象範囲を確認できます。利用者がリンクを押して開く新規タブや、ページ内の広告表示まで一律に止める設定ではありません。
通知とタブを区別する
画面の隅に出た通知をクリックした後でページが開いた場合は、サイトの通知許可も確認します。通知はEdgeを閉じた後にも届くことがあります。Microsoftの通知管理手順に従い、送信元のサイトだけをブロックしてください。
「感染した」「今すぐ電話」といったページが繰り返し出る場合は、表示内容に従ってソフトを入れず、そのタブを閉じます。発生元が分かるまでは同じ広告を何度も押して再現させる必要はありません。
ページを閉じても再発する場合
[…]→[拡張機能]→[拡張機能の管理]で、直前に追加したものや、新しいタブ・検索・ページ表示を変えるものを一つずつオフにします。拡張機能を止めた後に再発しなくなったら、設定や提供元の説明を確認し、不要な場合だけ削除します。
Edgeの拡張機能FAQには、既定の検索などを変更する拡張機能について説明があります。広告ブロックという種類だけで原因と決めつけず、追加した時期と無効化した結果で判断しましょう。
同じサイトでなくても勝手な転送が続く、見覚えのない拡張機能やアプリが増えている場合は、利用中のセキュリティソフトでスキャンします。保護ソフトを一律に停止して閲覧を続ける方法は、原因確認のための通常手順に含めません。
同期、管理ポリシー、バックグラウンド動作の確認
[開いているタブ]の同期は、端末間でタブ情報を利用するためのものです。起動時に前回のセッションを開く設定とは分けて確認します。同期がオンであることだけを理由に自動起動の原因と断定せず、まず実際に開いたタブと、履歴などに表示される他端末のタブ情報を区別してください。同期項目はMicrosoftの同期案内で確認できます。
設定を変えられない会社・学校のPCでは、edge://policy を開き、起動時の設定に関する表示を管理者に伝えます。起動時のポリシーでは、指定ページや前回セッションを管理者が構成できます。自分の設定が保存されない場合は、その適用内容を確認します。
画面が出ず、タスクマネージャーにEdgeの処理だけがある場合は、タブが勝手に開く症状とは異なります。スタートアップブーストは起動を速めるためのバックグラウンド処理です。プロセスがあることだけで、広告や同期タブが開いているとは判断できません。
よくある質問
同期を全部オフにすれば直りますか?
起動時に登録したページやサイトのポップアップが原因なら、同期を全部オフにしても目的の設定は変わりません。タブ数を減らすためにお気に入りやパスワードの同期まで止めたり、クラウドの同期データをリセットしたりする必要はありません。
まだ直らない場合、何を記録すればよいですか?
Windowsサインイン直後か、Edge起動直後か、閲覧中かを記録します。続いて開くURL、使用プロファイル、発生直前の操作、止めた拡張機能をまとめます。[ヘルプとフィードバック]→[Microsoft Edgeについて]で更新状態も確認すると、管理者やサポートへ具体的に伝えられます。

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