Microsoft Plannerを使用してプロジェクトの進行を管理する際、タイムラインビュー(ガントチャート)は、視覚的に進行状況を把握するための非常に便利な機能です。しかし、タイムラインビューが表示されない場合、どのようにアクセスするかが不明な方も多いでしょう。今回は、Microsoft Plannerでタイムラインビューを表示するための方法と、注意すべきポイントについて詳しく解説します。
1. タイムラインビューを表示するための前提条件
Microsoft Plannerには、ガントチャート形式のタイムラインビューが表示できる機能がありますが、全てのユーザーがすぐに利用できるわけではありません。まずは、この機能にアクセスするための前提条件を確認しましょう。
1.1 Premiumプランと対応ライセンスが必要
タイムライン(ガントチャート)を利用するには、対象のプランがPremiumであり、利用者本人にPlanner Plan 1などの対応ライセンスが割り当てられている必要があります。Basicプランにはタイムラインビューが含まれません。Planner Plan 1にはタイムラインが含まれ、Planner and Project Plan 3でも利用できます。
1.1.1 プランの種類とライセンスの違い
Basic/Premiumは作成するプランの種類で、Planner Plan 1はユーザーに割り当てるサブスクリプションです。旧Project Plan 1は、2024年4月30日にPlanner Plan 1へ名称変更されました。「Premiumプラン」と「Project Plan 1」を、別々の製品として比較するものではありません。
1.2 Teamsを活用したタイムラインビューの表示方法
Microsoft TeamsのPlannerアプリでも、対応ライセンスを持つユーザーはPremiumプランのタイムラインを利用できます。Teamsで使う場合は、Teamsを含むサブスクリプションも必要です。Teamsを使わず、PlannerのWeb版から開くこともできます。
1.2.1 TeamsのPlannerアプリを開く
Teamsでは「Planner」アプリを開きます。Project for the webとTeamsのProject/Roadmapアプリは2025年8月に廃止され、現在はPlannerを利用します。以前のProjectタブから開けない場合は、Plannerタブで対象のプランを追加し直してください。Projectアプリを新たにインストールする手順ではありません。
1.2.2 Premiumプランを開く・作成する
Plannerの「マイ プラン」から既存のPremiumプランを開きます。新規作成する場合は「プランの作成」からPremiumのオプションを選び、作成後に「タイムライン」を開きます。表示されていない場合は「…」内も確認してください。プランを共有しただけでは全員にタイムラインの利用権限が付くわけではなく、各ユーザーに対応ライセンスが必要です。
2. タイムラインビューを表示するための詳細な手順
Microsoft Plannerでタイムラインビューを表示するためには、いくつかの手順を踏む必要があります。以下に、各ステップを詳細に説明します。
2.1 Microsoft Plannerのウェブ版でタイムラインビューを表示
PlannerのWeb版でも、対応ライセンスを持つユーザーはPremiumプランのタイムラインを利用できます。ライセンスが割り当てられたアカウントでサインインし、「マイ プラン」から対象のPremiumプランを開いて「タイムライン」を選びます。見当たらない場合は「…」も確認してください。
2.1.1 新規作成・ライセンス未割り当ての場合
新規作成する場合は「マイ プラン」から「プランの作成」を選び、Premiumのオプションを選択します。対応ライセンスがない場合は、試用版の開始や管理者へのライセンス要求が案内されることがあります。Premiumを選ぶだけで恒久的な利用権限が付くわけではありません。また、ライセンスの追加と、既存のBasicプランをPremiumへ変換する操作は別です。既存プランを変更する前に、変換条件や影響を確認してください。
2.2 タイムラインビューを使ってプロジェクト管理
タイムラインビューを使用すると、プロジェクトの進行状況を一目で把握することができます。各タスクがどの期間にわたって行われるかがガントチャート形式で表示され、タスク間の依存関係や遅延が一目でわかるため、スムーズなプロジェクト管理が可能です。
2.2.1 進捗状況の把握
ガントチャートのタイムラインビューを使用することで、タスクの進捗状況を視覚的に追跡することができます。タスクが予定通りに進んでいるのか、遅れているのかを確認しやすく、必要な調整が行いやすくなります。
2.2.2 チームでスケジュールの理解を共有
タイムラインを利用できるメンバー間で、タスクの期間や前後関係を確認できるため、スケジュールの認識合わせに役立ちます。Microsoft 365のPlannerのみを使うメンバーも、共有されたPremiumプランで一部のタスク編集はできますが、タイムラインなどの追加ビューには対応ライセンスが必要です。
3. タイムライン機能を利用する際の注意点
タイムラインビューを利用するにはいくつかの注意点もあります。利用する際には、以下の点を意識することが重要です。
3.1 UIの変更に注意
最近、Microsoft PlannerのUIが更新され、タイムラインビューにアクセスするための手順が変更されることがあります。特に、プレミアムプランのオプションが表示されない場合があるため、UIの変更点をチェックし、適切なプランを選択することが求められます。
3.2 表示されない・エラーになる場合の確認
まず、サインイン中のアカウント、対応ライセンスの割り当て、対象プランがBasicかPremiumか、プランへのアクセス権を確認します。「タイムライン」が見当たらない場合は「…」内も確認してください。旧Projectタブを使っている場合はPlannerタブへ切り替えます。解決しない場合は、表示されたエラーメッセージを控えて組織の管理者へ確認してください。アプリの追加やプランの選択だけで、すべてのエラーが解決するとは限りません。
4. まとめ
Microsoft Plannerのタイムラインは、Premiumプランと利用者本人の対応ライセンスがそろっている場合に利用できます。Planner Plan 1にはタイムラインが含まれます。Web版またはTeamsのPlannerアプリで対象のPremiumプランを開き、「タイムライン」または「…」から表示してください。
参考:Microsoft公式資料
Microsoft Planner の基本プランとプレミアム プランを比較する
Microsoft 365 Planner: プランと価格を比較
Planner Plan 1 (formerly Project Plan 1)


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