お店のレジをPOSレジに切り替えてみたいけれど、サポート体制が不安で一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。実際、私も初めてPOSレジを導入したときは設定方法やトラブル時の連絡先がわからず困った経験があります。今回は、導入後も安心して頼れる「Airレジ」「POS+」「Square」「スマレジ」のサポート体制を徹底比較してみました。お店を支えてくれるアフターケアの手厚さを知り、ぴったりのサービスを見つけてくださいね。
導入サポートの重要性と比較のポイント
導入サポートは、POSレジをスムーズに使い始めるうえで欠かせない存在です。たとえ直感的に操作できるとしても、周辺機器の接続方法や会計ソフトとの連携設定など、初めての作業だと戸惑うことが多いもの。ここでは、比較の前に導入サポートでチェックすべき主なポイントを紹介します。
1. チャネルの豊富さ
電話・メール・チャットといった複数チャネルで対応してくれるかどうかは、サポートの使いやすさを左右します。電話がつながりにくいとき、メールやチャットで気軽に問い合わせができると助かります。
2. 対応時間
忙しい店舗の場合、夜遅くまで営業していることもあるでしょう。平日のみサポートだと心もとないですし、365日サポートなら休日にも対応してもらえます。
3. 訪問サポート
初期設定やトラブル対応でどうしても難しいケースでは、訪問サポートがあると安心です。特に初めてのPOS導入で勝手がわからない場合、現地でのサポートは大きな助けになるはずです。
4. サポート費用
無料プラン内でどこまでサポートしてくれるのか、オプションで手厚く受けられるのかなど、費用面もよく確認しておきたいところです。
私自身、初期設定のときにレシートプリンターがうまく接続できず、やむなく業者さんに来てもらった経験があります。その際、追加費用が発生しましたが、やはり直接来て教えてもらうと百聞は一見にしかずでとても助かりました。
Airレジのサポート体制
飲食店、小売店、サロンなど幅広い業種で気軽に導入できることで人気のAirレジ。そのサポート体制を見てみましょう。
オンラインサポート
AirレジではFAQサイトが充実しており、インターネット上で困ったときに自己解決できる方法が用意されています。メールでの問い合わせフォームもありますが、当日中に回答がほしいときなどは少しタイムラグがあるかもしれません。
店舗カウンターでの対面サポート
Airレジが特徴的なのは、全国のビックカメラなど提携先に「Airレジ サービスカウンター」を設置している点です。直接足を運べば、スタッフが対面で導入相談に乗ってくれるため、自分の店舗の状況に合わせたアドバイスを受けやすいと感じました。
電話サポート
電話サポートは平日のみ、もしくは曜日によって対応時間が限られている場合があります。導入前に公式サイトで営業時間をチェックすると安心です。
訪問サポート
公式には大規模な現地訪問サポートのメニューは用意されていないようです。しかし、ビックカメラなどの実店舗カウンターに出向けば、ある程度細かな相談は可能です。どうしても難しい場合は、別途有償サービスなどを検討する必要があるかもしれません。
POS+(ポスタス)のサポート
POS+(ポスタス)は、365日サポートや幅広い業種に合わせた専用機能が魅力のクラウド型POSレジです。そのサポートの特徴を見ていきましょう。
365日サポート
POS+のサポートは年中無休で問い合わせを受け付けています。電話とメールが基本チャネルですが、休日や深夜まで対応している点は、飲食店やサービス業など営業時間が不規則なお店にとって心強い味方となるでしょう。
初期設定サポート
POS+では、商品登録やレジ設定をスタッフが代行するサービスを利用できます。専門スタッフによるサポートなので、導入後すぐにスムーズな運用を始められるのが嬉しいポイント。私も以前、小規模な飲食店を手伝っていた際にPOS+を導入したことがありますが、この初期設定をお願いしたら想像以上にスムーズでした。
現地訪問サポート
必要に応じて全国対応で訪問スタッフが来てくれます。機器の設置やトラブルシュートを直接行ってもらえるため、サービスに慣れていないうちは心強いです。ただし、その分費用がかかるケースもあるので、あらかじめ見積もりで確認しておくと良いでしょう。
トレーニングサービス
POS+は導入後にレジの操作説明会を開催してくれます。新しいスタッフが入ったときや、機能を使いこなせるようになりたいときなど、オーナーにとってはとても役立ちます。システムのアップデートにも随時対応してくれるため、使い続けながら最新版の機能を学ぶ機会があるのはありがたいです。
Squareのサポート
スマートフォンだけでタッチ決済が受けられたり、オンライン決済ツールが充実しているSquare。そんなSquareの導入サポートとアフターケアをチェックしていきましょう。
電話・メール・チャット
Squareは電話、メール、チャットサポートが用意されています。とくにチャットはリアルタイムでやりとりできるため、ちょっとした質問や操作方法をすぐに確認するのに便利です。メールだとタイムラグが発生する場合もありますが、緊急性の低い問い合わせなら十分に対応可能です。
ヘルプセンターの充実度
Square公式サイトのヘルプセンターはマニュアルがしっかり整備されていて、検索すると解決策にすぐたどり着ける場合が多い印象です。導入時はステップごとに解説を見ながら進められるため、一度目を通すだけで大きなトラブルを回避できることも多いでしょう。
訪問サポートの有無
Squareはオンライン完結での導入に強みがあります。そのため、原則として現地訪問サポートは用意されていない傾向があります。ただし、提携している周辺機器メーカーや販売代理店などでサポートを受けられる場合もあるので、必要に応じて問い合わせしてみるのがおすすめです。
スマレジのサポート
iPadやiPhoneで高機能かつ拡張性の高いスマレジ。周辺機器との連携やアプリマーケットでのカスタマイズなど、多彩な機能を備えていますが、サポート面はどうでしょうか。
365日電話・チャットサポート
スマレジは365日体制で電話とチャット対応を行っています。私の知り合いが導入した薬局では、初期設定時にちょっとしたハードウェア不具合が生じたのですが、電話をかけたらすぐに対処方法を案内してくれたそうです。医療機関やドラッグストアなど、週末や祝日も営業する場合は心強いでしょう。
訪問サポートとショールーム
全国にショールームがあり、実機を触りながら導入相談ができます。スタッフから直接レクチャーを受けられるため、利用イメージをつかみやすいところが大きな魅力です。訪問サポートについてもオプションで対応しているようなので、機器設置に不安がある場合は活用するといいですね。
料金プランとサポート
スマレジは無料のスタンダードプランから有料のプレミアムプラン、飲食店向け、リテール向けなど、複数の料金プランがあります。上位プランにするほど充実した機能が使えるうえに、サポートも手厚くなる仕組みです。初めからフードビジネスプランやリテールビジネスプランを選ぶと、業種特化のサポートを受けられて導入がスムーズだと思います。
サポート内容を比較しやすい表
ここでは4社の主なサポート内容を一覧表でまとめました。
POSレジ | 電話サポート | メール/チャット | 訪問サポート | 対応時間帯 | 365日サポート |
---|---|---|---|---|---|
Airレジ | ○(平日中心) | メール中心、FAQも充実 | 対面サポートは店舗カウンター | 平日・時間限定 | ×(365日はなし) |
POS+ | ○(365日対応) | メール対応あり | ○(有償で全国対応) | 年中無休 | ○ |
Square | ○(平日中心) | チャット対応もあり | ×(訪問なし) | 平日・時間限定 | ×(365日はなし) |
スマレジ | ○(365日対応) | チャット+メール | ○(オプション) | 年中無休 | ○ |
どれだけサポートが充実していても、自分のお店の営業時間やスタッフ構成に合わなければ使いこなせません。費用対効果を考えて、無理なく長く利用できるサービスを選ぶのが成功のカギだと思います。
導入サポートで選ぶならどれがベスト?
以上4社を比べると、導入サポートを特に重視するなら「POS+」や「スマレジ」を検討すると良いでしょう。365日サポートがあるうえに、現地訪問にも対応しているため、休日のトラブルや初期設定に不安がある人には心強い存在です。
費用を抑えたいならAirレジ
Airレジはアプリ利用料が無料で導入でき、周辺機器の購入費も最低限で済むのが魅力。店舗カウンターでのサポートもあるため、導入・運用コストをできるだけ抑えたい方におすすめです。ただし、営業時間が深夜にかかる場合や休日対応を期待するなら、サポートの限界がある点は頭に入れておきましょう。
オールインワンとオンライン完結が強いSquare
オンラインツールと組み合わせて、なるべく現地サポートなしにすべてを完結させたい方にはSquareが便利。やや機器接続トラブルに自力で対処する必要はありますが、直感的に使いやすいサービスが多いので、トラブルに遭遇するリスク自体が少なめという印象です。
導入で困った場面とサポートの活用事例
私が飲食店をサポートしていたとき、POSレジ導入初日に周辺機器がうまく動作せず、現金会計しかできなくなる事態がありました。こういうときこそサポートの力の見せどころですが、当時は問い合わせ先を調べているうちに時間が過ぎ、ランチのピークを逃してしまいました。今思えば、サポートの連絡先や営業時間を事前に一覧化しておけば、もっとスムーズに動けたはずです。
POSレジを導入するなら、初期設定からトラブル対応まで「どのチャネル」で「何時まで」連絡できるのかを、事前にしっかり確認しておきましょう。慣れない操作だからこそ、頼れる先があると安心できます。
サポート契約のコツ
1. 初期導入だけ手厚くしたい
導入時だけ有償サポートや訪問対応をつけて、ある程度慣れたら安いプランに切り替える方法もあります。費用を抑えるためには、一時的に手厚い支援を受けてしまうほうが結果的に早いと感じました。
2. 周辺機器の調達先をまとめる
レシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器をPOSレジ提供会社から一括購入すると、セット割で導入サポートが手厚くなるケースがあります。逆に自分でバラバラに機器を購入するとサポート範囲外になりやすいので注意です。
最後に
POSレジは導入してからが本番。しっかりサポートがあると、わからないことが出てきてもすぐに解決し、安心して店舗運営に集中できます。今回比較した4社はどれも実績があり、評判も高いサービスばかり。ぜひ、あなたのお店の形態や営業時間、スタッフ体制に合ったサポート体制をもつPOSレジを選んでみてくださいね。
自社にぴったりのPOSレジを導入できれば、業務効率や売上管理がグッと楽になり、さらなる経営改善も期待できます。
最後に私からのアドバイスとしては、サポートは「いつでも頼れる味方」がいる安心感を買っているようなもの。導入するなら、多少の費用がかかっても手厚いサポートを受けられるプランを検討しておくと、後悔が少ないと思います。
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