Web会議のオーディオ構成6パターンを紹介|状況に応じた最適な構成はこれだ!
コロナショックに伴ってWeb会議の需要が急速に拡大しています。ITを生業にしている筆者はかなりのWeb会議環境を整えました。試行錯誤していく中である程度のおススメのパターンができましたのでご紹介します。
目次
お金をかけない
お金を全くかけなくても、最近のノートPCにはスピーカー、マイク、カメラが付いているのでネット環境さえあればweb会議をすることができます。
メリット
追加の費用が不要、持ち運びが楽
デメリット
ローコストのPCだと、スピーカー、マイク、カメラの性能が微妙で相手の会話が聞き取りにくかったり、聞こえなかったりする
なるべく騒音を立てたくない
PCにヘッドセットを付ける方法です。この方法は、自分の声は周囲に漏れますが、相手の声は周囲には漏れません。複数人いる部屋でWeb会議をする場合にはおススメです。
メリット
価格が安い
マイクが常に口元あるので相手に自分の声が良く聞こえる
デメリット
ヘッドセットを付けていると疲れる、見た目が悪い
衛生面を考慮すると人数分必要
高音質かつ持ち運びが簡単な環境
ノートPC付随のスピーカー、マイクだと音質が悪いから良くしたい、でも持ち運び楽な方がいいという方は、スピーカフォンをおススメします。
メリット
高音質
スピーカーとマイクが一体になっているため持ち運
デメリット
マイクとスピーカーがセットなので、超高音質というわけではない。物によっては、PC付属の物の方が品質は良い場合もある
高音質かつスピーカーとマイクを分離させたい
スピーカーとマイクを分離させて、スピーカーを離れた場所に置いて、マイクを口元にもってくる構成です。快適でコスパがいいので、動かさないのであればスピーカーフォンよりおススメです。音質を重視するのであれば必ずUSB接続の物を選択してください
メリット
スピーカーフォンよりトータルコストが安い上に、音質が良い
スピーカーとマイクが分離しているので自然な感じでWeb会議ができて疲れない
デメリット
持ち運びは困難です。
超高音質構成
オーディオインターフェイスを使って、スピーカーとマイクを接続する方法です。音質的にはピュアオーディオレベルです。音質に拘る方には間違いなくおススメです。
メリット
超高音質で、USBスピーカーやUSBマイクでなく一般の楽器として利用する機器を使うことが可能
入力が殆どのオーディオインターフェイスで2個以上あるので、マイクを2台以上接続することができる
デメリット
持ち運びは困難
オーディオインターフェイスの知識が必要
最強の構成、大人数での会議が可能
最強の構成です。上記で説明したオーディオインターフェイスを使うパターンに、ミキサーを追加したパターンです。ミキサーのトラック数分マイクの個数を増やすことができます。
メリット
超高音質
大人数でも問題なく会議ができる
バックでBGMを流すなどの応用が効く
デメリット
持ち運びは困難
オーディオインターフェイスやミキサーの知識が必要