Web会議のオーディオ構成7パターンを紹介|マイクの複数接続やオーディオインターフェースの活用

コロナショックに伴ってWeb会議の需要が急速に拡大しました。ITを生業にしている筆者もWeb会議環境を整えました。試行錯誤していく中である程度のパターンができましたのでメリットデメリットを含めてご紹介します。

目次

お金をかけない

お金を全くかけなくても最近のノートPCにはスピーカー、マイク、カメラが付いているのでネット環境さえあればweb会議をすることができます。

メリット

追加の費用が不要、持ち運びが楽

デメリット

ローコストのPCだと、スピーカー、マイク、カメラの性能が微妙で相手の会話が聞き取りにくかったり、聞こえなかったりします。

筆者のおススメ

Microsoft Surfaceは安定していてスピーカー、マイク、カメラの性能も良いです。安定してるので繋がらないって話を殆ど聞いた事がありません。流石にハードウェアとソフトウェアの両方をMicrosoftで一元的に作っているだけありますね。

なるべく騒音を立てたくない

PCにヘッドセットを付ける方法です。この方法は、自分の声は周囲に漏れますが、相手の声は周囲には漏れません。複数人いる部屋でWeb会議をする場合にはおススメです。

メリット

価格が安い

マイクが常に口元あるので相手に自分の声が良く聞こえる

デメリット

ヘッドセットを付けていると疲れる、見た目が悪い

衛生面を考慮すると人数分必要

筆者のおススメ

Logicoolのヘッドセットは、安くて性能が良いのでおススメです。

高音質かつ持ち運びが簡単な環境

ノートPC付随のスピーカー、マイクだと音質が悪いから良くしたい、でも持ち運び楽な方がいいという方は、スピーカフォンをおススメします。

メリット

高音質

スピーカーとマイクが一体になっているため持ち運びし易い

デメリット

マイクとスピーカーがセットなので、超高音質というわけではない。機器によっては、PC付属の物の方が品質は良い場合もある

筆者のおススメ

集音が優れているとか何だかんだ言っても結局はマイクの近くで話さないといい感じに声が拾えませんので、スピーカーフォンは複数個が連携できるものにした方が絶対良いです。eMeetは使いまくってますが、正直なところ完璧です。

高音質かつスピーカーとマイクを分離させたい

スピーカーとマイクを分離させて、スピーカーを離れた場所に置いて、マイクを口元にもってくる構成です。快適でコスパがいいので、常設環境であればスピーカーフォンよりおススメです。音質を重視するのであれば必ずUSB接続の物を選択してください

メリット

スピーカーフォンよりトータルコストが安い上に、音質が良い

スピーカーとマイクが分離しているので自然な感じでWeb会議ができて疲れない

デメリット

持ち運びは困難です。

筆者のおススメ

マイクはマランツのコンデンサーマイクです。コンデンサーマイクは煩い場所では不向きですが、静かな部屋であれば抜群の性能を発揮します。カメラは、安定性からLogicoolがおススメです。スピーカーはYAMAHAがコスパ良いです。

created by Rinker
ヤマハ(YAMAHA)
¥8,000 (2024/11/22 18:52:07時点 Amazon調べ-詳細)

超高音質構成

オーディオインターフェイスを使って、スピーカーとマイクを接続する方法です。音質的にはピュアオーディオレベルです。音質に拘る方には間違いなくおススメです。

メリット

超高音質

シンセサイザー等の楽器を接続して使うことが可能

入力が殆どのオーディオインターフェイスで2個以上あるので、マイクを2台以上接続することができる

デメリット

持ち運びは困難

オーディオインターフェイスの知識が必要

筆者のおススメ

オーディオインターフェースは2系統インプットがあるものが良いでしょう。マイクを2台以上にしたときにミキサーが不要となります。

created by Rinker
Steinberg(スタインバーグ)
¥18,480 (2024/11/22 17:20:34時点 Amazon調べ-詳細)

最強の構成、大人数での会議が可能

最強の構成です。上記で説明したオーディオインターフェイスを使うパターンに、ミキサーを追加したパターンです。ミキサーのトラック数分マイクの個数を増やすことができます。

メリット

超高音質

大人数でも問題なく会議ができる

バックでBGMを流すなどの応用が効く

デメリット

持ち運びは困難

オーディオインターフェイスやミキサーの知識が必要

筆者のおススメ

オーディオインターフェースが内蔵となっている機種では、TASCAMが最強でした。


オーディオインターフェースが付いてない場合は、ZOOM(WEB会議システムのZoomではありません)のデジタルミキサーが業界標準でコスパが良いのでおススメします。

360カメラ、スピーカー、マイクがセットになったオールインワン

カメラやスピーカー、マイクの設定や置く場所を全く考えなえたく無い場合は、全てが一式になった製品をおススメします。

メリット

メリットはなんといっても、PCにただ接続するだけでカメラ、スピーカー、マイク、全てが使えてしまう点です。情報システム部門の皆さんには最高だと思います。使えないといった問い合わせが激減します。

デメリット

デメリットとしては、製品が少ないためか割高です。また性能だけを考えるとカメラ、スピーカー、マイクを単体で調達した方が良いです。

筆者のおススメ

筆者のおススメはミーティングオウル プロ です。カメラ、スピーカー、マイクが一体となっているのは当然ですが、マイクが360度となっている点が素晴らしいです。また、AIが搭載されており発言者にカメラがフォーカスするなどWeb会議で有難い機能が満載の製品です。とりあえず買っとけば間違いない製品です。

コメント

コメントする

目次