「無料」の無害化ソリューションの選択は超有効

自治体システム強靭化事業は最終段階を迎えていて、それぞれの立場で慌ただしくしていると思います。

さて、おそらく4月以降に運用が始まっても話題に上がる「無害化」についてです。とにかく無害化をしなくてはインターネット接続系のデータをLGWAN接続系へ取り込んではいけないという鬼要件となっていて、色々な製品や方法そして運用が取り沙汰されては「それで無害化とはいえないよ~」だの「総務省の見解は問題無いのか」という感じでそこら中の自治体で頓着があったと思います。

で結果的に、私の関係している自治体さんでは「Votiro」の導入を決めているところが多いです。これは総務省がVotiroならいいといったスタンスであった事が影響しています。また、イスラエルの製品で日本で無害化の「無」の字も無い時代から開発していたのがアドバンテージになったのでしょう。

しかしながら「Votiro」はひたすら高い!!

無料で導入する選択

さて、無料で無害化をするといった選択はどうでしょうか?
ご連絡をいただいたのですが、「サニタイザー」という無料の無害化製品があるようです。
「サニタイザ―」とは、経済産業省を始め様々な自治体でCIO及びCIO補佐官をやられていた川口弘行さんがプロデュースをしているソリューションです。HPを拝見させていただきましたが、非常にアクティブな方で私も刺激を受けました。

サニタイザーは仮想アプライアンスであり、Officeのマクロの除去やPDF化といった無害化が可能です。素晴らしいのが、一太郎にも対応している点です。川口さんが自治体の中にいて一太郎のニーズが多い事を理解していることが伺えます。「Votiro」では一太郎の無害化は無理です。

詳細については、川口さんのサイトをご覧いただきたいと思います。更新を頻繁にしており、最新版ではかなりの機能を盛り込んでいて、そこらへんのメーカーが作ったものより高機能かつ仕様を公開していますから信頼性があります。評価版もあるので取りあえず検証してみてはいかがでしょうか。なんせ無料です。
http://www.kawaguchi.com/works/?cat=25

まとめ

川口さんのサイトにも書かれてありましたが、税金で無駄な製品を買って欲しくないといったところに私も完全に同意見です

自治体にITに精通した人材が少ないのは、ITコストの適正化ができていない自治体が散見されます。今後より自治体のサービスもデジタル化する中で国は政策として自治体内のIT人材の確保に努めるべきではないでしょうか。

オススメの関連記事

3件のフィードバック

  1. yamaP より:

     これは素晴らしい!!
     おそらく、ほとんどの自治体が一定の費用をかけて無害化処理を考えていただけに、無料というのはすごく心地いい響きだし、特に町村レベルになると無害化のために費用をかけるのも難しいので、これは正に救世主的な存在でしょう。
     でも、総務省の「Votiro」ありきの無害化処理ゴリ押しは酷かったようで、都道府県の多くがかなり苦労したと聞いてます。(それで多くの自治体がVotiroを導入した。)
     このような無害化ツールがあったのなら、それこそ総務省はこちらを推奨するべきだったんではと思います。

    • ittrip より:

      そうですかyamaPさんの回りでも総務省の「Votiro」ゴリ押しといった認識だったんですね。イスラエルの政府機関が採用しているってところが、総務省としてはツボだったのか、なんなのか、、、
      Votiroも文字化けの問題や、全ての拡張子が対応しているわけでは無いといったマイナス面もあるのに、「Votiro」入れればバラ色といった雰囲気がありましたよね。

  2. yamaP より:

     そうですね。
     都道府県の担当者が総務省に呼ばれて、「Votiro」の名前をえらい強調して無害化の話をしたようです。おそらく、多くの都道府県担当者が「Votiro」でないといけないと認識したんではないでしょうか。
     噂ですが「Smooth File」については、総務省に確認したところがあり、ファイル無害化の装置として大丈夫と言われたとも聞いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です