Webブラウザ、Microsoft Edgeの設定で詰まっている方、いらっしゃいませんか?”Officeファイルをブラウザーで開く”という便利な設定について話題を提供したいと思います。この設定は、Web上のOfficeファイルをダウンロードせずにEdgeで直接開くことができます。しかし、ちょっとした落とし穴があるのです。それは、イントラネット上のファイルに関するものです。
イントラネット上のOfficeファイルがEdgeで開けない?
さて、具体的な状況を想像してみましょう。あなたがEdgeを使ってWebサイトを閲覧し、そのページにリンクされたExcelファイルをクリックします。“Officeファイルをブラウザーで開く”がONになっていると、ダウンロードせずにブラウザ内でそのファイルが開きます。素晴らしい機能ですよね?でも、少し落とし穴が待っています。イントラネットのページからリンクされたExcelファイルを開こうとすると、Edge内で開けず、ダウンロードになってしまいます。驚きですよね?だって、同じExcelファイルなのに。
どうすればイントラネットのファイルもEdgeで開けるの?
あなたはかなり困惑しているかもしれません。だって、それはエクセルファイルなのに、場所によって挙動が変わってしまうのですから。でも、安心してください。解決策は存在します。その鍵となるのは、”SharePoint Server”と”Office Online Service”です。これらを利用することで、イントラネット内の共有ファイルもブラウザで開けるようになるのです。
具体的な解決手段は?
では具体的にどうすればいいのか、お話しします。イントラネットではなく、インターネット上のOneDriveのOffice OnlineがHTTPリンクを経由して直接ファイルを取得し、Office Onlineで開きます。しかし、イントラネットのアドレスの場合、インターネット上のOffice Onlineからアクセスできないため、ブラウザで開かずそのままダウンロードになります。つまり、イントラネット上のファイルをブラウザ内で開くためには、そのファイルがインターネット上でアクセス可能である必要があるのです。
補足情報
ちなみに、この仕組みは以下のように動作しています。インターネットサイトのページからExcelファイルを開いた場合、URLが”https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=[ExcelファイルのURL]”となっており、これがview.officeapps.live.comから参照できること(つまり、インターネット上のファイルであること)が前提となっています。
まとめ
Webブラウザ、Microsoft Edgeは便利な機能を多く提供しています。しかし、一方で、その中には少し難解な部分も存在します。今回ご紹介したのは、その一例である”Officeファイルをブラウザで開く”設定についてでした。設定は単純であるように見えて、その裏にはWebの複雑な仕組みが存在します。しかし、その仕組みを理解し、適切なツールを活用することで、より便利に、より効率的に仕事をすることが可能になるのです。
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