Microsoft Edgeで「このページに到達できません」と出たら、別のサイトも開けないのか、特定サイトだけなのか、Edgeだけなのかを最初に確認します。エラーだけではDNS障害とは判断できません。設定のリセットやIPv6の無効化から始めず、URL・通信・ブラウザーの順に原因を絞ると、必要な設定を残して対処できます。
Edgeの「申し訳ございません。このページに到達できません」は、画面下部のエラーコードと、同じURLを開ける範囲を組み合わせて調べます。
画面のエラーコード別に、次の確認を選ぶ
このメッセージは複数の通信エラーで表示されるため、文章だけでは一つの原因に絞れません。画面下部にコードがあれば、そのまま記録します。次はChromiumのエラー定義を踏まえた確認の入口で、各コードから機器やサイトの故障まで確定する表ではありません。
| 表示例 | 意味の手掛かり | 次に確認 |
|---|---|---|
| ERR_NAME_NOT_RESOLVED | ホスト名の解決に失敗 | URLのドメイン部分、他サイト、DNS/VPN/プロキシの条件 |
| ERR_CONNECTION_TIMED_OUT | 接続試行のタイムアウト | 同URLを別ブラウザー/許可された回線で比較、サイトと経路の状態 |
| ERR_CONNECTION_REFUSED | 接続試行が拒否された | サイトの公式案内、接続先URL/ポート、管理された回線の制限 |
| ERR_TUNNEL_CONNECTION_FAILED | プロキシ経由のトンネル接続に失敗 | 現在のVPN/プロキシと管理者の接続要件 |
| ERR_INTERNET_DISCONNECTED | インターネット接続が失われた | PCの接続状態、Wi-Fi認証、ルーター/回線 |
| 証明書・SSL関連の警告 | 上記の一般待機とは別の検証問題 | 端末時刻とサイトの正規URLを確認し、警告を回避しない |
特定のサイトだけで起きても、サイト名とエラー画面だけから閉鎖・危険性・DNSブロックを断定できません。正規のURLと運営元の障害案内を確認し、同じURLが他の信頼できる環境でも失敗するかを比較します。ログインが必要なページは、InPrivateで認証していないこと自体が表示差になる場合もあります。
まず確認する3点と、症状別の進み方
- URLのつづりを確認し、検索結果や公式サイトのトップから目的のページに入り直す。古いブックマークだけが失敗するならリンク先の変更を確認する。
- Edgeで別の信頼できるサイトを開く。次に同じURLを別のブラウザーで開き、結果を記録する。
- エラー画面のコード(例:ERR_NAME_NOT_RESOLVED、ERR_CONNECTION_TIMED_OUT)と、発生時刻、VPN・プロキシの使用状況を控える。
| 確認結果 | 考えられる範囲 | 次に試すこと |
|---|---|---|
| すべてのサイトが複数ブラウザーで開かない | PC・回線・接続認証 | Wi-Fi/有線の接続とWindowsのネットワーク診断 |
| 特定サイトだけ複数ブラウザーで開かない | サイト側障害・URL変更・接続制限 | 公式の障害案内と別回線での結果 |
| 同じサイトがEdgeだけで開かない | 拡張機能・サイトデータ・Edgeの状態 | InPrivateで比較し、必要な範囲だけ設定を見直す |
| 社内回線・VPNだけで開かない | 組織のアクセス制御・プロキシ | 管理者へ記録を渡して確認する |
「アクセスが拒否されました」、証明書警告、HTTP 403などは単純なページ読み込みエラーと原因が異なります。会社や学校の制限を回避したり、警告を無視して接続したりせず、表示された内容に合わせて切り分けてください。
回線やWindowsの接続を確認する
タスクバーのネットワーク表示と、設定の「ネットワークとインターネット」を確認します。Wi-Fiは接続先のSSID、有線はケーブルやルーター側のリンク状態も確認してください。ホテルや公共Wi-Fiでは、接続しただけでは利用認証が済んでいないことがあります。
- Windowsの「ヘルプを表示」のネットワーク/インターネットのトラブルシューティングを実行する。
- 自宅で他の端末も接続できない場合は、ルーターの障害表示と回線事業者の案内を確認する。再起動はメーカー手順に従い、初期化ボタンは押さない。
- 許可された別回線で同じサイトが開くか比較する。会社PCでは業務データを私用回線に流さず、社内ルールに従う。
Edgeだけで起きる場合は、更新・拡張機能・サイトデータを確認する
開いている作業を保存してEdgeを終了し、再度起動します。「設定」→「Microsoft Edgeについて」で更新状況を確認し、更新後に再起動が求められた場合は実行します。不要なタブや重いアプリを閉じてから、同じURLを確認してください。
InPrivateウィンドウで開ける場合は、通常ウィンドウの拡張機能や保存されたサイトデータを疑います。ただし、InPrivateでの実行を許可した拡張機能や組織ポリシーは影響する場合があります。拡張機能は一つずつオフにして比較し、原因が分かったら必要なものを戻します。
キャッシュの削除を試す場合は、最初は「キャッシュされた画像とファイル」だけを対象にします。Cookieやサイトデータを削除するとログアウトや未保存作業の消失が起きるため、対象サイトと影響を確認してから行います。パスワード・お気に入り・すべての閲覧履歴を一括削除する必要はありません。
InPrivateで開ける場合のサイトCookieの限定削除
比較で通常ウィンドウだけが失敗し、対象サイトの保存データを試す必要がある場合は、全サイトのデータ削除の前に対象を絞れます。作業を保存し、そのサイトからログアウトされる影響を確認してください。
- Edgeの「設定とその他」→「設定」→「プライバシー、検索、およびサービス」を開く。
- 「Cookie」→「すべてのCookieとサイトデータを表示」で対象サイトを検索する。
- 対象サイトの右側の展開ボタンから、そのサイトのCookieを削除する。
- 正規のURLから開き直し、必要なら再サインインして比較する。
設定名は配布版や更新で変わる場合があります。見つからなければ設定内の検索でCookieを探してください。InPrivateは許可済み拡張機能が動作し、組織のフィルターも回避しません。そこで開けたことだけで、必ずCookieが原因だとは決めません。
DNS・VPN・プロキシを見直す条件
ERR_NAME_NOT_RESOLVEDなど名前解決を示すコードがあり、URLの誤りやサイト側障害が除外できた場合にDNSを確認します。家庭用PCで以前に設定したVPNや手動プロキシが残っていないかも確認してください。管理された端末では設定値を変更せず、管理者へ問い合わせます。
公開DNSへの変更で直るとは限りません。社内名の解決、フィルター、VPNなどに影響するため、現在の設定を記録せず上書きしないでください。IPv6の無効化やファイアウォール停止も共通の解決手順にはしません。HTTP 400が出るケースはEdgeの400 Bad Requestの対処を確認してください。
管理されたEdgeでは、OSのDNS設定とEdgeのDNS-over-HTTPSポリシーが異なる場合があります。公式のDnsOverHttpsModeではsecureはDoHの失敗時に通常DNSへフォールバックせず、automaticはその動作が異なります。Edgeだけ名前解決が失敗する環境では管理者がポリシーとリゾルバー到達性を確認します。暗号化DNSを一律に停止したり、別のDNSへ無条件で変更したりする対処にはしません。
設定のリセットや修復は、影響を確認してから
Edgeの「設定のリセット」は、スタートページ、新しいタブ、検索エンジン、固定タブ、拡張機能などに影響します。必要なお気に入りの保存と同期状態を確認してから、原因を絞れない場合の候補として使います。お気に入り自体が消えた問題はお気に入りの復元手順を先に確認してください。
修復を試す場合はEdgeを閉じ、Windowsのインストール済みアプリ(Windows 10では「アプリと機能」)からMicrosoft Edgeの「変更」→「修復」を選びます。管理者権限とインターネット接続が必要です。項目が見つからない組織PCは管理者へ相談してください。
直らないときに問い合わせ先へ伝える情報
- 失敗するURLとエラーコード、発生時刻。認証情報や個人情報を含むURLは共有前に伏せる。
- 別サイト・別ブラウザー・別端末・許可された別回線での結果。
- EdgeとWindowsのバージョン、VPN/プロキシの有無、実施した操作。
一つのサイトだけが全端末で開けないならサイト運営者、回線全体なら回線事業者、管理された端末だけならIT管理者へ連絡します。試した設定は記録し、改善しなかった変更を残したまま次々に操作しないことが大切です。



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