Tera Termの設定は単一の画面exportではなく、TERATERM.INIを中心にKEYBOARD.CNF、cygterm.cfg、known_hosts、macroなど目的別fileへ分かれます。Tera Term 5ではdefault configuration folderとencodingがTera Term 4から変わったため、versionを確認せずDocumentsのINIだけをcopyすると設定が戻りません。
結論は「Tera Term 5でSetup → Save setupを実行し、現在使われるconfiguration folderを確認して関連fileをbackupします。移行先では同じmajor versionでRestore setupまたは/F指定を使い、secretを含むfileを分けて検証します」です。
Tera Term 4と5で保存場所が違う
公式manualでは変更した設定は自動でsetup fileへ保存されず、SetupメニューのSave setupが必要です。Tera Term 5のdefault configuration folderは%APPDATA%\teraterm5で、TERATERM.INIはUTF-16 LE BOMです。Tera Term 4の設定fileを使える一方、/Fで指定したINIは自動変換の扱いが異なるため、原本backupが必要です。
- 送信元と移行先のTera Term major/minor version
- 現在読み込まれているTERATERM.INIのfull path
- KEYBOARD.CNF、cygterm.cfg、macro、plugin設定の利用有無
- known_hostsやprivate key等の機密fileを含むか
- 移行先userの%APPDATA%とwrite permission
見た目のfontやwindow sizeだけでなく、terminal encoding、newline、SSH algorithm、proxy、log path、macro startup、key mappingを一覧にします。接続先passwordをINIへ直接保存していないことも確認します。会社端末ではconfig fileの持ち出し可否をsecurity policyで確認します。
移行元でTera Term 4か5か、現在読み込んでいるTERATERM.INIの場所、KEYBOARD.CNF、cygterm.cfg、TTLマクロ、プラグイン、ssh_known_hostsの利用を一覧にします。Tera Term 5の既定構成フォルダーは%APPDATA%\teraterm5で、古いDocuments前提の手順と異なります。画面の見た目だけでなく端末文字コード、改行、ログ、SSH、キーマップを比較項目にします。
export対象を設定種類ごとに分ける
送信元でSave setupを別名fileへ行い、configuration folder全体をread-only backupします。移行先にはまずclean installを行い、起動してdefault fileを生成してからTera Termを終了します。その後、必要fileだけをcopyし、Restore setupまたは/Fで明示的に読み込みます。
current setupを別名保存
Tera Term 5
→ Setup
→ Save setup...
→ export用folder\TERATERM.INI
既存fileを選ぶとoverwriteされるため、version付きの新しいfolderへ保存します。
Tera Term 5のdefault folderを確認
%APPDATA%\teraterm5
例: C:\Users\user\AppData\Roaming\teraterm5
Tera Term 4のDocumentsやinstall directory前提をそのまま使いません。
関連fileを棚卸し
TERATERM.INI
KEYBOARD.CNF
cygterm.cfg
ssh_known_hosts
使用中の *.ttl
plugin固有の設定file
存在するものを全部公開するのではなく、必要性と機密性を一件ずつ分類します。
特定INIで起動test
ttermpro.exe /F="C:\TeraTermConfig\TERATERM.INI"
pathをquoteし、test用copyを読み込んで通常設定へ影響を限定します。
設定を明示的にrestore
Tera Term
→ Setup
→ Restore setup...
→ exportしたTERATERM.INIを選択
読み込んだだけで期待するdefault保存先が書き換わるとは限らないため、再起動testを行います。
移行元でSetup → Save setupを使い、既存INIを上書きしない版付きフォルダーへ保存します。構成フォルダー全体を読み取り用バックアップとして確保し、秘密を含むknown_hostsやマクロは分離します。移行先へ同じメジャー版を導入して一度起動・終了し、既定フォルダーを生成してから、必要な設定だけをRestore setupまたは/F指定で読み込みます。
UTF-16化と自動変換の注意
Tera Term 5はconfiguration fileをUnicode化し、TERATERM.INIとKEYBOARD.CNF.cfgはUTF-16 LE BOM、cygterm.cfgはUTF-8という仕様があります。Tera Term 4のINIをdefault folderで読むと自動変換とbackupが行われる場合がありますが、/F指定fileは同じ扱いではありません。また一部dialog stateはSave setupの対象外です。
- 設定変更はSave setupを実行するまでINIへ自動保存されない
- Tera Term 5のdefault configuration folderは%APPDATA%\teraterm5である
- Tera Term 5のTERATERM.INIはUTF-16 LE BOMで保存される
- /F optionで起動時に使用するsetup fileを明示できる
- macro、keyboard、known_hosts、plugin設定はTERATERM.INIだけでは完結しない
Tera Term 5ではTERATERM.INIやKEYBOARD.CNFの文字コードがTera Term 4と異なり、旧ファイルを既定位置から読む場合と/Fで明示する場合で変換の扱いも同一ではありません。さらに設定変更はすべて自動保存されるわけではなく、Save setupが必要です。INI一つのコピーではマクロ、ホスト鍵、プラグイン固有設定まで完全移行できない点を前提にします。
known_hostsと認証情報を安全に扱う
ssh_known_hostsには接続先情報、macroにはaccount名やcommand、log pathには内部server名が含まれ得ます。private keyやpasswordを設定bundleへ混ぜず、暗号化された承認済み経路で移行します。移行先でunknown host key warningが出た場合、旧fileを盲目的に受け入れず管理者へfingerprintを確認します。
- Tera Term 5でもDocumentsのTERATERM.INIが既定だと思う
- Save setupせずmemory上の設定だけをcopyする
- INI一個でmacroとknown_hostsも移行できると思う
- encodingをtext editorで無断変換する
- 送信元のlog pathやCOM port番号を移行先へそのまま適用する
ssh_known_hostsは接続先情報、TTLマクロはアカウント名や内部コマンド、ログ設定はサーバー名を含み得ます。秘密鍵とパスワードを移行ZIPへ入れず、会社の承認済み経路で別管理します。移行先でホスト鍵警告が出ても旧ファイルを盲目的に信頼せず、接続先管理者が提供するfingerprintと照合します。文字コードを一般エディターで一括変換しないでください。
Save setupから移行先までを検証する
移行先を二回起動し、font、terminal size、encoding、newline、SSH設定、key mapping、macro、log pathをchecklistで比較します。test serverへ接続しhost keyを正規fingerprintで照合し、終了後にdefault configから再起動して設定が保持されることを確認します。
- 同じTera Term versionで意図したINIが読み込まれている
- 再起動後もterminal・SSH・logging設定が保持される
- secret fileを不要にbundleへ含めていない
- 原本backupと移行後のfile hash・encodingを記録した
移行先を二回起動し、フォント、ウィンドウサイズ、端末文字コード、送受信改行、SSH方式、プロキシ、キーマップ、ログ保存先、使用マクロをチェックリストで比較します。テストサーバーへ接続してホスト鍵を正規fingerprintで照合し、ログアウト後に再起動して設定が保持されるか確認します。旧PC側の設定は検証完了まで読み取り専用で残します。
接続testで移行完了を判定する
少数設定だけならclean環境で再設定し、Save setupした方が旧optionを持ち込まず安全です。多数端末へ配布する場合は、個人pathやhost keyを除いたbaseline INIをversion管理し、user固有fileを別channelで扱います。Tera Term 4から5へ移る場合はmanualのmigration差分を必ず通します。
設定が少ない場合は旧構成を丸ごと持ち込まず、Tera Term 5で再設定してSave setupする方が安全です。多数端末へ同じ設定を配るなら、個人パス、ホスト鍵、認証情報を除いた基準INIを版管理し、利用者固有ファイルを別にします。Tera Term 4から5へ移す案件は、公式移行資料の文字コードと既定パス差分を確認してから展開方法を決めます。

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