本記事では、個人のMacBookでMicrosoft 365 Personalを使用しているユーザーが、職場のWindows PCとOneDriveを使用する際に遭遇した問題とその解決策について解説します。具体的には、職場のOneDriveに一度ログインした後、その使用履歴が個人のMacにも表示されるという問題と、それを解決するための手順について詳しく説明します。
問題の詳細
ユーザーは、自宅のMacBookでMicrosoft 365 Personalを使用しています。一方、職場ではWindows PCとOfficeを使用しています。新型コロナウイルスの影響で出社できなくなった際、ユーザーは自宅のMacから職場のOneDriveにアクセスするために、職場のメールアドレスとパスワードを使用してログインしました。その後、必要なデータをダウンロードし、すぐにログアウトしました。
しかし、その後、出社して職場のPCからのみOneDriveにアクセスしても、その使用履歴が「最近使ったファイル」として個人のMacにも表示されるという問題が発生しました。個人のMacを確認しても、アカウントは個人のものだけで、職場のアカウントは存在しません。
解決策の提案
この問題を解決するための提案として、まず、Macの右上にあるOneDriveのアイコン(雲のマーク)から「設定(歯車マーク)」を開き、「基本設定」から「アカウント」を選択します。ここで、職場のOneDrive用のアカウントが存在する場合は、そのアカウントを削除します。
もし上記の手順で問題が解決しない場合、Officeの再インストールを試みてみてください。具体的には、以下の手順を実行します。
- 任意のOfficeアプリを開き、自分のMicrosoft 365 for Macライセンスに関連付けられているメールアカウントでライセンス認証します。
- 問題のトラブルシューティングを行う場合、サインインする前にOfficeを再インストールすることが必要な場合があります。
まとめ
以上、個人のMacに職場のOneDriveの使用履歴が表示される問題とその解決策について説明しました。この問題は、リモートワークが一般化する中で、個人のデバイスと職場のデバイスを同時に使用するユーザーが遭遇する可能性のある問題です。上記の手順に従って問題を解決し、個人のデバイスと職場のデバイスの間で適切なデータ管理を行うことが重要です。
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