新しいOutlookのデスクトップショートカットを作る方法|classicとの違い

新しいOutlookをデスクトップから起動したい場合は、Windowsのアプリ一覧からショートカットを作成します。Windowsキー+Rでshell:AppsFolderを開き、目的のOutlookを右クリックして「ショートカットの作成」を選ぶ方法です。新しいOutlookとOutlook(classic)が両方ある場合は、対象を確認してから作成してください。

目次

新しいOutlookのデスクトップショートカットを作る

新しいOutlookのショートカットは、shell:AppsFolderのアプリ一覧から作成でき、WindowsAppsの所有権変更は必要ありません。

  1. Windowsキー+Rを押し、「ファイル名を指定して実行」にshell:AppsFolderと入力してEnterを押します。
  2. 開いたアプリ一覧で、新しいOutlookの項目を探します。Outlook(classic)がある場合は名前と起動する画面を確認して区別します。
  3. 対象を右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。キーボードでは対象を選択してShift+F10からメニューを開けます。
  4. ここに作成できないためデスクトップへ配置する確認が出た場合は、「はい」を選びます。
  5. 作成したショートカットを開き、目的のOutlookが起動するか確認します。必要なら名前を「新しいOutlook」などへ変更します。

この経路はMicrosoftのアプリショートカット作成手順で案内されています。実行ファイルをデスクトップへコピーする操作ではなく、Windowsに登録されたアプリの起動用ショートカットを作ります。

スタートメニューからドラッグする方法もある

Officeプログラムの公式ショートカット案内では、スタートのアプリ一覧にあるプログラム名をデスクトップへドラッグする方法も説明されています。Windows 11では「すべて」などのアプリ一覧で対象を探してください。検索結果やピン留め領域からのドラッグと、アプリ一覧からの操作を混同しないようにします。

ドラッグで作れない場合は、前述のshell:AppsFolderで対象を右クリックする経路へ進めます。新しいOutlookが一覧にない場合は、ショートカット作成の前に、そのWindowsユーザーでアプリを起動できる状態か確認します。

新しいOutlookとOutlook classicの違い

確認する点新しいOutlookOutlook classic
公式の起動コマンド名olk.exeoutlook.exe
標準的な配置WindowsApps内のバージョン・アーキテクチャを含むフォルダーOfficeのインストールフォルダー
普段のショートカット作成アプリ一覧から対象を選ぶスタートのOfficeアプリ一覧などから対象を選ぶ

両方にOutlookという名前が含まれるため、アイコンだけで選ばず一度開いて確かめてください。Outlook classicを使いたい場合はclassic側の項目から作成し、新しいOutlookのolk.exeへ差し替えないようにします。

outlook.exeやolk.exeの場所を確認したい場合

Microsoftの起動コマンド一覧は、新しいOutlookをolk.exe、classicをoutlook.exeと区別しています。新しいOutlookの標準配置のフォルダー名にはバージョンとアーキテクチャが入り、更新のたびに変わると説明されています。

新しいOutlookの標準配置は、C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.OutlookForWindows_<Version>_<Architecture>_8wekyb3d8bbwe\olk.exeという形です。<Version>等は置き換わる部分であり、そのまま貼り付けて起動できるパスではありません。classicのOffice 365・2024・2021では、標準的なOffice16フォルダー配下のoutlook.exeを確認しますが、実際のインストール先は端末で確かめます。

PowerShellでは登録済みパッケージの場所を読み取る

トラブル報告などで新しいOutlookの配置を調べたい場合は、Windows PowerShellで次の読み取りコマンドを使えます。ショートカットを自動生成する処理ではありません。

Get-AppxPackage *Outlook* | Select-Object Name, Version, InstallLocation

名前にOutlookを含む、現在のユーザーに登録されたパッケージのName・Version・InstallLocationを表示します。複数行あればNameを確認してください。Get-AppxPackageの公式仕様では、既定の対象は現在のユーザーです。結果が空でも、classicの未インストールやPC全ユーザーでの不存在を示すものではありません。

調べたバージョン付きパスへ固定したショートカットは、更新後に古い場所を指す可能性があります。普段の起動用にはアプリ一覧から作成したショートカットを使い、場所を調べる作業と起動方法を分けます。olk.exeという名前だけをショートカットの対象へ書けば、すべての端末で解決できるという前提も置かないでください。

WindowsAppsのアクセスが拒否される場合

ショートカット作成のために、WindowsAppsへ所有権変更やフルコントロールの付与を行う必要はありません。アクセスできない場合は、アプリ一覧から作成する方法へ戻ります。隠しシステムファイルの表示変更や実行ファイルのコピーも、この手順の前提ではありません。

タスクバーから起動したい場合

  1. スタートまたは作成したショートカットから、目的のOutlookを開きます。
  2. タスクバーに表示された起動中のOutlookを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選びます。
  3. Outlookを終了した後もアイコンが残るか、そのアイコンから目的の版が開くか確認します。

Microsoftのタスクバー案内に沿う方法です。デスクトップ上のショートカットとタスクバーのピン留めは別なので、両方を使う場合はそれぞれの起動先を確認します。

サインイン時の自動起動が必要な場合

ショートカットを作るだけでは自動起動にはなりません。必要な場合はMicrosoftのスタートアップ設定手順を確認し、まず「設定」やタスクマネージャーのスタートアップ項目に対象があるかを調べます。

スタートアップフォルダーを使う場合は、Windowsキー+Rでshell:startupを開き、アプリ一覧から作った対象のショートカットを配置します。shell:startupは現在のユーザー向けです。次回のサインインで動作を確認し、不要になったら配置したショートカットを取り除きます。会社管理の端末では組織の設定も確認してください。

ショートカットを作れない・開かないとき

症状確認すること
アプリ一覧に新しいOutlookがないスタートで新しいOutlookを検索し、現在ユーザーでの導入・利用可否を確認
classicが開いてしまう作成元のアプリ名と起動する版を確認して、目的の項目から作り直す
作ったショートカットだけが開かないスタートやAppsFolderから対象を直接開けるか比較
スタートからもOutlookが開かないアプリ本体のエラーを記録し、ショートカットの問題とは分けて確認
更新後に固定パスのショートカットが切れた現在のアプリ一覧から作り直す

アプリ本体が起動しない場合は、表示されるエラーとWindowsの版を記録して、Outlookの公式サポートや管理者へ相談します。アイコンを作るためだけに、Outlookのアカウントやメールのデータを削除する必要はありません。

まとめ

新しいOutlookのデスクトップショートカットは、shell:AppsFolderで対象のアプリを選び、「ショートカットの作成」から配置します。新旧Outlookを区別して起動を確認すれば、WindowsAppsの権限や更新で変わる実行ファイルの場所を直接変更せずに使えます。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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