Outlookの「元のサイズで表示」「オリジナルサイズを表示」が作成中の文字を隠す場合は、まず署名のない新規メールで同じ症状が出るかを確認してください。本文の文字サイズ、閲覧時のズーム、メール一覧のレイアウトは別の設定です。表示を変えたい場所を分けると、関係のない設定を変更せずに確認できます。
「元のサイズで表示」を非表示にできる?確認済み情報の範囲
Microsoft Q&Aの2024年の利用者投稿には、新しいOutlookの作成画面でこの表示が最初の文字を隠すという報告と、署名の作り直し等で改善したという投稿があります。これは利用者の個別報告で、Microsoftがすべての環境に保証する修復手順ではありません。
今回確認したMicrosoftの署名・表示設定の公式資料では、このアイコンだけを恒久的に非表示にする専用手順は確認できませんでした。署名内の画像が必ず原因、ドラッグで消せば必ず直る、将来の更新で必ず修正されるとは判断せず、利用している版と再現条件を調べます。
最初に症状とOutlookの種類を分ける
| 困っている場所 | 先に確認すること |
|---|---|
| 新規作成・返信で文字が隠れる | 署名あり/なし、新規/返信、特定メールだけかを比較 |
| 本文全体が小さく見える | 閲覧ウィンドウのZoom。送信する文字のフォントとは別 |
| 作成する本文の文字サイズを変えたい | 作成時の書式、既定フォント、署名内のフォントを確認 |
| メール一覧や閲覧ウィンドウの配置を変えたい | レイアウトと表示密度の設定を確認 |
Windowsアプリでも、新しいOutlookとクラシックOutlookでは手順が違います。ブラウザーで開いているOutlook on the web/Outlook.comも区別してください。以下は2026年10月3日に確認した公式手順で、提供状況や組織の設定により画面名が異なる場合があります。
署名を消さずに行う切り分け
署名のない新規メールと文字だけの検証用署名を比較し、元の署名を残したまま原因を切り分けます。
- 元の署名の内容を控え、自動追加の設定を確認する。組織指定の署名なら担当者に確認する。
- 未送信の新規メールを作り、署名を挿入しない状態で短い本文を入力する。
- 別名の検証用署名を作り、名前・連絡先など文字だけを手入力する。
- 新規メールでその署名を手動追加し、表示が再現するかを確認する。
- 画像や装飾を一つずつ戻し、どの段階で表示が変わるかを記録する。
- 同じ条件で返信も試し、新規では起きず特定メールへの返信で起きるなら引用本文の違いも記録する。
文字だけの署名では出ず元の署名で再現するなら、署名の構成を見直す判断材料になります。署名を使わなくても出るなら、署名だけの問題とは扱いません。元の署名をすべて削除する必要はありません。
新しいOutlook・Web版で署名を作成する手順
- 設定を開き、アカウント → 署名(Accounts → Signatures)へ進む。
- 複数アカウントがある場合は対象アカウントを確認する。
- 署名の追加を選び、検証用と分かる名前で文字だけの署名を作る。
- 最初は自動追加を設定せず、保存する。
- 新規作成画面のメッセージタブにある署名から手動追加して確認する。
Microsoftの署名の公式資料は、新しいOutlookとWeb版でこの作成・保存手順を案内しています。古い画面では「メール → 作成と返信」に署名があることもありますが、見つからない場合は公式資料で自分の版を選んでください。クラシック版は新規メールの署名 → 署名、編集はファイル → オプション → メール → 署名から確認します。
画像・表を含む署名は単純な構成と比較する
画像だけ、文字だけ、画像と表を含む構成を順に比較します。元の署名を丸ごとコピーすると同じ構成を引き継ぐため、最初の検証用署名は手入力するほうが違いを見つけやすくなります。画像の寸法を指定すればアイコンが必ず消えるという公式保証はありません。
次は画像と連絡先を含むHTMLの構造例です。Outlookの署名欄にHTMLソースをそのまま貼り付ける手順ではありません。画像URL、名前、電話番号は仮の値で、example.comの画像が実際に表示できることも前提にしません。まず組み込みの署名編集欄で作成・確認してください。
<table style="border-collapse: collapse;">
<tr>
<td style="padding: 0;">
<img src="https://example.com/logo.png" width="200" height="50" alt="Company Logo">
</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding: 0;">
<p>担当者名:〇〇〇〇</p>
<p>電話番号:000-0000-0000</p>
<p>Email:[email protected]</p>
</td>
</tr>
</table>
クラシックOutlookの公式資料には、Wordで整形した署名を貼り付ける方法もあります。Wordを使うこと自体が必ず不具合の原因というわけではありません。ただし、問題の切り分けでは複雑な表や装飾を増やす前に、単純な署名との比較を行います。
表示をクリックしてレイアウトが変わった場合
- 送信せずに下書きを保存し、入力した本文を控える。
- 編集中に文字の書式を変えた直後なら元に戻す操作を試す。ただし、表示切り替えが必ずCtrl+Zで戻るとは限らない。
- 表示の問題なら、同じメールを別ウィンドウで開く・閲覧のズームをリセットする等で比較する。
- 署名部分だけなら、元の署名を保存したまま検証用署名を手動追加した新規メールと比べる。
- 作り直す場合は、宛先・件名・本文・添付・引用内容を照合してから送信する。
本文が読みにくいからといって、保存前にメールや署名を破棄する必要はありません。下書きに入っている内容を確認し、表示の倍率が変わったのか、送信される書式が変わったのかを分けて扱います。
メールの文字サイズと表示レイアウトを変更する場合
| 目的 | 新しいOutlook/Webの確認先 | クラシックOutlookの確認先 |
|---|---|---|
| 作成時の既定フォント | 表示設定 → メール → 作成のメッセージ形式。Webは作成/返信の書式を確認 | ファイル → オプション → メール → ひな形およびフォント |
| 読む本文の表示倍率 | 表示 → Zoom。Resetで既定表示へ戻す | 閲覧ウィンドウ等のズームを確認 |
| 閲覧ウィンドウの位置 | 表示 → レイアウト → 閲覧ウィンドウ | 表示 → レイアウト → 閲覧ウィンドウ |
| Webの一覧・密度 | 設定 → メール → レイアウト、表示タブの密度 | Web向け手順をクラシックへそのまま適用しない |
操作の根拠は既定フォントの変更、閲覧ウィンドウとズーム、Web版メールボックスの表示変更です。閲覧のズームは送信文のフォントサイズを編集する操作とは別です。署名の文字だけ違う場合は署名編集欄のフォントも確認します。
プレーンテキストへの変更は影響を確認してから
Microsoftのメッセージ形式の説明では、プレーンテキストは太字等の装飾や本文中の画像を保持しません。画像署名や表を使うメールを切り替える場合は、必要な内容が失われないか確認します。新しいOutlookとクラシックOutlookで選べる形式は同じではなく、RTFを全Outlook共通の回避策として勧めません。
改善しない場合にサポートへ伝える情報
- 新しい/クラシック/Webの別、アプリやブラウザーの版
- 新規作成・返信・閲覧のどの画面かと、表示される正確な文言
- 署名なし・文字だけ・元の署名で比較した結果
- 全メールか特定メールか、別ウィンドウやズームで変わるか
- 宛先や本文の個人情報を隠した画面記録と発生日時
表示の問題に関係する条件が分かれば、署名の構成を直すか、読みやすさの設定を変えるか、再現情報を添えて問い合わせるかを選びやすくなります。確認中は元の署名と下書きを残して進めてください。

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