Chromeを削除・初期化する方法|設定リセット・プロファイル削除・アンインストールの違い

Chromeを初期化したい場合は、設定だけを戻すのか、閲覧履歴を消すのか、PC内のプロファイルを削除するのかを先に決めます。アンインストールとGoogleアカウントに保存したデータの削除も別の操作です。この記事はWindows版Chromeの手順を中心に、消える範囲を説明します。

目次

「初期化」「データ削除」「削除」の違い

目的選ぶ操作残るもの・注意点
検索エンジンや拡張機能などの設定を戻す設定のリセットブックマークと保存済みパスワードは削除されません。完全なデータ消去ではありません。
履歴やCookieなどを選んで消す閲覧データの削除期間と対象を選びます。ダウンロード履歴を消しても、保存したファイル自体は消えません。
このPCの特定ユーザーのChromeデータを消すChromeのプロファイルを削除そのプロファイルのPC内の履歴・ブックマーク・パスワード等が消えます。必要なデータを先に確認します。
Chromeアプリを使わなくするWindowsからアンインストールアプリ削除と閲覧データ削除は別です。Googleアカウントに保存したデータの削除にもなりません。

設定だけを戻す場合は[設定]→[設定のリセット]→[設定を元の既定値に戻す]を選びます。Googleの公式リセット案内では、ブックマークやパスワードを残し、検索エンジン・起動ページ・拡張機能などの設定を戻すと説明されています。

方法1:PC内の対象プロファイルを削除する

準備

まず、残したいブックマークや履歴、保存済みパスワードがないか確認します。削除するChromeプロファイルを取り違えないでください。現在の手順ではChromeの画面から対象プロファイルを削除できるため、隠しフォルダーを表示してGoogleフォルダーを丸ごと消す必要はありません。下のエクスプローラー画像は旧手順の画面例です。

Google Chromeのデータ削除

公式のプロファイル削除手順に沿って、次の操作を行います。プロファイルを消すと、そのPC上の対象プロファイルのブックマーク・履歴・パスワードなどが消えます。他の利用者のプロファイルは削除しません。

  1. Chrome右上のプロフィールを開きます。
  2. [他のプロフィール]の横の[プロフィールを管理]を開きます。
  3. 削除するプロフィールの右上の[その他]→[削除]を選びます。
  4. 対象を確認し、[削除]で確定します。

以下は旧手順で示していたGoogleフォルダーの場所です。Googleフォルダー全体を削除する対象にはしません。Chrome以外のデータまで含む可能性があり、現在は上記の対象プロファイルを選ぶ操作を使います。

C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Local\Google

下図は旧記事のフォルダー表示例です。このGoogleフォルダーを丸ごと削除する操作は行いません。

消去した後の確認

プロフィール管理画面で対象がなくなったかを確認します。下図は旧版の初回起動画面例で、この画面が出ることを必須の判定条件にはしません。Googleアカウントに保存した情報は、再び同じアカウントでChromeへサインインすると使える場合があります。PC内のプロファイル削除だけでクラウドの情報まで削除したとは判断しないでください。

方法2:アンインストールする方法

GoogleのWindows版アンインストール案内では、先にChromeのすべてのウィンドウを閉じます。Windows 11は[設定]→[アプリ]→[インストールされているアプリ]→[Google Chrome]→[アンインストール]、Windows 10は[アプリと機能]から操作します。

閲覧データも削除する選択肢が表示される場合は、残したいデータがないか確認したうえで選びます。下図は旧版の画面例で、現在のWindowsやChromeでは表示が異なる場合があります。アプリを削除しただけで、Googleアカウント内のデータまで消えるわけではありません。

再インストール後も、同じGoogleアカウントへのサインインで保存済み情報が使える場合があります。「元のブックマークが戻った」という結果と、PC内の削除が失敗したという判断を混同しないでください。

Chromeを残して履歴・Cookieだけを消す場合

公式の閲覧データ削除手順では、右上の[その他]→[閲覧履歴データを削除]を開き、期間を[全期間]など必要な範囲にして対象項目を確認し、削除します。履歴だけ、Cookieだけといった選択ができます。Googleアカウントに保存された対象データは、同じアカウントを使用する他のデバイスにも削除が反映される場合があります。

  • ダウンロード履歴を消しても、ダウンロードしたファイルはPCに残ります。ファイルの保存先を別に確認します。
  • Google検索など、他のGoogleサービスのアクティビティは別の管理対象です。
  • パスワード・パスキーの管理はGoogleパスワードマネージャーで確認します。履歴削除だけで消したとは判断しません。
  • 拡張機能が保存するデータも、通常の閲覧データとは別です。拡張機能の設定を確認します。

共用PCでの片付けは、対象のアカウント・プロファイル・保存ファイルを確認して行います。Chromeのデータ削除とGoogleアカウントそのものの削除は別であり、初期化のためにアカウント全体を削除する必要はありません。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • Suface Pro Xを使用しております。2日前にソフトの更新をして今日立ち上げましたところ、Google Chromeのカットメニューを開くと、バーメニューはインストールしているメニューが表示されますが、
    真っ白で本体表示が表示されません。解決方法をご伝授願います。

    • 記事にあるよなプロファイル削除をしてダメであれば、再インストールが早いと思います。

  • 突然のコメント失礼致します。
    職場でchromeを使用している内の2台だけが急に このサイトは安全に接続できません[ERR_SSL_VERSION_OR_CIPHER_MISMATCH]と表示されてGmailにログインできなくなり困っていました。色々調べて、このittrip様の記事にたどり着き、\Googleは削除できなかったのですが、その下の\chromeを削除したところ、無事にログインできました。
    助かりました。本当にありがとうございました。

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