コマンドラインで「md」コマンドの全解説:オプションから使用例まで

Windowsオペレーティングシステムでは、コマンドプロンプトでディレクトリ(フォルダ)を作成する際に「md」コマンド(Make Directory)がよく使用されます。この記事では、この便利な「md」コマンドについて、すべてのオプションを含めて詳細に解説します。

目次

「md」コマンドの基本形

基本的に、mdコマンドは以下の形で使用します。

md ディレクトリ名

このコマンド一行で、指定した名前の新しいディレクトリが作成されます。

実用例

例えば、「Projects」なる新しいディレクトリを作成したい場合:

md Projects

オプションとその使い方

Windowsの「md」コマンド自体は、オプションがほとんどありません。しかし、複数のディレクトリを一度に作成することは可能です。

複数のディレクトリを作成

md dir1 dir2 dir3

このコマンドで、dir1, dir2, dir3という三つのディレクトリが同時に作成されます。

実用例

複数のプロジェクトで使用する共通のフォルダ構造を一度に作成する場合:

md Project1\src Project1\lib Project1\dist

ネストされたディレクトリの作成

ネストされたディレクトリ(サブディレクトリを含む)も一度に作成することができます。

md MainDir\SubDir1\SubDir2

実用例

プロジェクトで特定の階層構造が必要な場合:

md MyProject\Assets\Images

まとめ

この記事では、Windowsのコマンドプロンプトで使用される「md」コマンドについて詳しく解説しました。基本的な使い方から、複数のディレクトリを一度に作成する方法、さらにはネストされたディレクトリの作成方法まで、多角的にこのコマンドを理解できたでしょう。

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